うまく表現できなかった「感覚」を「文字」に書き起こしてくれたことに感謝
- ★★★ Excellent!!!
男女のカップルだけが当たり前とされる社会で、同性愛者が自分を守るための無理を、もはや無理とすら感じなくなっている疎外感……。クリスマスとか誕生日とか、「いいとこ」を共有しづらい感覚は、「男女カップルが当たり前」社会の人には、なかなかわかってもらい難いもんです。
それは、たとえ同性愛者同士で「いいとこ」を共有できたとしても、それを他の「男女カップルが当たり前」社会の人たちの前では、公言しにくいことにもつながります。
そんな時、くったくのない友人のさりげない気配りに安堵を感じたり、同性愛者の一言(たとえ心が籠っていなくても)に感じる安心感は、数少ないホッとできる瞬間かも。たぶん、前者が精神的、後者が(正直なところ)肉体的であろうことも、わかってはいるのですが……