応援コメント

第9話」への応援コメント


  • 編集済

    >ハルコーンとわりない仲になっていくにつれ、愛が自分をさらってくれると呑気なことを考えていた自分は、ほんとうにねんねだったのだと気付かされただけだった。
    のところ、ケセオデールの気持ちがとても現実的だと感じ、より身近に感じて感情移入しています。

    >まるで、もえぎ色のドレスをきた自分を鏡のなかにみたときとおなじように、なにかがちがう、待て、と。
    のところに、その違和感がいっそう伝わってきて、ケセオデールの思いを感じながら読み進めています。

    ハルコーンが心からケセオデールを心配しているのが分かるだけに、ケセオデールが「ただ、こんなに愛しあっていたら、結婚したあと、その分減ってしまうんじゃないかと思って」とやんわりと誤魔化すところも印象的です。

    ハルコーンはがっつり男性的にケセオデールを求めるけれど、いい人だから、ケセオデールもハルコーンを決して嫌っているわけではないから、突き放せないし、傷つけなくないんだろうなあと思いました。

    ただなにか違うという違和感が強くて、その原因もはっきりとは分からなくて、
    >なにも感じないのはやはり自分に問題があるからだ。
    と悶々ともやもやと苦悩しているんだろうなあと思いました。

    何かがおかしくて、原因がはっきりとは分からなくて、何をどうしたいのか、どうすればいいのか分からない状態は、まるで暗闇の中で正体不明の何かと戦ってるようで、ケセオデール苦しいだろうなあと思いました…! しかもその違和感を抱いているのは自分(ケセオデール)だけで、周りの人たちは普通に順応している様子というのは、ケセオデール辛いだろうなあと…。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    ケセオデールの懊悩を感じ取ってもらえて嬉しいです!