ジェームズとマイケル

ペンギン

ジェームズとマイケル

ジェームズ「おいマイケル、昨日ボブがポリにやられたらしいぜ」


マイケル 「はん、ボブの奴最近キャサリンと寄りを戻して、大分調子に乗ってたからな。ざまぁあねぇぜ。これでボブの時代も終わりだな」


ジェームズ「あぁ、ボブがいなくなったことで、これからこのシマは俺らとボブJr、そしてタケダの3グループによる熾烈かつ残酷な争いになりそうだな」


マイケル  「心配ねぇ。俺らにはあいつがいる」


ジェームズ「しかし、あいつはまだ服役中じゃなかったのか?それに俺はあいつをどうも好かねぇ。何考えてやがるかわかんねぇからな。気味が悪いぜ」


マイケル  「問題ねぇ。俺はあいつの弱みを握っている。何かあれば俺が抑える」


ジェームズ「そうか、そいつは頼もしい。マイケル、ところで例のブツはアジトにもう届いたのか?」


マイケル  「あぁ、今頃部下たちがトラックに積んでいるところだろう」


ジェームズ「だがボブもつかまり、ポリのやろうどもこれを機にいつも以上に警戒を強めてくるはずだ。いつものルートじゃあバレちまうぞ」


マイケル  「さっきから心配しすぎだ。全て想定内だ。おまえは黙って自分の仕事をやっていればいい」


ジェームズ「そうか、悪い。この山を越えれば俺らのてっぺんは見えたも当然だからな。何かと神経質になって良くねぇ。そっちの件はおめぇに任せる」


マイケル  「よし、最後の大仕事だ。気ぃ抜くんじゃねぇぞ」


ジェームズ「次会う時は億万長者だな」


ボブ    「そいつはどうかな」


ジェームズ・マイケル「ボブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


つづく


ジェームズ:マイケルの幼馴染

マイケル:ジェームズの幼馴染

ボブ:マヤ街で最も天下に近い男

ボブJr:ボブと前妻との間に生まれた子供, 現在29歳

タケダ:頭脳明晰な日系アメリカ人

あいつ:現在服役中の元プロボクサー

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ジェームズとマイケル ペンギン @kenmori2

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