第4話 放課後

 時は、進んで放課後となった。夏希は、授業が終わったので横においてあった鞄を椅子の上にぽんっとおく。そして、その中に筆記用具とかをしまいこむ。今日はいろいろと有りすぎて、夏希は少し疲れていて、ふーという感じでため息というかほっとした感じだった。

 そんな間もつかぬまでなんか自分の後ろに座ってるやつが話しかけてくる。


『ねぇねぇ、夏希ちゃん!今日、放課後何か予定ある?』


 夏希は、正直に違うって感じで、顔をブンブンとふる。そうすると、奈乃は少し恥ずかしそうに手をもじもじ胸の前でし、自信なさげに聞いてくる。


『えっと、じゃあ、一緒に帰らない?』

「ふぇ?告白、、、、、」


って、なんで俺こんな自意識過剰いっての!?そんなの告白な分けないし!あー、もう恥ずかしい恥ずかしい!!絶対黒歴史じゃん!もう、今すぐここから消えたい!


『こくはく?告白?夏希ちゃん、何を告白するの?』


 あれ?なんか知らないけど、気づかれてない?よかったー、助かったー。


「一緒に帰るって返事の告白だよ、、、」

『ありがとー!一緒に帰ろー』


 そして、夏希と奈乃は、一緒に教室をでて階段を下っていって、校舎から抜けて、学外へと行く。そんなときに夏希は、少し気になったことがあり奈乃に質問をする。


「そう言えばだけど、俺と奈乃さんの家って近くなの?」


 それを聞いた奈乃は、はっとしていた。おそらく全く考えていなかったと言うことである。


『確かにだね!!えっと、どうしよ?あっ、だけど、今一緒の方向、向かってるし近くだよね?』

「いや、そうとは限らないと思うけど、、、、、、」

『そ、そっかー』


少し悲しそうにする。だけど、切り替えが早く何か思いついて、うきうき?しだした。


『えっと、じゃあ、私のお家来る?今日だけでも良いから、、、やっぱり、たまに、、、、』

「、、、、、、」

『ダメ??かな、、、』


 な、なにそれ!なにその放っておいたらダメみたいな顔。そんな可愛い顔で申し訳なそうに言われたら、うんって言うしかないじゃん!全然嬉しくなさそうに、無さそうに!


「うん、良いよ」

『えへへ、夏希ちゃん嬉しそうでよかった!』

「え?今、俺笑ってた?」

『うん、にっこり?なんか、こらえてた感じかなー?うふふ、夏希ちゃんといたらなんか楽しくて懐かしい感じがするよー』


そんなわけで、学校からでて左に曲がってほぼまっすぐ行ったところの電車に乗って、奈乃の家のもよりの駅で降りて一緒に奈乃の家までいったのだ。そしたら、そこは大豪邸だった。とてつもない大きさで、お姫様がすんでいるようなところだった。庭は、緑で溢れていて池もありどれもすべてきれいだった。


あれ、これどっかで見たことあるような、、、、。

「って、これ俺の目の前の家じゃん!!!」

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精神年齢幼女の奈乃は、夏希と×××作りをはじめる!? こおり菓子 @Ko-Ri-Gasi

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