空に浮かぶ都市は外の苛烈な環境から守る揺り籠。そこで赤子のごとき好奇心を宿した眼を通して見た、竜という神性を帯びた存在。無垢な手を伸ばした先で掴むものに、壮大でありながら絞りきった焦点を感じます
瘴気に包まれた地上から逃げ、襲い来るドラゴンから逃げ惑う都市。その現状に、一人の少女が抱いた疑問は、一つの卵によって決断へと変わる。突き動かされた彼女が出会ったのは、人とドラゴンの共存の夢と、この都…続きを読む
瘴気から逃げ、生き延びた一握りの人々。そこへ至る事のできなかった犠牲の上にある生活は、しかし何も変わらず今を維持するだけであった。『生きているだけ』の焦燥感は、贅沢極まりないものなのでしょう。けれど…続きを読む
いつ滅んでもおかしくない世界で、人間はそれでも異種との共存を拒否するのか。という、追い込まれた選択肢の中で、一人の少女がとった一つの行動が、世界にどんな影響を与えるのか。結末がきになります。
近未来ファンタジーの世界観において人と対立している存在であるドラゴンとこれからどのような展開になっていくのか楽しみです、頑張って!
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