応援コメント

第七節 生命の糧。」への応援コメント

  • 昔、ある人から「本当の幸せとは何か?」と聞かれたことがあります。(その人は宗教家ではありませんが、スパルタ上司でした)

    答えは、「愛する人が亡くなっても、笑っていられること」でした。酒の席での戯言ですが、その人は早くに奥さんを亡くされてまして、その時にそう悟ったそうです。

    生ある限り死もまた存在する。ならば、死もまた幸せと思えるならば、それが本当の幸せかもしれない。そんな言葉でしたが、このエピソードを読んで思い出しました(^-^)

    やっぱり士紅くん(ちゃん)いいですね!

    作者からの返信

    小森日和様

    コメント、ありがとうございます。

    貴重なお話しまで添えて下さって、重ねてありがとうございます。
    人は、越えられない何かがあった時、周到に巡らせていた物ではなく、
    それまでに、何を積み重ねて来のたかによって、大きく行き先が変わるものだと思うのです。

    生きている限り、時間は過ぎて行きます。
    その方は、無言で食いしばって積み重ねた結果、
    幸せとは、笑って過ごせる事に行き着かれたのだと思います。

    生き方も、何を積み重ねるのか、何を越えられるのかは、
    人それぞれ、生き方それぞれ、千差万別です。
    禅問答に正解が無いのと同じです。

    私も、美しい事。面白い事。楽しい事。
    それらを感じる事で、救われて生きて来ました。
    何より、ここまで至る全ての縁や、お世話になった方々に救われて生きて来ました。

    なので、
    微力ながら、拙作に触れて頂いた方が、
    何かを感じて貰って、
    大切な事を思い出し、ほんの少しでも
    前を向いて歩き出し、背中を押して差し上げたい。

    拙作を連載し、恥を撒き散らしながら
    「カクヨム」様で諦めた思いを果たそうと思ったのは、
    私が言葉や、出会いによって救われた
    その恩返しが少しでも叶うならと、一念発起したようなものです。

    ・・・その先にある、おこぼれも頂戴したいと言う
    ゲスな思いも、ちゃっかり持ち合わせていますけどね(悪い笑顔)。

    話が盛大にそれましたが、
    本気の塾長に、本音をお伝えする良い機会だと思ったので、
    この場をお借りしました。
    スミマセン!

    何と言いますか、
    正論も、恥ずかしくなるセリフも、士紅(ちゃん)に乗せるとサマになるので便利です。

  • 治癒の魔法がと言いつつ、ちゃんと死の概念も存在する。
    意味深い回です。
    ファンタジーって、死を忘れることも多いのですが、一つの回に相反するような会話があって、この回好きです。

    作者からの返信

    桜雪様

    コメント、ありがとうございます。

    終わりは必要なものだと思いますし、死を知り思うからこそ
    生きて行ける部分がある・・・のかな~とか考えてしまいます。

    一見、不老不死の士紅達ではありますが、
    割りと何も遺せず、あっさり消失するので、
    死と言う現実や、その世界にある最低限の法則は遵守し、人よりも重く深刻に受け止めています。

    もちろん、天貴人の中には得手勝手な持論を展開し、世界観を誇示しています。
    〝連中〟も、命や死を見下す困ったちゃん達です。
    全国大会終了後には、〝連中〟を名指して、名称が付きますので、少々お待ち下さい。

    何と言いますか、無敵は無敵で良いのかもしれませんが、
    アキレスさんのような物がないと、緊張感もなくなるのも、
    何だかな~と思ったのです。

    そうなのです。
    正反対同士を、どうにか繋いでみたくなるのです。
    一方だけでは、決して存在も成立も出来ない。
    互いは互いを呼び合っている。
    妄想って、最高の娯楽だと思います(危険)。