#02:花と宇宙と英雄と凡人

 人々にとって、空と言えば宙を覆う外殻(ガイカク)であり、宇宙とは限られた者しか見ることが出来ない世界だった。

 旧星時代の古典文学などを読んでも、空に関する記述だけは人々の理解を超越してしまっていて、どんな文献にも長い注釈が入ることが常だった。

 旧星の人々はいつも空を見ることが出来て、雲や星、月や太陽がそこにはあったという。

 コートリア惑星群を覆う外殻にも朝時間になれば太陽が浮かび、夜になれば月が出る。雨も降るし雪も降るが、それはあらかじめプログラムにより設定された天候であって、農作業を行わない場所には降らないようになっている。

 だから、例えば古典文学に「にわか雨」「不意の天候不良」と書いてあったとして、それを始めて読んだ者は口を揃えて言うのだった。「何かプログラムエラーでもあったのだろうか?」と。

 本物の太陽や月がある宇宙は、一握りの者しか見ることが出来ない。それは当たり前のこと、当たり前の風景。


「AUVY‐01号、今から帰還いたします」


 音声機から明瞭な声が響き、アウレラは眉をしかめつつ作戦盤から顔をあげた。

 大きな一枚のモニタをテーブルのように設置した作戦盤には宇宙における天体の軌道、出撃中の宇宙船の現在地などが表示されている。


「帰還指示、誰か出しました?」


 アウレラの問いに、作戦室の人間は全員首を振っただけだった。その中の、壮年の男が苦笑いしながら口を開く。


「あいつの船だろう?勝手に戻ってきたのさ」

「全く。前も注意したばかりなのに」


 そう言いながら、アウレラは作戦室を出た。

 第十惑星「ハルマ」は宇宙に通ずる唯一の窓口だった。惑星郡の中でもあまり大きくない星の半分は、宇宙対策機関に関係する建物で埋め尽くされており、特に宇宙に繋がる唯一の転送装置を持つ宇宙対策機関「ICHI」は一つの街をすっかり覆うほどの広さを持っていた。

 ここでは旧星が滅んだ原因である宇宙生物の駆除を主に受け持っている。

 かつて水と緑に覆われていた旧星は宇宙生物によって衰退を余儀なくされた。といっても、安物の物語のようにエイリアンが侵略してきたわけでもなければ、外界生物が地上にはびこったわけでもなかった。宇宙のどこからか飛来してきた生物たちは、地球の大気圏を自分たちの生息地としてしまった。その結果として大気はそれらの生き物の廃棄物に汚されてしまったという。

 美しかった旧星は見るも無残な状態となり、地上にいた人々は地底に逃げた。そして地下で宇宙船を作り、それに乗って旧星から脱出した。それが今の人々の先祖であり、この惑星群の最初の住人となる。

 惑星にはその惑星の掟や法はあるが、人権尊重と治安の維持だけは共通意識として持っている。それはかつて旧星で謳われた数多の法が原型となっていた。

 旧星を知っているものは、最早誰もいない。だから彼らにとって旧星は、故郷ではなく宇宙生物のいる場所だった。惑星群にそれらが接近してくるのを阻止するため、この施設は百年以上稼働し続けていた。

 今のところ大きな事故はなく、駆除も順調に進んでいる。

 もっとも、数自体は減っていない。宇宙生物が生み出される速度と彼らの駆除数は、常に拮抗していた。駆除に行く方法は多種多様であるが、実際に宇宙空間に出ることが出来る人間は限られている。例え莫大な富を持つ者でも、惑星有数の知能を持った者でも、ICHIにおける厳しい訓練と試験を成し遂げなければ宇宙には出られない。


「ザーク大尉!ザーク!」


 廊下の先にある巨大な鉄の扉が、男のからだに反応して左右に開く。

 ICHIの中でも一番の広さを誇るその部屋は、大小様々の宇宙船が並び、床には滑走路が敷かれている。滑走路の先には上空へと続くレールと真空管。部屋の中には多数の機械が、自己主張も激しくそれぞれのランプや音を鳴らしていた。

 大声を上げながら入ってきた男を、宇宙船の整備員や研究員達が驚いたように見る。しかし、すぐに何かを察すると、手に持った工具やIDカードで部屋の奥を指差した。その先に、筋骨隆々たる男が、宇宙服を脱ぎ捨てた姿で炭酸飲料を煽っているのを見つけると大股で近づいた。


「ザーク・ハイン!なぜ勝手に帰還した!」

「おー、これはこれは作戦室のアウレラ補佐官。何日ぶりだ?三日?一週間?まぁどうでもいいか」

「帰還命令も許可も下ろしていないぞ」

「いやぁ、エンジンが変な音してたんでな」

「エラーはこちらでは検知していない。適当なことを言うな」

「あのなぁ、俺が言うんだから間違いないんだよ」


 ザークは肩を竦めると、議論の余地もないと言いたげな態度で炭酸飲料で喉を潤した。

 この施設に所属する人間は、大きく分けて二種類となる。一つはザークのように直接宇宙空間に出て、生物の駆除や研究資料の収集をする「実行部」。もう一つはアウレラのように、地上にとどまったまま宇宙空間の研究をしたり、実行部に指示を出す「研究部」。

 勿論細かくわければその分類は数知れないが、大抵は「宇宙に出るか否か」で認識されている。


「点検が終わったら、また行くからさ。そんなに目くじら立ててるとハゲるぞ?」

「余計なお世話だ!」

「何だよ、今日はいつになく怒りっぽいな」

「誰のせいだ、誰の」

「あ、そうだそうだ。先に資料の採集だけはしてきたからさ、そっちチェックしてくれよ」


 どこまでも自分のペースを突き通そうとする相手に、アウレラ・ガズバルは大きなため息をついた。

 ザークは点検班が作業をしている自分の宇宙船へ向かうと、下部のハッチを開いて二メートル四方のコンテナを引き出した。それを軽々と持ち上げてアウレラのところに運んでくる。

 実行部は基本的には高い身体能力を必要とし、厳しい試験をクリアしたものしか所属出来ないが、その中でもザークの筋力は郡抜いている。噂では素手で宇宙生物を粉砕するとまで言われており、常日頃この男と関わりが深いアウレラでも、つい信じてしまいそうになる。

 コンテナの側面のロックを解除して、ザークはその中を覗き込んだ。


「オーケー、オーケー。潰れても腐ってもいないな」


 そう言いながら、今度は下部のロックを解除する。底面をスライドさせるようにして、中のものを人工灯の下に晒した。大小様々な石や、薬品に浸かった宇宙生物の破片などを見て、アウレラは小さく舌打ちする。


「上出来だよ」

「もっと素直に褒めてくれ」

「フェリノルダ博士から依頼されていたものは、こっちの四点だな」

「そうそう。何に使うんだろうな、こんなもの」

「凡人にわかるようなことを、あの博士がするものか」

「おー、そりゃそうだ」


 快活に喉を反らして笑う男を見て、アウレラは片手で頭を抱える。


「この能天気が」

「能天気でお前に迷惑でもかけたか」

「大学時代に単位を落としかけたのは、その能天気さ故だろう。誰が一緒に教授に頭を下げにいったと思っているんだ」

「迷惑だったか」

「当たり前だ」

「だがな、五年も昔のことを愚痴愚痴言うのはよくないぞ、学友」

「四年だ!数ぐらいきちんと数えろ!」


 アウレラが指を突きつけるようにして怒鳴ると、ザークは流石に決まりが悪かったのか目を逸らした。


「腐れ縁とは言うが、お前との縁はさっさと腐り果ててなくなればいいと願ってやまないな」

「そんなこと言うなよ。それにいずれは願い通りになるさ。俺は体力勝負で長くは働けない実行部、お前は若いのに作戦室勤務に抜擢されたエリート。あと五年もすりゃ直接話す機会もなくなるだろうぜ」

「へぇ、お前五年後もここで働いているつもりなのか。アルバイトだって長続きしなかったのに」

「ったく、どうして今日はそんなに絡むかねぇ」


 二人は宇宙機構大学の同期生であったが、優等生のアウレラと違ってザークはお世辞にも優秀な学生とは言えなかった。大学に入ったのも、一般試験ではなく高校からの推薦だった。

 フィンボールという世界的に人気のある球技をザークはやっていた。高校時代、所属していたチームが惑星対抗試合で優勝を飾り、最後のゲームで一番得点を決めたのがザークだった。その身体能力を見込まれて大学への進学が決まった。

 宇宙機構大学は勉学の最高峰と言われるだけあって、スポーツはいまいち成績がよくなかった。そのため、スポーツ推薦という形で有能な選手を獲得しようとしていた。

ただ、スポーツにはスポーツの名門大学があり、どうしてもそちらに殆どの選手は吸い取られてしまう。ザークも本来は違う大学に行きたかったようだが、親との話し合いの結果、宇宙機構大学へ進学した。

 大学のフィンボールのチームで二人は出会い、二人とも一期生のうちにレギュラー選手になった。アウレラは文武両道で鳴らしてきた男であり、高校時代もフィンボールの花形選手だった。しかしながら、そんなアウレラもザークと並べると見劣りしてしまい、在学中は殆ど活躍の場が与えられなかった。


「そういや今度、試合あるらしいぞ。連絡来ただろ?」


 ザークが思い出したように言うと、アウレラは一瞬だけ鼻梁を引きつらせた。


「行くのか?」

「いやぁ、平日じゃあなぁ。決勝戦だったら休みとってもいいけど」

「それを聞いて安心した。たかだか後輩の応援で頻繁に休まれては堪らないからな。そんなことより次の出撃準備をしろ。資料はこっちで処理する」

「ったく、補佐官殿は厳しいねぇ」


 アウレラはそれを無視して、近くの作業員にコンテナを運ぶように指示した。体躯の大きい者が二人がかりでそれを持ち上げる。


「第二倉庫に運んでくれ。配送手続きはこちらで行う」

「わかりました」


 部屋から出ると、アウレラは作戦室ではなく建物の外へと向かった。正面ロビーのガラスの扉が開くと、外の空気が体を撫で付ける。建物のすぐ外には広場が作られていて、軽食屋や喫煙所、大小様々なテーブルなどが設置されている。

 アウレラはその中にあるピンク色の外壁をしたコーヒースタンドに近づくと、中にいた従業員に声をかけた。


「ブラック一つ」

「はい、かしこまりました」


 にこやかに言いながら、従業員の女性は珈琲用のドリップマシンを操作する。


「試合があるらしいな」

「あ……えっと…はい」

「ザークから聞いたよ。あいつには連絡するのに俺には連絡しないのか」

「その、忙しいだろうからって」

「聞くだけ無駄だと?」

「………」


 現役の学生であり、フィンボールチームのマネージャーである女は泣きそうな顔をした。


「チームの元花形選手には来て欲しいけど、影の薄いのは来て欲しくないんだろう。そのくらいわかるさ」

「そうじゃないんです!ただ……」

「皆が俺を嫌いなだけ、か?」


 女は驚いたような顔をした。それが言い当てられたことによるものなのか、それとも意外な言葉に驚いたのかはわからなかった。


「行くつもりなんかないから、別に構わないがな」

「………珈琲です」


 カップを手渡されると、アウレラはそこから立ち去った。手近な椅子に腰を下ろして、珈琲を口に運ぶ。

 フィンボールの試合を観たいわけでもないし、知らせが欲しいわけでもなかった。ザークに連絡が来ているという事実が気に入らなかった。自分の方が優秀だったし、同じ職場でもその差は歴然としている。

 先刻ザークが言ったとおり、あと何年かすればアウレラは作戦室でも上の地位に収まり、部下を何人も持つ立場となる。実行部は体力の衰えと共に前線から外されて、あとはあの部屋で整備員や雑夫をするしかなくなる。運が良くて警備室所属ぐらいで、職を失う恐れはないが、出世とは無縁の将来が待っている。

 客観的に、理性的に見れば、アウレラの方が成功した人間だった。

 だが大学の後輩はザークを持て囃すし、世間から見れば作戦室などただのインテリ集団。実際に宇宙に出て行く実行部の方に憧れの目が向けられる。

 こんなはずではなかった。アウレラは何度繰り返したかわからない言葉を脳裏に浮かべながら舌打ちをした。

 四年前、就職活動が盛んな時に、大学からICHIへの就職斡旋が行われた。毎年恒例のそれは、主に実行部を集めるためのものだった。アウレラはそれに申し込んだ。学業も優秀でフィンボールの選手だったアウレラはすぐに面接許可が下りた。幼い頃から憧れていた宇宙空間に行くことが出来る、とその時は純粋に喜んだ。面接官は「正式には後ほど書類を発行しますが、まぁ間違いないでしょう」と言った。

 アウレラはその言葉に完全に浮かれた。全ての出来事に大して寛容になれる気がした。そう、単位が足らないと泣きついてきたザークを助けてやるくらいには。どうにか卒業見込みを得たザークに、大学構内のレストランで食事を奢ってもらいながら、就職はどうするのかと尋ねた。ザークは能天気に笑いながら言った。


「あぁ、そういえばICHIの実行部への推薦が来てたから、受けてみるかなぁ」


 その瞬間、自分の口腔内から味という味が全て消えたように思えた。何かボール紙でも咀嚼しているような、そんな気分だった。

 三日後に届いた不採用の通知を、アウレラは破り捨てた。自分に対する怒りや絶望が止まらなかった。

 それでも宇宙への憧れは捨てられず、破り捨てた書類をダストボックスからかき集めると、そこに載っていた通信番号を読み取った。

 実行部がダメなら、せめて研究部へ入れないか。そんな打診をした。

 面接官も一度採用を匂わせただけに負い目があったのか、再面接を許可した。そして就職が決まった翌週、チームミーティングのために大学に行くと、ザークが後輩たちに就職が決まったことを話していた。

 周りは口々にザークを褒め称えて、憧れの眼差しを向けていた。その前の冬の帝王杯で、ザークが敵チームの防御を華麗に交わして点を決めた時に全員が見せた、あの表情だった。


「そういえばアウレラ先輩もICHIらしいですね」

「えー、すごいじゃん」

「でもさぁ、研究部だろ?チームのレギュラーなのに研究部とか、あの先輩らしいけどさ」


 望みは叶わない。アウレラはその時、ようやく認めたくない事実に目を向けた。

 英雄になれるものは決まっている。ザークは英雄だった。チームの英雄であり、王だった。

それを賞賛するのに大義名分は必要なかった。

 アウレラは、いくら得点を決めてもただのチームの選手に過ぎない。

 宇宙を見てもいいと許可を下ろしたのは、面接官ではない。凡ゆる事柄において、ふさわしい人間というのは予め決まっていて、それを誰かが決定するにすぎない。

 欲しかった宇宙の光景は永遠にアウレラの手から失われて、ザークにとってはただの日常風景となってしまっている。

 大事な宝物を横取りされた挙句に無残に壊されたような、そんな気持ちがアウレラの中に淀むように存在していた。


「おーい、アウレラ」


 不意に後ろから声をかけられて振り返る。

 ザークが右手に氷菓、左手に何やら筒状のものを持って立っていた。


「出撃準備はどうした」

「いやー、腹が減っては戦は出来ぬって、ミヤビの諺にあるじゃないか」

「だったら肉でも摘んでいろ」

「うまいんだぞ、これ。お前はこういうものを食べないからハゲるんだ」

「ハゲてない。お前の脳みその皺の本数と比べてやろうか。圧倒的に俺の髪の方が多い」

「それじゃ俺の脳みそに皺がないみたいじゃないか」

「ないだろう、実際」


 ザークは気にした様子もなく、アウレラの隣に腰掛けた。


「宇宙船に欠陥が見つかってな。俺は今日は出撃無しだ」

「本当にあったのか?」

「なんだよ、信じていなかったのか?俺は嘘はつかないぞ、いつだって真面目だ」


 そしてザークは、急に子供っぽく顔を輝かせると、持っていた筒状のものをアウレラに押し付けた。


「そうそう、これやるよ」

「ゴミは自分で捨てろ」

「違うんだって。調査の途中で見つけたんだけどさ、面白いからお前にやるよ」

「はぁ?」

「じゃ、そういうことで。俺は今日はもう帰るから」


 自由になった左手を挙げて、ザークは椅子から立ち上がった。


「おい」

「まぁまぁ、常日頃の感謝の気持ちってやつだよ。俺って本当にイイ奴」


 そのまま広場を出て行ってしまった背中を追いかける理由もなくて、アウレラは仕方なくその筒状のものに目を落とした。

 それは、よく宇宙生物の皮膚組織などを保存するのに使う、薬品入りのガラスケースだった。破損防止のために金属製の殻が周りについている。中を覗き見ると、そこには真っ赤な花が一輪浮かんでいた。


「………花?」


 底面のスイッチを操作すると、ガラスケースの表面に採集場所が表示された。

 どうやら宇宙にある小惑星で採られたもののようだった。

 宇宙にこの花が咲いている光景が、アウレラの頭の中に浮かぶ。太陽と月、そして旧星。

それらを背景として漂う、花を持った小惑星。

 魅惑的な光景を、しかしアウレラは即座に打ち消した。ケースを掴んだまま、建物の中に戻る。作戦室のあるエリアまで呼吸をするのも忘れて駆け抜けた。そして壁に沿って設置してある廃棄物用のダストボックスを開けると、両手でケースを高々と持ち上げて、そして勢いよくその中に叩きつけた。

 甲高い音と共にガラスが割れて、中の液体がこぼれ落ちる。元々宇宙空間で棲息していた赤い花は、外気に触れると同時に燃え上がる。青い炎が全てを飲み込んで、茎も花弁も燃やし尽くす。

 アウレラはダストボックスを閉じると、大きく息を吐いた。永遠に手に入らない光景なら、憧れも想像もいらなかった。アウレラにとっての宇宙は、数値でありそれが割り出すデータであり、擬似空間のあの無機質な画像だった。

 だから、先刻想像した光景とて、資料の中から拾い集めた偽りの太陽や月でしかない。本物は知らない。本物の宇宙を知ることが出来るのは実行部の人間だけ。研究部であるアウレラに、恋焦がれた宇宙の美しい要素など、今や必要ない。

 そう言い聞かせながら、作戦室へ戻るアウレラの足取りは重かった。頭の奥に鈍痛が走り、胃液が逆流しそうになる。それは、拒絶と排他を繰り返しても、自分自身の心は宇宙に奪われたままだと、理解しているからに他ならなかった。

 偽りの宇宙しか見れない男は、偽りの感情に押しつぶされながら、それでもそこにしがみつくしかなかった。


END

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