◇2.赤の左目に宿りし能力


「ちょ、ええええっ!? 前回と全然違うくね!? もっとてめぇ派手にやってただろ!?」

『あれはgameゲームを盛り上げるため。わたくしの初回サービスの演出でございました。ご安心を』


「正直に、ちょっと面倒臭くなっちゃったの? 雑―、じゃないかしら?」

『いいえ、これが通常です。ちゃんとAdaptアダプト:適応はされていますので。ご安心を』


「ここにいないMemberメンバー達はどうなっているんだい?」

『今それぞれいらっしゃる場所で同じこの現象が左手首で起こったことでしょう。ご安心を』



「ってか、物凄く急に暑いと思うの、僕だけ?」



 四人の視線が集まった先。誠也せいやの顔はてかり額から一筋の汗を流している。次第に四人も体感温度の変化を感じ始める。極めつけに、ミーンミーン、とある季節の風物詩と誰もが分かる鳴き声が耳の奥に届いた。


「はっ!? えっ!?」


 ゆうは激しい勢いでガラパゴス携帯を開く。画面に浮かんだ数字を見て深めに瞬きを繰り返したが、どうやら見間違えではないらしい。


「七月一日って、時間進んでないっ!? 夢?」


 優の画面を覗き込んだ真也しんやが驚嘆した。


『シン様、夢ではございません。gameでございます。第二の物語、テーマは未来の夏。今回の物語からは現世ベースに現世、ではなく現世ベースに未来がAdaptされます。通常のゲームで考えますと次のステージへと進んだと言うことですから、あなた達の戦闘能力もレベルアップ致しておりますが、それに比例し敵の戦闘能力も向上していると考えて下さい。今ステージの予想ボスはDark Rダークアール。ブックの中からシン様のお話、お聞きしておりましたが、まだこちらでもDark Rの明確な情報は残念ながら掴めておりません。ですからシン様の言っている見たことがないと言うのは真実である可能性もなきにあらずでございます』

「まだっつーか、真也の時だって結局掴み切れてなかったじゃねぇか」

『そして』

「無視かよ!」


 歯をギリギリと言わせる優を見て見ぬ振し、フォールンは続ける。


『致死についてもルールが変更されている可能性がございます』

「致死?」


 眉を潜めた仁子ひとこに誠也と輝紀てるきが同感している様子だ。


『まだ詳しく申し上げられておりませんでしたが、あなた達が敵から攻撃を受けた際に死に至る可能性です。第一の物語ではバトルフィールド内で受けた攻撃による傷や痛みはAdaptが解けた際、ほぼ完治に近いような状態になっていたかと思うのですが、あくまでもそれは第一の物語のルールであったと考えて欲しいとOrganaizerオーガナイザー:主催者からの重要な伝言です。Battle clothesバトルクローズを身に纏っていても油断はせず、くれぐれも注意をして下さい。調子に乗ってフィールド内で無茶な戦いかたをし、大きな傷をおったならば……お分かり頂けますね? 全ては』

「“game”ですから、だろ。どーせ!」


 うんざりとした優に対し、フォールンはえっへんと、小さな右拳を自身の胸にポンッと軽く叩きつけてみせた。


『正解っ。よく出来ましたねぇ様。百点満点でございますよ~』

「へいへいそりゃどうもって、おい! リーダーじゃねぇわ! って、この前誰かにも言ったな」

白草しらくさくんよ」

「くそデジャブ」

『なんせ人数も多いものですから、指揮を取る人間がいたほうがこの先々にとってもよいでしょう。情報共有等もリーダー発信にすれば漏れも少なくなるでしょうし。今日だって現に全員は揃っていないのですから。だからやって下さい、リーダー』

「ざけんな! どう考えても俺じゃねぇだろ。誠也か先輩が適任だぜ」

『いいえ。あなたが適任なんです。“赤い左目”を持っているのですから。子どもじゃあるまいし、言うことを聞きなさい』

「そうだ、フォールン。優くんのそれって一体何なの? リーダー適任に値する、正当な理由になるものなんでしょう?」


 いがみ合う優とフォールンの間を割ったのは誠也。フォールンはページの上をするんと滑るようにして進むと、数枚捲り上げる。小さな手が止まったページには茶色く滲んだアルファベットの綴り文字。


「“Seeing Throughシーングスルー”……って、何だよ」

『直訳すると“透視”。ユウ様の左目に宿っている能力の名称です』


 誠也がブックを拾い上げる夢から始まり、第一の物語で幾度となく発生した左目の奥を突く痛み。それに伴い映しだされる優にしか見えぬシーンの数々。


『Organaizerの調べですが、Seeing Throughの目。因果に纏わる出来事や、その目を通して見た者の気持ちなどを映像化することが出来る能力。この能力をユウ様が血を引かれている“Hot Heart Crystalホットハートクリスタル”の所有者が宿していたと言うことが判明しました。その能力が引いた血の中に残っていたため、そのままユウ様へ受け継がれたのだと推測します』


 優はACAdapt Clockに刻まれている“YU=HOT”の文字を目に映す。


 覚醒したCrystalクリスタル。引いている“HOT”の血。今自身の体内を巡っている血液とが混じり合いズルズルと血管の壁をなぞるように流れるリアルを想像し、軽い吐き気をもよおす。


「疑問なんだけど、HOTのCrystalを所有していた者は、例の五百年前の四月一日に勃発したCrystal宮殿事件をその目を活用して未然に防ぐことは出来なかったのかい」


 鋭さを持つ輝紀の質問に、仁子の目は微動する。


『恐らくですが、“”、または“”のどちらかではないでしょうか。その能力を使用しなかったとは考えにくいですし、デッドに何らかの工作を施された可能性は十分あるかと考えます。変な話、ホットに見えていたのなら、あなた達が今ここでわたくしの話を聞いている状況は起こらなかったでしょうからね』


長い息をつき一旦休憩をするのかと思いきや、フォールンは続けた。


『シン様、及びDark Aダークエーの背負う黒のマントに刻まれていた“見捨てられた”の意味を象徴する“A”のアルファベット。これは斬り刻むべき“A”でした。もしも、ユウ様がSeeing Throughの目を引き継がれていなければ、第一の物語で漆黒に染められたシン様を救い出せずゲームオーバーになっていたかもしれません。ユウ様が見えていることは奇跡なのです。尚、この先のgameでも“R”・“K”そして、“D”を見なければいけない確率は極めて高い。リーダーに適任だと言うこと、これでご理解頂けましたかね?』

「なるほどな、過去の責任を負えって? ホットが防げなかったデッドの起こしやがった大惨事を、今度こそ、そのひとみで防いでみやがれってとこか」


 額から汗を垂れ流しながら、優はフォールンをギロリと睨みつけ口角をにやりと上げる。そんな表情の優にも動じず、フォールンは愉快そうに微笑んだ。


『さすがはリーダー。やっぱり百点満点ですね』


 真也が身体を伸ばし、エアコンのリモコンを手に取る。徐々に涼しい空気に包まれ始めた部屋に一同の心は一旦落ち着いた。


『それでは、またいつも通り長ったらしいわたくしの話も最後でございますから、我慢なさって聞いて下さい』


 フォールンは、バラッと該当のページを開けた。露わになったのは初めから存在している二つのCrystalだ。


 ひとつは全体的に透明なフォルムで中央に藤紫色の色素が埋め込まれている“ Clearクリアー Mindマインド Crystal”、もうひとつは形状の半分が透明、もう半分が若竹色に染められている“Snuggle スナグル Heartハート Crystal”。


『この二つ、“透明な心・クリアー”と“寄りそう心・スナグル”。そして、シン様がデッドにDark Mentersダークメンターズへと誘われた六年前との関係についてでございます』

「やっぱり、俺達より前にこのgameに参加してるやつらがいるって確定したのか?」

『完全とは言い難いですが、シン様がDark Aであることから解放されただけでなく、お持ちの漆黒のACを黄色に染めBright Mind Crystalブライトマインドクリスタルを覚醒させた。シン様が選ばれし者であったことからOrganaizerはその可能性を強く示唆しております』


 ブラックカラーに染まっていた真也のACは優達と同じ純粋な透明色へと姿を変えた。時計の文字盤の上部には“SIN=BRIGHT”とAdapt Nameアダプトネームと共に覚醒させたCrystalの名称が表記されている。


『シン様は恐らく、デッドに染められた六年前にこのgameへの参加も可決されていた。それと同時にDark Aの名だけでなくAdapt Nameである“SIN”の名を付与されていたと考えられます。Organaizerが今挑んでいるgameのあるじとなり、わたくしをこの本の仲介人の精霊として雇う以前、つまりシン様が参加を可決された六年前、もしかするとそれよりもっと前からデッドの封印は解かれていて、クリアーとスナグルの血を引く者達が招待されたgameを受け入れ、集めなければならない十五のCrystalの収集に挑んでいたと言う仮説が立ちます。ただ……』


 フォールンの声のトーンが明らかに落ち込んだ。左人差し指を折り、口元に当てたまま言葉を詰まらせている。その詰まらせた言葉の先には知らぬが仏である憶測が潜んでいるのであろう。


「フォールン。言って」


 静けさに耐えかねた仁子がフォールンの顔を覗き込みながら促した。


『……Organaizer曰く、気をほとんど感じないそうなんです』

「き?」

『はい。生命の気です』

「せいめいの……え!」


 周囲の四人より理解に通ずるのがワンテンポ遅れた真也が上げた声は、無駄に大きく響いた。真也は動揺し優の両肩を後ろから掴むと、ピタっと身体をひっつける。


「それって、まさか死んじゃってるってこと!?」

『その可能性は大いにあります。Organaizerはもちろん、この二人を探しております。皆様にとっても仲間が多いに越したことはない。何よりgameを先に始めているのならOrganaizerやわたくしの知り得ないデッドの動向について情報を握っているでしょうし、強い味方になるに違いないと考えていらっしゃいますから』

「真也くんは特例とするとしても、どうしてその二人と僕達のgameへの参加可決の時期が違うんだろうか。そもそも、“時がきた”のは今ではないと。状況の覆り?」


 鋭敏に切り込む輝紀。フォールンは目を細くしながら肩を竦めた。


『いいえ。Organaizerはこう考えています。デッドが六年以上前から封印を解いていた仮説が立った今、デッドにとってその二人に対する“時”とあなた達に対する“時”の時期が違っているのではないかと』


 優は天井のほうに向けていた焦点をフォールンに合わせた。


「あー、要は、俺達の参加は今じゃねぇとダメで、そいつら二人の参加はその時じゃないとダメだった理由があるんじゃねぇかって言いてぇのか」

『その通りにございます。先程申しました通り微弱ですが気は感じられるため、諦めずわずかな希望にかけて探し続けていくとOrganaizerは申しております。クリアーとスナグルについては新たな手がかりが掴めましたらお知らせ致します。あっ、もうひとつ、本当の最後! 覚醒したかたがたの新たな戦闘能力について周知しておきます』


 フォールンはブックを膝に乗せてくれている誠也の左手首に近寄りACの右サイドをコンコンっと二度小突く。するとそこから小筒にされた用紙が飛び出してきた。


「びびったー! 何だよそれ」

『あれ? 存じておりませんか? ACの説明書です』


 優は大きく口から息を吸い込み、鼻から静かに吐き出していく。フォロワーとの初戦前に自身の勤めるガソリンスタンドの店内ブースで見つけられなかったそれをようやく拝むことが出来た。しかしまさかそんなところに潜んでいたとは。翼が見つけられなかったのは致しかたないと、優は苦い笑みを浮かべた。


『第一のgameでCrystalを覚醒させたユウ様、セイ様、ナリ様、シン様の四名には戦闘時に使用出来る新たな能力が追加されているそうです。この能力の名称を“覚醒付随能力かくせいふずいのうりょく”と呼びます。使用には体力を多く消耗してしまうようなのですが、使いかたによってこの先の戦いを優位に進めやすくなり、水晶が本来持つ力の中からピックアップされた【守護・浄化・強化】三つのパワーのいずれかにちなんだ能力となっているとOrganaizerからの言伝でございます。今はこのように既存の説明しか記されておりませんがバトルフィールドでこちらをご覧頂くとWeaponウェポン:武器名が記されているその下に使用方法が追記されているはずです。先程申したように第二の物語は次のレベルのステージです。ぜひ上手くご活用下さい』


 お終いの合図であろう。フォールンが片目を瞑りウインクを投げてきた。


『それでは、わたくしはこれで失礼致しますので』

「フォールンひとつだけお願い!」


 お決まりの表紙畳みを即座に始めたフォールンを呼び止めたのは仁子だった。美しい女性には多少優しいのか、フォールンは締めかけた扉をストップさせ、顔だけをぴょこっと覗かせた。


「根本の部分に戻ってしまうんだけど、結局Organaizerって何者なの?」


 誠也と輝紀がフォールンと出会った当初から問うてははぐらかされ続けている質問。逃げるようにブックを閉じてしまうかと思ったが、フォールンは少し考えると、仁子にニコッ、と笑いかけた。


『そうですねえ、しいて言うなら……未来を護ることが出来るあなた達にChance gameを与えるため、デッドへひたすらに交渉を続けているかた、でしょうか』


 Organaizerについてフォールンが言及をするのはこれが初めてだ。頑なに答えることを避けられていた誠也と輝紀は顔を見合わせる。


 フォールンの姿がブックの中へと吸い込まれるように消えていくのを見届けてから、仁子は、キョロキョロと視線を泳がせた。


「……いい人ってことが、言いたかったのかしら?」


 誠也も輝紀も首を縦には振ろうとはしない。全体を通してフォールンの話は核心には触れぬのだ。優が持つフォールンへの嫌悪感は、大分しばらく変化しなそうだ。


 そんな中、時計の針を見た真也が、優の両肩に触れていた手を急いで離し、ベッドの上からジャンプした。


「やっばい、俺もう出ないとなんだけど!」


 真也はクローゼットの扉に手をかけ、引き出しをスライドさせると、ポイポイッ、と乱雑に床へ洋服を散ばせた。


「ちょっとしん! 床にそうしないでって言ってるのにっ!」

「だって時間ないし! ってかせい適当に借りるからね!」


 着用しているAdaptされた季節に相応しくない長袖のトップスを捲くり上げた真也。思いの外ほどよく筋肉がついた男らしい上半身を目の当たりにした仁子が顔を赤くし硬直した。


「ちょ、ま、真! 折笠おりかささんいるから! あっちで着替えて!」


 何の気も遣わず続けてボトムのボタンを外そうとした真也に、誠也の怒号は当たり前の如く降り注いだ。


「えー、もうめんどくさいなあ。全裸じゃないんだからいーじゃん!」

「そう言う問題じゃありません! もー、あっちいってとにかく!」


 誠也が床に放り出された服を鷲掴みにし、真也の背中をぐいぐい押して廊下のほうへ出ていった。閉められた扉の向こうからも聞こえてやまないわちゃわちゃとした双子の言い合いに優と輝紀は軽く噴き出した。


「っつーかさ、お前、初なんだな」

「うるっさい! ほ、ほっといてよ!」

「今時二十歳で男の上半身見たくらいでそんな顔するやつ多分いねぇ……」


 からかうように笑った優に、仁子からのクッション投げと言う名の鉄拳は飛んだ。輝紀が仁子を宥めに入ったところで無事に半袖半ズボンに身を包み直した真也が扉を開いてきた。


「あ、真、お金。いくら必要?」


 誠也が自身のポケットに手を入れ財布を取り出したが真也は首を横に振り、脱ぎ捨てたボトムのポケットを漁り始める。真也が笑顔で手にしたそれらを見て誠也は驚いた。


「えっ!? お財布と携帯、何で?」


 真也の私物は全てに置いてきぼりとなっていたらしい。誠也の服を借りる辺りも説明がつく。


「さっき夏になったじゃん。それと同時にポッケが重くなって入ってた感じ。まあ変だけど正直助かったし、何でもいいよねっ」

「真也くん、スーパー軽いんだね」

「はいっ。超軽量型ですっ」


 輝紀へ冗談混じりに敬礼をした真也に、誠也からは呆れた溜息が漏れた。


「真也の私物、その二つ以外は全部なくなってんのか?」


 優の問いかけに、真也はオーバー気味に頷いた。


「うんっ、ない。誠と体型も足のサイズも一緒でラッキーだよ。あ、でもこのお財布と携帯だけは俺の知り合いを名乗る人が届けにきてくれたってBarの店長が言ってたんだよね。今日出勤したら持って帰ってこよーって思ってたんだけど、Adaptで時間が進んだことで手元にあるようになってくれたのかもっ」

「知り合いを名乗る人って、おい待てよ。それ、届けられるのって……」

「うん、デッド様?」

「お前まじでさらっとしすぎなんだよ!」

「俺さー、デッド様、意外といい人なんじゃない? とか思ってきたんだけど」

「何でだ! どこをどうしたらその考えに至るんだよ!」

「だって、Dark Aの呪い? を解いて俺を生かしてここに帰還させてくれたんだよ? しかもお財布と携帯届けてくれてるしさ。それにOrganaizerって人の交渉を聞き入れてるんでしょ? 本当の悪人だったらチャンスなんてくれないと思うよね」

「真、いかなくていいの?」

「あ! やばい! みんないつでも飲みにきてねっ。じゃあまたっ」


 財布から名刺を取り出し机の上に投げ置くと、真也は玄関から慌てて飛び出していった。

 

 嵐のあとの静けさとはまさにこのこと。


「何でそれに裏があるとか考えねぇんだろうな。あいつは……」

「優くん、ごめんね。真、本来の性格なんだよね。あれが」

「デッドの誘惑に真也くんがまんまと乗せられた理由が、よく分かったわ」

「第二の物語も、波乱の予感だね……」


 名刺を一枚手に取り優は羅列されている文字を眺める。店名の“Bar Takerバーテイカー”、“椿つばき真也”の名と所在の住所。都会のお洒落な街の一角に構えているようだ。


 柔らかい笑みを浮かべる優。ポケットにその名刺を片すと、心に留めていたあることを誠也に向けて口走っていた。


 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 ◇Link◇

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881417051

 ・EP1:三章全体

 ・EP1:◇15

 ・EP1:◇21

 ・EP1:※◇22

 ・EP1※◇24

 ・EP1:七章・八章全体

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