応援コメント

第10話」への応援コメント


  • 編集済

    >ひどく乱暴に自分からなにかが奪われてしまったかのような錯覚。
    のところが印象的で、心にグワッときました。

    ケセオデールが、
    >原因は夫となった従兄、もしくはその性器にあるのだ。
    >いままでの不自然さは彼のせいだったのだ。なにも感じないのは彼の体に問題があったからなのだ。だからこそ、自分はハルコーンの性器に腹立たしさをおぼえたのだ。
    と考えるところ、グラグラと煮えたぎるようなどす黒い苛立ちのような激情を感じました。

    >くしをつかみ乱暴に髪をとかしはじめた。むしゃくしゃする気持ちを髪が抜けるほどにくしにこめた。
    のところ、ケセオデールのむしゃくしゃとした思いが強く伝わってきました。

    もしいま私の目の前にケセオデールがいたら、私はケセオデールの怒気がとても怖いと感じて怯んでしまいそうです。
    ケセオデールの様子に迫力を感じながら、感情移入しながら、引き込まれて読み進めています。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    ハルコーンが戻ってきて、彼と関係を持つことで、ケセオデールは、自分の懊悩の原因を知ることになってさらに悩み苦しみます。
    そういう部分を感じ取ってもらえて嬉しいです。