応援コメント

あとがき」への応援コメント

  • ついに終わってしまいました。勿体なくって12冊目は大事に読もうと思っていたのに、気になってしまって読んでしまいました。
    応援の💛マークを押すのももどかしく、一気に最後までいってしまいました。
    感動なんて言葉ひと言で片付けたんでは、陳腐な感想になってしまいそうで、かと言ってこの気持ちを上手く言えられませんので、コメントは沢山の読者の皆様が言って下さるのと同じです、と誤魔化して許していただきたいと思います。

    結婚したばかりの頃、大好きな宮尾登美子作品のドラマ化された「櫂」の最終回で大泣きしたことがありました。炬燵に突っ伏して泣き、天板を涙で汚したことを思い出しました。あの時の感動と同じで、この作品の最終冊でお婆さんは、あの若かった時と同じような感情・感動に浸ることができました。

    タグにファンタジー、SFとありました。  東野圭吾ファンの娘はファンタジー小説での荒唐無稽なことを理系の知識で、まことしやかに読者に思わせる東野先生の筆の力を絶賛しています。
    ならば私もと、この作品で示してくれたSFの荒唐無稽さを、まことしやかに読者を引き込んでしまう関川さまの腕(トントン)を自慢してしまいました。

    それにしても何故、こんなに感激で涙ぐんでしまうのでしょう。この作品に人間の最も大切なことを、お説教がましくなく教えられ、その結果自然と心が洗われていきそうな錯覚に陥るからなのかも知れません。
    コメディーとうたっていましたから、最初の頃は得意なオチャラケなコメントの私でしたが、いつの間にかマジに変わってしまいました。

    いつものことながら物語とはいえのめり込み、又この作品でも不条理さに憤り、あったかさに心がほんのりとし、皆の働きと勇気に拍手を送り・・ と忙しい私でありました。
    沢山の中から、この素晴らしい作品をご紹介くださり、ありがとうございました。
    ああ又いつものように、しばらくは作品の余韻に浸る日が続くのでしょうね。
      
         どうしましょうか、と悩めるお婆さんより

    作者からの返信

    88ちゃん、こんばんは!
    この度はお読みいただきありがとうございました!
    感動したとの言葉、なによりうれしく思います。今回は割と直球でメッセージを送ったところがあり、このあたりの好き嫌いが分かれるところだろうなとは思ってました。

    でもですね、子供のころに感じる正義感とか、大事なことって、やっぱり思い出す必要があると思うんですよ。それこそ大人になって忘れていくこと、見ないふりしていくこと。私もレンジの半生を想像しながら、きっと彼ならこう思うだろう、こういうだろう、なんてことを書き留めていったような塩梅です。

    あと、心が洗われるという言葉もうれしかったですね。なんというかいろんなムニャムニャをごちゃごちゃと書いていきながら、ラストでフッと霧が晴れるような、そこからなんかさわやかな風が吹いてくるような、そんな風になったらいいなと考えながら書いていたので。

    今回もたくさんのうれしい、楽しいコメントありがとうございました。88ちゃんが楽しんで読んでくれているのが、時にはキャラクターと一緒になって喜んだり悲しんだり怒ったりしてくるのが伝わってきました。
    これは書き手の私にとってなによりのご褒美でした。

    本当にいつもありがとう!

  • 愛宕さんが作品の中で紹介していたのでこちらに伺いました。

    物語の細かな設定といい、子供たちの壮大な半生といい、とても素晴らしかったと思います。
    キャラクターも個性的で、映像が自然と頭の中に浮かんできました。
    真理を突く言葉もあって、思わず物語の世界に引き込まれました。
    私は精神疾患を患っていて、脳の認知機能が低下しているというのもあって、長編作品を読むのが苦手なのですが、そんな私でもすんなりと、しかもワクワクしながら読み進むことができました。
    素晴らしい作品をありがとうございますm(_ _)m

    作者からの返信

    佐野さん、はじめまして!
    愛宕さんのところでお名前はお見掛けしておりました。
    このたびはお読みいただきありがとうございました。ラストにうれしいコメントもいただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん愛宕さんにも。

    今回の作品ではかなり直接的に説教っぽいことを書きましたが、今の時代でけっこう忘れがちな大事なことってあったよな、なんて思っております。
    長編読むのが苦手とのことですが、それだけに最後まで読んでいただけてうれしいです。ちなみに私の一番の読者(身内)も長編というか本を読むのが苦手でして、何とか読ませてやろうと、あれこれ考えて書いたのがよかったのかもしれません。

    ということでこちらこそありがとうございました!
    心からの感謝を込めて。

  • 終わってしまいました。
    初めて関川さまの作品を拝読したのですが、最初の方は度肝を抜かれました。
    SFというタグがあって、納得しました。スケールの大きいお話です。
    想像力の塊です。
    人間の本質について考える事も出来て、おおってなりました。
    一番驚いた事は、数日ぶりに拝読しても登場人物の名前を覚えていて
    私の頭にすんなり入ってきました。キャラがブレてない作品って衝撃です。

    楽しめました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    ハナスさん、お読みいただきありがとうございました!
    この場ですが、うれしい星も頂戴いたしましてありがとうございます。

    そう、SFでコメディーだと何でもありです。
    ハナスさんのオジサンの話もそうですよね!

    今回の話、子供ぐらいから読めればいいなと思って書いてました。とはいえ、いきなりの進化論ですが(笑)
    キャラクターは分かりやすく、理解しやすい連中ばかりにした甲斐がありました。
    こんな時代ですからね、ちょっとでも前向きな気持ちになってくれればうれしいなと思います。そうそう、書いていたのは転職時期で、その反動も多分にありましたね(笑)

  • 最後の2話、応援もコメントもしていなかったことに気づき、舞い戻ってまいりました。興奮のあまり、だーっと読んで「よっしゃ、レビューじゃぁ!」と突っ走ってしまいました。お恥ずかしい限りです。大変失礼致しました……

    作者からの返信

    霧野さん、こんばんは!
    いやもうお読みいただけただけで十分うれしいんですよ。失礼なんてことは一つもないです!
    楽しんでいただけたようでこちらもうれしいです。

  • あらためて完結おめでとうございます!

    予言のような意欲作、再度読んでもしみじみとしました。現況を静かに見つめ直すツールとなる一方、繰り返される歴史を目の当たりにしているようでもあり、教訓がすーっと染み込んできます。

    技術革新のスピードが向上して、取り巻く環境も激動する今の世で必要なのは、二尋さんが書いていたように、やはり想像力でしょう。小さな変化の兆候から、大きなパラダイムシフトを予感する。

    そういった視点で、どう生きるかをあらためて考えてみたくなりました。

    素敵なSFコメディをありがとうございました(*´∀`*)

    作者からの返信

    お読みいただきましてありがとうございました!
    琥珀さんとの出会いはこの作品でしたよね!改めて縁って言葉を感じさせます。

    どれも当たり前の教訓かな、とは思いつつも、そういうことが口に出しづらい世の中になっているなとしみじみ思います。逆に気を付けないとな、なんて思ったりもしますしね。

    それも含めて想像力って本当に大事です。自分のことではなく、相手のために、他人のために、はたらかせる想像力。

    所詮はムニャムニャなんだぞ、というのが落としどころでもありますね。

  • ★★★ Excellent!!!
    素晴らしき子供達の世界が貴方の心に刺さる!
    ーーーゆうけん

    再読でしたが、やはり名作です。実に面白かったです。作者関川さんの作品は何回も読み直したくなる魅力があります。どの作品も読み手の血肉になるような何か得られる感じがしますし、教訓と言うと堅苦しいですけど、考え方や思考回路の方向性を見直す機会があり、ちょっとした時に思い出して再読したくなるんです。楽しさや優しさの中に、厳しさや残酷さが内包していて、本当に好きな作風です。本作は関川作品の中でも、珍しい近未来SF現代物語。

    初めて読む方も、既読の方も、心に残る何かがあるはずです。

    忘れはいけない事。でも、忘れがちな事。

    いつも素敵な作品をありがとうございます。

    作者からの返信

    ゆうけんさん、こんばんは!
    素晴らしいレビューをありがとうございました!
    二度ももらえるなんて嬉しい限りです。

    読み直したくなるといっていただけるのは本当にうれしいです。愛されてるなぁ、とすごく実感しますね!

    わたしも今回の推敲で作品を読み直し、なかなかいいこと言ってるなぁ、と思っておりました(笑)人の生き方とか生き様って単純なものではなくて、ゆうけんさんの言う通り、厳しさとか残酷さとか、ついでに言えば悲しみとかくやしさなんかのネガティブなものもいっぱい詰まってるんですよね。
    でもまぁネガティブに引きずられているのはよくないよな、とはいつでも思ってます。
    ゆうけんさんもいろいろと変革の時でしょう、大変なことばかりだとは思いますが、心と体の健康に気を付けてくださいね!
    コロナが収まったらまた会いたいですね!

  • こんにちは。
    あらためまして、完結おつかれさまでした!
    虚構の中のリアル、大事だと思います。私は本当のリアルを突き詰めることにはあんまり興味ないですが、物語的なリアルを確かな手ざわりで再現することには注意しています。関川さんの物語は、そのあたりの呼吸がいいですよね。すうっとお話に入りこめる要因のひとつは、それかなあと思いました。

    作者からの返信

    久里さん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました!

    虚構に作り出すリアル、やっぱり大事ですよね。
    ちなみに私なりのポイントとしては、些細な日常ディテールを盛り込むことですね。小さな本当を積み重ねて、大きな嘘をかぶせてしまう感じですね。金の涙が流れる説明が今回の一番の難点でした(笑)

  • 完結お疲れさまでした!

    関川さんの作品を読むとき、いつも言葉にならないワクワク感があります。

    この感じはなんだろう?と思っていたのですが、今回その答えを知ることができたような気がします。

    おそらく、関川さんがさりげなく描かれるテーマが、大切なことなのに忘れていることにあるのかなと思います。

    普段、生活の中で当たり前過ぎて忘れてしまっている大切なこと。それをさりげなく示されているからこそ、共感や気づきに対しての心地よさがあるのかなとしみじみ思いました。

    終わりを迎え、この作品がダイアリーだったことに軽い驚きがあります。それほど濃い内容だったと思います。

    私も一人のムニャムニャとして、普段見落としてしまっているものがないか、ちょっと見直してみたいと思いました。

    いつもながら素敵な作品、今回もありがとうございましたm(__)m

    作者からの返信

    水葉さん、お読みいただきありがとうございました!
    ワクワクしてもらえるのはホント嬉しいです。
    大事なことって身近にこそあるよな、とは常々思うことです。
    そんな当たり前の日常を続けていくことの大切さとかもテーマの一つですね。

    ちなみに回想形式にすると、一人称の弱点のことごとくが解決できる気がしております。まぁ現在点での疾走感がちょっと落ちますが、まぁそんな構成も面白かったです!

    ということでこちらこそいつもありがとうございます。

  • 再読して、「ああ、わたしやっぱり関川さんの作品って好きだなあ」としみじみとしてまして、作品としての面白さもなんですけれど、そこには心という温かなものがあるのだなと。ちょっと落ち込んでいる人や困っている人を置き去りにしない温かさのようなものを感じるんです。
    そして、コメントに書きましたけれど、わたしはこれでいいのだと思えてくる。
    今の自分を誰も否定する必要はないのですよね。生きることに焦る必要性はないのだと思えてくる。
    こんなに温かく寄り添ってくれる作品に出会えたこと嬉しく思います。
    執筆お疲れ様です(*´ω`*)

    作者からの返信

    奥森さん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました!そしてうれしい言葉をありがとう!
    自分はそのままの自分でいい、これってなかなか自分でも認められないことなんですよね。だからこそ背中を押してくれるような、隣でうなずいてくれるようなものが必要なんだと思います。
    ちなみに転職だったり、仕事で嫌なことがあった時期に書いていたので、この物語は自分に対してのエールでもあったんですよね。まぁ人生いろいろですよ。

  • 再読もやっぱりサイコーでした!!
    この作品やっぱり好きだなあ…
    彼らを第一の不幸に叩き落としたとも言える母親。そんなキャラをこんな風に持ってくる作品、まずないんじゃないでしょうか。幸せすぎます〜!
    何が起きても、みんなで真面目かつ不真面目に働き、一緒に解決してきた。このような、物欲に支配されない生き方が今後も必要になるんじゃないかと思いました。
    地球には何が起こるかわからない。今ある財産を全て失うかもしれない。
    そんな時に大事なのは周りの人たちとの繋がりであると、震災の時にも言われていましたがここで再確認できました。
    改めまして、素晴らしい作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございました!
    母親との和解はこの物語の中の不思議なエンディングになったのではないかと思ってます。まぁ人の考えていることはよくわからないけど、そういう人もいると受け入れることもまた大事なのかなと。
    人とのつながりの大事さは大変な時期になって改めてわかるものですよね。でもそうなる前にそれを理解しておくというのが、今大事なことではないかなと。


  • 編集済

    完結おめでとうございます!
    なみさと様と同じくレビューも星も入れたいのですがどーすることも出来ません。でも、この作品をコロナが流行る前に書いた関川さまはすごいと思います。

    想像力。私は、私たちは、どこまで、所属する場所や環境が違う、目の前にいない人間を、「人間」として見ることが出来るのでしょうか。そんなことを考えました。

    作者からの返信

    ロンちゃん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました!
    コロナ前に書いていたのはすごいでしょう(笑)もう先見の明が怖いくらいです。
    で、目の前にいない人までちゃんと見る想像力、まさにそれだと思うんですよ。理解出きないと思った人でも想像しようとする意味とか。それには同時に自分の中の知識量というのも大事なんだと思うんですね。いろんなことを判断し、考える深みというか、そういうものが大事だと。
    なかなかそのレベルに達するのは難しいですが。
    と、難しい話をしつつ、とにかくたくさんありがとうございました!

  • 関川 二尋様

     完結おめでとうございます!
     少年たちの逞しさが描かれていて、ほっこりしたり、痛快な思いをしたり面白かったです。ムニャムニャという言葉が、なんともいえずぴったりで、思わずうなってしまいました(*´▽`*)
     想像して思いやる心、余分に所有せず、知恵と勤勉さで切り開いてゆく力。素敵な生き様をたくさんみることができました。ありがとうございました。
     お疲れ様でした。

    作者からの返信

    涼月さん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました。
    ムニャムニャは今回のキーワードでした。いろんな意味に使えると同時に、なんか一つのものをさしているような、そんな言葉として使ってました。
    こんな時期だからこそ、人の良い面を発揮してみんなで乗り越えていければいいなとそんな風に思います。
    とにもかくにも、楽しんでいただけたようでよかったです!

  • 今回初めて読んだのですけど、無茶苦茶面白かったです。今ちょっとバタバタなので、またゆっくり感想など書きたいです。

    お疲れ様でした!

    ヴォネガット好きなムニャムニャより。

    作者からの返信

    Han Luさん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました。

    もうヴォネガット風味を自分なりに体現した作品でした。
    まぁ追いつくには高い壁ですけど(笑)

    ただヴォネガットの持つ、荒唐無稽な展開からの不思議な感動エンディング、というのはやっぱり難しいなとしみじみ思ったものでした。

  • 完結お疲れさまです!

    ムニャムニャたちの物語、最後まで楽しませていただきました!
    世界が変わる様が描かれているのに、こんなにほのぼのと描かれるとは流石です。
    教訓めいた言葉の数々、優しい世界観面白かったです。

    作者からの返信

    出っぱなしさん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました。

    今回は主人公が教師ということで、教訓みたいなものが多々出てきました。
    まぁどれも私が思っていることでもありますがね(笑)
    ホント世界ががらりと変わって、人のダメな面ばかりが連日のようにニュースになっている気がしますね。

    こういう時だからこそ、人が持っている良い面を発揮するべきだと思いますね!

  • 完結おめでとうございます。
    星を入れたくてもすでに入れているのでどうしようもありません。
    なので心の中では星をたくさん入れておきます。

    僕は二周目なのですが、前回よりも頭に入りやすかったり、ストーリーを忘れていたり。

    トムとハック、そしてコメディ。
    僕も憧れます。
    胸くそ悪い展開や暴力や殺人。
    恋愛でのゴタゴタ。
    そんなのがなくとも面白い物語は紡げるはずです。
    いつか、そんな物語を書き上げたいですね。

    連載、お疲れさまでした。

    作者からの返信

    なみさとさん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございました。

    トムとハック、そしてコメディー。
    まさにそれですね。
    わたしもそんな作品が書きたいんです。バトルやイチャイチャがなくとも面白い物語! そういうのが人の心に残る気がしてます。