第20話『乱れる麻縄のように(6/8)』
*
「まだよ、まだ息んじゃダメ!」
苦しげに喘ぐイリーナの股間から子宮の開き具合を確認しているアンナが、その声と内股の収縮に弾かれたように叫ぶ。
「ゆっくり呼吸して痛みを逃がすの!」
アンナの叫びにクライフは己がマントを左手で外すと、傍らで注意深く様子を伺っている白百合騎士団の一人に首肯して渡す。
「小さい木切れにこれの切れ端を幾重にか巻きつけて」
「しかしこれは……」
見習いのとは言え、騎士に支給される気高きマントを手に、その女騎士は明らかに戸惑いを見せる。
「構わない。もとよりボロボロだしな。だが、そのマントは獣皮を丁寧になめした表地に柔らかい裏地を縫い合わせた奴だ。手ぬぐいを巻きつけるよりも歯には優しいだろう」
女騎士はクライフの意図を悟った。
まだ息めないということは、息むときが必ず来るということだ。激痛と混濁する状況の中、歯を食いしばる者も多いだろう。そんな歯の保護と、その状況下で間違って舌を噛み切らないようにするために咥える物が必要だと騎士は言っているのだ。
「了解した」
女騎士は短刀で細く長く裂き、己がベルトをきつく折り曲げ切り離すと、それに幾重にも巻きつける。
ベルトを切り離した際にクライフが向けた視線は彼女が彼に向けた視線と同じものだったが、女騎士は苦笑して頷いた。
「これなら、彼女の歯も顎も痛めまい」
口の端にも柔らかく当たるしな、とその女騎士はクライフにそれを手渡す。
「……やっぱり、早いわね」
アンナはイリーナの子宮から羊水と、剥がれ落ちた卵膜が混じり合った出血を確認した。詳しいことはこの当時の出産状況でも明らかにされてはいないが、この下り物を以ってして、半日近く掛かる場合が多い。しかしアンナが娘を産んだときに比べて彼女の子宮の開き具合は早い。彼女が出産する当時の産婆の声いわく、「指まだ三本も入らないよ」とのことだったが、イリーナの子宮口はもう四本分は開いているだろうか。
「明かり、もっと!」
「分かった!」
アンナの言葉に騎士の一人が己が白銀の肩当を反射板の代わりに使い、ランプの明かりを産道に入り込むように当てる。
覗き込むようにしていた騎士が息を呑むのが聞こえる。
「思ったより早い。沸騰させた鍋にナイフをぶち込んで消毒! あと、綺麗な布いっぱい用意して!」
「心得た」
ここから出産まで、経産婦でさえ五時間は掛かる。
積み重なる心労からか、彼女は経産婦以上の早さで子供を産み落とさんとしている。
こんなことが無ければ、もっと安全に生むことが出来たのだろうか。
――いや、これもこの子の最初の試練なんだ。
人生というものが戦いの連続と例えられるなら、産まれ出でる赤子の最初の実戦がこれなのだろう。
「イリーナ、もう少しよ、大きく深く息を……」
クライフは彼女の耳元に顔を寄せると、アンナの言葉を受け継ぐ。
「いいかイリーナ、俺の呼吸に合わせろ。吸気は短く二回、呼気は長く一回だ」
「あぐぅ……!」
「吸い込む息は気にするな、まずは長く息を吐くことに集中しろ」
クライフは過去、己が師匠に痛みを散らせる呼吸法などを教え込まれている。打ち身や捻挫など、様々な状況下で利用できると、他の呼吸法も合わせ、幾多も骨身に染み入るほど叩き込まれた。
「もっと深く吐き出して」
強く握られる手を握り返す。
「まだだ、まだ息むなイリーナ」
子宮内部で締め付けられると、子に悪影響が出ると信じられている。
子宮口が細い産婆の手指で『指五本』になるあたりまではこの苦しみに耐え、体が生む体勢になるのを待つしかないのだ。
すでに数時間が経過している。
長時間の任務にも耐えうる白百合騎士団の中でも、緊張と不安、そして期待に耐えられずに膝を折るものがちらほらと出始める。特に自分に馴染みのある器官が見せる出産という表情に、さしもの騎士といえども人という存在のまだ見ぬ一面に戸惑いと荘厳な胎動を感じずにはいられないのだ。
「貴様は外で夜気を吸って来い。巡回は宿周辺、他のものと代われ」
そんな数人が副団長に促されて外へと出る。
産所が外気に汚染されぬよう、厨房から出て行くのを確認し、副団長がふと目を留める。
「キアラ団長」
厨房で彼女たちと入れ替わりに現れたのは、率先して初期に見回りを買って出たキアラであった。
「……なんということだ」
キアラは呆れたように言う。
副団長が彼女の視線をたどると、磨き上げられた肩当の裏地を外し、反射板のようにランプの明かりを産道に向ける部下の姿である。
「団長」
「いや、構わぬ。本来、我らの力は人を救うためにあるのだからな」
副団長は今回の一件の奥までは知らない。
ただ、知略武勇ともに優れるキアラがこと今回の任務にいたっては実に前向きに諦めを見せていたのが気に掛かっていた。そしてそんな彼女を長く支えている副団長も決して無能な存在ではなかった。硬い刃のようなキアラを柔く包む鋼のように、補佐に勤めていた。
キアラが静かに白熱する産所を伺うと、副団長は静かに場所を譲る。
途端に、キアラの静かな顔に戸惑いと驚き、そして真摯な畏れが垣間見えた。
「出産とはこのように壮絶なものなのか」
「はい」
確かにこれは命がけで命を生み出す行為だろう。
「厨房でナイフが煮られていたが」
「消毒です」
副団長は首肯した。
「へその緒、を切るときに使うのかもしれません」
母子につながる絆である。
それが切られ、赤子は世に個人として解き放たれるのだ。
「副団長……いや、キャサリン」
「はい」
「アゴラの双龍の片割れ、赤龍は死んだ」
「……そうですか」
誰がやったか、聞かない。
「あの騎士、クライフとか言いましたか」
キアラは頷く。
「彼はこの状況の中、身分も立場も渦中に巻き込まれ、どんな気持ちでここまで来たのでしょうか」
「分からん」
キアラは即座に首を振る。騎士を見据える瞳はそのまま、手を繋ぐ妊婦へと向けられている。
「……団長が惚れる相手ですか」
そのニュアンスが男女の仲を示唆するものではないことを、キアラも長い付き合いで感じている。感じてはいるが言葉を選べと言いたい。そんな視線を感じ、副団長も目を外す。
「一目置く、と言え」
「は、しかし、それだけではないのでしょう」
結局、この副団長にはかなわないのだろう。
「確かにな」
キアラは頷く。
騎士という男社会に身を投じ、艱難辛苦にまみれてきたのは他の団員も同じだ。
その草分けとして先んじること二年、キアラは単身そこで戦い抜いてきた。女であることを揶揄されたのは十や二十では足りない。何をやり遂げても「女のくせに大したものだ」と言われ、何か落ち度があれば「女だからな」と諦められ、「女が調子に乗るからだ」と貶められる。それを弾き返す強さがあったのは確かだが、折れそうなときはいつもこの無表情だが芯の強いクライフという……当時はまだ少年に助けられたものだ。どれをどう助けてもらったか、ということはない。彼の飄々とした、泰然自若な雰囲気に、何度惹かれたことだろう。彼自身にはそんな空気を読み取れないところはあったであろうが、キアラは正しく彼に好意を覚えていた。
彼だけである。
キアラをキアラとして見ていたのは。
「……序列百五十四位、剪定騎士団団長見習い、クライフ=バンディエールか」
キアラの呟きに副団長キャサリンはぴくりと眉を動かす。
「剪定騎士団とおっしゃいましたか」
「ん、ああ」
頷くキアラに、キャサリンは「なるほど」と頷き返す。
「何かあるのか」
「ございます」
キャサリンはクライフを視線で差しながら頷く。
「聞かせてもらえるか?」
「……しばらく時間も掛かりましょうから、お暇つぶしにお聞かせしましょう」
妊婦の荒い呼吸を注意深く確認しながら、彼女は話し始める。
これは「剪定」という言葉に対する話なのですが、と前置きし、キャサリンは静かに話し始める。
「これは過去にガレオン総騎士隊長に直接伺った話なのですが」
キアラが入っていた騎士団養成所には、ときおり総責任者のガレオンが姿を現すことがある。視察を兼ねてではあるが、戦乱落ち着いた国土のなかでどの程度の仕事を彼らに任せるのかを推し量りに来ているとの専らの噂であった。
その滞在も半月程と長かった時期があり、キャサリンは一度、中央へと行ったキアラという初の女性騎士の動向を窺いたく、総騎士隊長という雲の上の存在と対話できるこの機会を逃すことはしなかった。
「白百合騎士団がキーリエ様直属の親衛隊であるのはガレオン様も良くご存知でした。正式な序列には加わらない、加えることが出来ない非正規の軍団であると。そこで一人、近衛としてキーリエ様の身を守るキアラ団長の話を伺ったことがございます。総騎士隊長はおっしゃっていました、『彼女は騎士団にはもったいないな』と」
複雑な表情のキアラにキャサリンは苦笑した。
彼女は以前、クライフにも『たくましい奴だ』と言われたことがあるのだ。彼の師匠にそれを聞いたキアラは複雑そうな表情をしていた。今のように。
「厳密に言えば、私設騎士団にはもったいないな、というニュアンスでした。ガレオン総騎士隊長は自分の双剣騎士団に欲しがっていたみたいですから」
「……私が男なら、だろう?」
「それはどうでしょうか。……総騎士隊長自体はそのあたりは気にしない御仁と見受けられましたが。……そうですね、あそこで情けない顔で妊婦の手を握り返す騎士と似ていました。あくまで泰然としていたところが、ですが」
「あいつはそんなに情けない男ではない」
むっとするキアラを宥め、キャサリンは話を再開する。
「私設騎士団の話から、どうやらバレンタイン様も同じように近衛よりも近い私設騎士団を設立したがっていた、という話を聞いたのです」
「領主様が」
「はい。そこで総騎士隊長はこんな話をされました」
キャサリンは手で、大きな気を表現する。
「王というものは、領主というものは、庭師のようであれ……と」
「庭師?」
「以前、バレンタイン様が御友人……今思えばあの片目の老人であるのでしょう、彼に聞いたそうです。『私はこの領土での権力者だが、良い領土にするために必要なのは何か』と。その御友人は、遠く中庭を手入れしていた庭師を指して、『彼の仕事を参考にすればよろしかろう』と仰ったそうです」
キアラは首をひねる。
「庭師、特に作物を育てる者の姿は、国王と似ている。己が国、領土を守るため、育てるためにあらゆる力を注ぐ。それは収穫という名の利益を得、等しく生活するためだ、と。王や領主が尊敬され、権威と権力を得ているのは、まさしくその術に長けているが故に領民から任されているに過ぎないと」
世が世であるが、彼女の言葉、返して言えば片目の老人、そしてひいては国家権力の中枢に座するガレオン総騎士隊長の『指導者の権威』に弓引く発言とも受け取れる言葉にキアラは軽く息を呑んだ。
「庭師は、良い木々を育てるには、まず木々を育てる土壌を豊かにします。豊かにというのは、木々の生い立ちを見て、則したものに調整するということです。肥料や水を大量に与えればいいものではありません、そこを見極めなければいけない」
キャサリンが語る言葉は、彼女のクセが良く出ていた。彼女なりに噛み砕いて理解した話なのだろうことが見て取れる。
「庭師は、決して手入れをせずに木々が美味しい果実を実らせないことを良く知っています。木を苛めても、絞りつくしても、枯れてしまうだけですから」
果実、それは収穫、税や富、領民の豊かさの象徴なのだろう。
「木々が栄えることで、育てる者たちは実を得て豊かになれるのです」
「木々も栄え、枝葉を伸ばすか」
「そうです」
キアラの言葉にキャサリンは頷き、そこで初めて『剪定』という言葉が絡んでくることを示唆しながら一人の騎士に眼を戻す。
「この世に木は一本ではありません。日の光をあまねく受けようと、どの樹木も枝葉を伸ばそうとするでしょう。国の、木々の内外を問わず、いつかは国のために無用な枝葉を切る必要がでてくるでしょう。隣の枝葉が覆いかぶさることもあるでしょう。……『国王、領主が正しく庭師の心得を持つ名君であるならば、被害を最小限に食い止めるため、庭師の使う剪定鋏の如く働く騎士が集いましょう』と、総騎士隊長は遠い目をしながら呟かれました」
キアラは己が心に目を向け、騎士へと再度、瞳を向ける。
「調和、融和、庭師が管理するのは一本の木ではないのかもしれません。しかし、バレンタイン様や側近のガレオン総騎士隊長の中で、『剪定』を冠する事は決して軽いものなのではありますまい」
「序列百五十四位、剪定騎士団団長見習い、クライフ=バンディエール」
キアラはもう一度呟く。
自分のなりたかった騎士とは、どういうものだろうか。
彼の姿を見ながら、キアラはじっと瞳を閉じる。
「――――よし、五本!」
瞬間、アンナの叫びに全員が息を呑む。
キアラも目を開く。
意識を戻し、この場で行われる女の闘いを見届ける必要がある。
「いいかい、イリーナ、吸って、吐いて、息むんだよ!」
アンナの言葉にイリーナは口に件のベルトをくわえながら頷いた。
きつくクライフの手を握り締め、祈るような顔は内出血で目元を赤く滲ませ、汗にまみれた額には髪も毛が張り付いている。
クライフは己が呼吸も彼女に合わせながら祈った。
汗を拭き、握り返し、腹の奥底から震えそうだったが堪え、それでも情けなくも必死の顔で励ます。
「息んで!」
「ん……っ! くぅ……!」
戦いを見守る者の不安とは、このようなものなのだろうか。
クライフは項垂れそうになる。自分は殺傷たらしめる術しか知らない。
――剣で出来ることはあまりにも少なすぎる。
「うぐぅ……!」
イリーナの声無き叫びが響く。
月は高く、そして夜は尚も暗かった……。
ヴェロニカは厨房の奥の小部屋で、一人震えていた。
傍らのオリビアは、そんな彼女を不思議そうな顔で見ていたが、いつしか彼女の隣に座り、寄り添うように頭を預けている。
「なによ、あんた」
「……お姉ちゃん、さみしいの?」
オリビアの言葉が彼女の胸に刺さる。
「まあね、たぶんあたし、死ぬんだわ」
「だめだよ、そんなのさみしいよ」
幼い彼女には、まだ死別の経験は無い。その素直な「寂しい」という言葉に、ヴェロニカは苛立ちと悲しみを覚えた。
「……ねえ、オリビア」
「なあに?」
時間が迫るにつれ、彼女の心の均衡が大きく揺れ動いたのは確かだった。
今、イリーナの出産で慌しい。
それに、ヴェロニカはオリビアの相手をすることを皆は知っている。
数時間迷ったが、彼女はそんな幼女の手を取って立ち上がった。
「私と一緒に、来てくれる?」
「おさんぽ?」
「ええ、そう、お散歩」
ヴェロニカは無表情に頷いた。
「いっしょにいけば、お姉ちゃんはいなくならないの?」
じっと見る幼女の視線に、ヴェロニカは軽く頷く。
「じゃあ行く」
オリビアは握り返すように手を繋いだ。
――死にたくないと思ったら、あの小さな女の子を村はずれの寂れた教会に連れておいで。
耳の奥に残る、青龍の言葉。
出来るはずは無かった。
幼い子供をあの邪鬼のような男に渡すことなど。
そう思っていた。
しかし、なんだ。
自分が死の危機に瀕しているのに、あのクライフは他の女に気を回していて気がつきもしない。一番そばにいて欲しい女がここにいるというのに。
だからしょうがない。
自分の身を守るのは、やはり自分なのだ。
――ごめんね、オリビア。
最後にそう心の中で呟くと、彼女はオリビアの手を引き、そっと宿を後にした。
星は満天と言って良かった。
月も、直上から彼女たちを照らしている。
「ヴェロニカ……」
声をかけてきたのは、ウェンディだった。
「ふふふ、見られちゃったね」
ヴェロニカの表情は、暗くて見えない。前髪が垂れたそこは深遠の闇だ。
彼女が引くオリビアは、悲しそうな顔のウェンディをきょとんとした顔で見つめている。
「だって、しょうがないじゃない。こうしないと、私が死んじゃうんだもん」
感情が篭らない呟きだった。
その底冷えするような、幽鬼のような娼婦に、ウェンディは息を呑む。
「本当なら、誰がこんな役を背負わされていたのかしらね」
「ヴェロニカ、あたし……」
「いいのよ、あなたは、このまま幸せになって」
その瞬間だけ、少しの温かみが込められる。
「いつまでたっても、私は娼婦なんだ。男に翻弄されて、ボロクズのように……」
そして、青龍に伝え聞く毒の効果を思い出す。
醜く、死んでいくのだ。
なら、なんでこの幼女を連れて行こうとしているのか。
「ヴェロニカ、あんた」
ウェンディは彼女の暗い目元から流れるものに気が付く。
「行くわ、じゃあね」
「ヴェロニカ!」
きょとんとした顔のオリビアが、手を引かれて歩き出す。幼女は二三歩ウェンディの顔を見ていたが、少し笑うとヴェロニカとともに前を向き、ゆっくりと歩き出す。
行き先は、山林の先……小川の上流。
ウェンディは崩れ落ちた。
足に力を入れてはいられなかった。
嗚咽が漏れ、ぽたぽたと涙が零れ落ちる。
元娼婦の彼女には、今の状況は飲み込みきれてはいない。しかし、状況に流されるしかない境遇というものには敏感で、強く、そして従順だった。
――いつまでたっても、私は娼婦なんだ。
彼女の言葉が、逆にウェンディの心を深くえぐる。
折れそうなとき、私にはいつもコルムがいた。
彼女には……誰がいるのだろう。
「……ウェンディ?」
後ろから静かに声を掛けられる。
探るような声色は、夫のものだろう。
「今声が聞こえたが……彼女たちはどこに?」
「コルム、私、どうしたらいいの……」
嗚咽する妻の元にしゃがみ、彼はそっと抱きしめる。
「一体何があったんだい? 話してごらん」
白百合騎士団が周囲を巡回しているとはいえ、いまだに危ない手合いが潜んでいるという話だ。夫は妻を全てから守るように抱え、立ち上がらせる。
ウェンディは夫の胸に顔を埋め、その暖かさに安堵し、この温もりが彼女にも必要なことを悟り……意を決した。
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