レビューの効果(2)
レビューは、作者との間に直接パスを作るだけではありません。
その他レビュアーへのアピールにもなります。
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Q.レビューされる作品が、どのように選ばれているか
あなたは知っていますか?
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これは短編と長編で少し事情が異なります。
まず短編ですが、新着情報などに上がった作品がたまたま誰かの目に留まって、その場で読んでもらえることがあります。
つまり、一切レビューをしなくても投稿数をこなすだけで、自分の知名度が上がる可能性があります。
しかし、長編作品の場合は、そう簡単にいきません。
最初に「時間を掛けて読む価値があるか?」が問われます。
これをクリアしない限り、あなたの作品は一ページ目を開いてもらうことすらかないません。
レビュアーが長編を読む場合、既にある程度評価されているか、もしくは自分がよく知っている作者の作品から選ぶことがほとんどです。
過去の実績から「時間を掛けてでも読む価値がある」と判断できるためです。
さて、前置きが長くなりましたが、ようやく本題です。
レビュアーは、馴染みのない作者が書いた作品から探すこともありますが、そのときに作品のランキングや★の数以上に気にするのが、実は相手の活動状況(主にレビュー)です。
あなた以外のレビュアーも、自分のためにレビューをします。
しかもレビュアーの多くは、あなたと同じく「自分の作品を読んでもらう」ことを希望しています。
少し言葉を換えると、「アクティブで自分と仲よくしてくれる人と繋がりたい」と思っています。
その主な判断材料が「レビューの活動状況(レビュー数とその内容)」なのです。
レビュアーはあなたのレビュー活動状況をチェックし、「この人なら仲よくしてくれそうだ(作品を読んでくれそうだ)」と仮判断して、初めてあなたの作品の一ページ目を開きます。
つまり、レビューをする度にあなたの付加価値が上がっていくのです。
このことからも、レビューをしていない人の作品が非常に不利で、あらすじすら読まれぬまま門前払いされてしまう理由が分かると思います。
念のために断っておきますが、レビューをすれば必ず自分の作品を読んでもらえるわけではありません。
あくまで、作品を読んでもらえる小さなチャンスが与えられるだけです。
相手の都合もありますし、当たり前ですが作品の質も問われます。
なお、作者が一切レビューをしなくても、多くの読者に読まれている作品も存在します。
これらはTwitterやFacebookなどのSNSで知名度がある場合がほとんどで、別の方法で努力した結果です。
個人的にカクヨム内でレビューした方が楽だと思っていて、この文章もそのスタンスで書いていますので、SNSでのアピール方法が気になる方は他を当たってみてください。
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