とても楽しく読ませてもらっています
- ★★★ Excellent!!!
解剖実験について調べていた時にたまたまこの小説を見つけました。読んでみると、普段ドラマで見ることの多い手術室の意外な実情、最近増加している救急車関係の問題や失敗談など..実際の現場からの目線で書かれていることで読んでいてとても楽しめました。医師ならではの「ひらめき」といいますか、即座の判断力を活かして他の担当医に相談したり、高次の病院に移したり....見えないところで様々な努力があるのだと気づかされました。(もちろんそうした能力が医師には不可欠だとは思いますが) 私自身、医療の分野に少し興味が沸いてきたような気もします。