応援コメント

〇四五 準 備」への応援コメント

  • 猫がイカを食べても、妖怪なら問題ない!
    …実際には死んじゃうんですっけ?

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。
     「ネコがイカを食べると腰を抜かす」、昔からある俗説ですが科学的に根拠があります。
     イカの身にはチアノーゼという酵素が含まれていて、これがビタミンB1を壊す働きがあります。
     ビタミンB1はブドウ糖と結びつくことにより疲労回復させる効果があります。
     ネコはその小さい身体に似合わず、一日の摂取量は優に人間の7倍。
     ただでさえ摂取量が多いのに、それを壊すチアノーゼを摂取したら?
     元気をなくして食欲不振、体重減少に陥ります。
     それどころか、脱毛、口内炎などの病気にかかることも多々あります。
     これを見た昔の人は「腰を抜かす」と表現したようです。

     ですがこれは、古いイカを与え続けた場合のこと。
     チアノーゼは釣り上げたばかりのイカには全くなく、時間経過によって増加します。
     釣り上げたばかりのイカは身体が半透明で、死んで時間が経つほど白くなっていきます。
     ですから刺し身を与える場合は、ごく新鮮なものに限ります。
     でも、そんな新鮮な刺し身はなかなか手に入りません。

     ごく簡単な解決方法は、加熱することです。
     前述したチアノーゼは熱に弱く、普通に中までしっかり火を通せば大丈夫。
     イカの身は豊富なタンパク質、カルシウム、疲労回復のタウリン、脳にいいとされるDHAなどネコにいい栄養の宝物庫やーーーー!

     塩分は腎臓に負担を与えるので、味付けは控えて下さい。

     それはともかく、火車の正体が猫というのは諸説あります。

     昔話「猫檀家」では、心優しくも貧しい住職に暇を出された年経た猫が、報恩のために情報を集め近々長者の家で葬儀があると、住職に策を授けた。
     そして長者の葬儀の日。長者の棺桶が宙に舞い上がった。驚いた僧侶たちは一心不乱に祈祷を続けるが、棺桶は少しも動かない。
     貧乏住職が現れ念仏を唱えた途端、棺桶は地面にふわりと戻って長者の葬儀は無事に終わった。
     その日を境に住職の人気は高まり、檀家は増えて寺は後々まで栄えたそうな。
     (CV:市原悦子)

    編集済