第3話 ココロの真ん中 私と我
私が思うほど、他人は私に関心はない
私の瞳(め)に映る世界と他人の世界は別物なのかもしれない
そんな世界の真ん中で
私と他人と何かが存在している。
幾つもあって 何もない
見えてるようで 何も見えてない
覚えてるようで 何も覚えてない
私を〈 私 〉たらしめているもの
他人にとって他愛のない そんな何か
手の中にある何かで
形があって 色があって
形がなくて 色がなくて
それに名前を付けられるなら
私は 誰にも呼べない名前がいい
それでこそ 私である証
ココロの真ん中 秋霖 @shurin
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