第9話

私の予想どうり、このクラスはとても楽しかった。クラスの中で、10人規模の上位グループが出来た。嬉しいことに、私もその中の1人だった。だから、彼と関わることも増えた。


毎日、早く学校へ行きたかった。ずっと、帰りたくなかった。


でも。

そんな有頂天だった私。

ずっとこんな楽しい毎日が続くと思ってた。


彼は、クラスの人気者。当然、女子からも好かれていた。


ある日、男子がいつもよりザワザワしていた。

どうやら話のネタは彼の事らしい。

聞いてみると、

「おい、あいつ部活の先輩と付き合ったらしいぞ!」


「え、、、」


でも、私にとやかく言う権利は何もない。

無理やり作った笑顔で、

「おめでと。」


「おう。ありがとな。」


泣きそうになってしまった。

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片想い中の私。 コトリ。 @kotoringo2001

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