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2017年2月22日 00:19
猫がイカを食べても、妖怪なら問題ない!…実際には死んじゃうんですっけ?
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。 「ネコがイカを食べると腰を抜かす」、昔からある俗説ですが科学的に根拠があります。 イカの身にはチアノーゼという酵素が含まれていて、これがビタミンB1を壊す働きがあります。 ビタミンB1はブドウ糖と結びつくことにより疲労回復させる効果があります。 ネコはその小さい身体に似合わず、一日の摂取量は優に人間の7倍。 ただでさえ摂取量が多いのに、それを壊すチアノーゼを摂取したら? 元気をなくして食欲不振、体重減少に陥ります。 それどころか、脱毛、口内炎などの病気にかかることも多々あります。 これを見た昔の人は「腰を抜かす」と表現したようです。 ですがこれは、古いイカを与え続けた場合のこと。 チアノーゼは釣り上げたばかりのイカには全くなく、時間経過によって増加します。 釣り上げたばかりのイカは身体が半透明で、死んで時間が経つほど白くなっていきます。 ですから刺し身を与える場合は、ごく新鮮なものに限ります。 でも、そんな新鮮な刺し身はなかなか手に入りません。 ごく簡単な解決方法は、加熱することです。 前述したチアノーゼは熱に弱く、普通に中までしっかり火を通せば大丈夫。 イカの身は豊富なタンパク質、カルシウム、疲労回復のタウリン、脳にいいとされるDHAなどネコにいい栄養の宝物庫やーーーー! 塩分は腎臓に負担を与えるので、味付けは控えて下さい。 それはともかく、火車の正体が猫というのは諸説あります。 昔話「猫檀家」では、心優しくも貧しい住職に暇を出された年経た猫が、報恩のために情報を集め近々長者の家で葬儀があると、住職に策を授けた。 そして長者の葬儀の日。長者の棺桶が宙に舞い上がった。驚いた僧侶たちは一心不乱に祈祷を続けるが、棺桶は少しも動かない。 貧乏住職が現れ念仏を唱えた途端、棺桶は地面にふわりと戻って長者の葬儀は無事に終わった。 その日を境に住職の人気は高まり、檀家は増えて寺は後々まで栄えたそうな。 (CV:市原悦子)
猫がイカを食べても、妖怪なら問題ない!
…実際には死んじゃうんですっけ?
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
「ネコがイカを食べると腰を抜かす」、昔からある俗説ですが科学的に根拠があります。
イカの身にはチアノーゼという酵素が含まれていて、これがビタミンB1を壊す働きがあります。
ビタミンB1はブドウ糖と結びつくことにより疲労回復させる効果があります。
ネコはその小さい身体に似合わず、一日の摂取量は優に人間の7倍。
ただでさえ摂取量が多いのに、それを壊すチアノーゼを摂取したら?
元気をなくして食欲不振、体重減少に陥ります。
それどころか、脱毛、口内炎などの病気にかかることも多々あります。
これを見た昔の人は「腰を抜かす」と表現したようです。
ですがこれは、古いイカを与え続けた場合のこと。
チアノーゼは釣り上げたばかりのイカには全くなく、時間経過によって増加します。
釣り上げたばかりのイカは身体が半透明で、死んで時間が経つほど白くなっていきます。
ですから刺し身を与える場合は、ごく新鮮なものに限ります。
でも、そんな新鮮な刺し身はなかなか手に入りません。
ごく簡単な解決方法は、加熱することです。
前述したチアノーゼは熱に弱く、普通に中までしっかり火を通せば大丈夫。
イカの身は豊富なタンパク質、カルシウム、疲労回復のタウリン、脳にいいとされるDHAなどネコにいい栄養の宝物庫やーーーー!
塩分は腎臓に負担を与えるので、味付けは控えて下さい。
それはともかく、火車の正体が猫というのは諸説あります。
昔話「猫檀家」では、心優しくも貧しい住職に暇を出された年経た猫が、報恩のために情報を集め近々長者の家で葬儀があると、住職に策を授けた。
そして長者の葬儀の日。長者の棺桶が宙に舞い上がった。驚いた僧侶たちは一心不乱に祈祷を続けるが、棺桶は少しも動かない。
貧乏住職が現れ念仏を唱えた途端、棺桶は地面にふわりと戻って長者の葬儀は無事に終わった。
その日を境に住職の人気は高まり、檀家は増えて寺は後々まで栄えたそうな。
(CV:市原悦子)