第22話 故郷

「共同浴場?」

 朝一番で観測所に到着したスレツが翔子に顔を洗いたいと打ち明けたところ、翔子はライニーカールと共に二人を煙突が飛び出た瓦屋根の建物に案内した。

 一人一〇〇〇Lの入浴料は翔子が立て替えてくれた。龍宮丸ではずっとタオルを使った清拭だったので、共同浴場ではスレツもライニーカールもそれぞれ湯船でしっかりと汗をかいてくつろぐことができた。特にスレツは久々の湯船を堪能しすぎてしまい、男湯から上がった時、翔子とライニーカールから置いてけぼりを食らっていた。

 スレツはほかほかの体と表情で、忙しさが徐々に増幅しはじめている観測所に登場した。

「スレツ、これ持って!」

 ライニーカールはスレツに望遠鏡セット一式――鏡筒と三脚とレンズ、それにバランスを取るための重り――を強引に抱きかかえさせ、自分は資料などが詰まったバッグを持って、慌ただしくスレツの背中を押した。

「早く観測地点に行くわよ! もう〈惑星エフ〉はすぐそこまで来てるんだから!」

《惑星ジー》における惑星接近の際は、なぜだか〈惑星エフ〉のように星間磁波によって嵐が生じることはなかった。それはスレツもライニーカールも竜宮丸に乗船していた時の経験から知っていたが、それでもやはり嵐がないと惑星が接近しているという実感を中々持てず、スレツはなんだかリズムが狂わされたように感じていた。

 二人は高架橋にたどり着き、スレツはその橋から下を覗きこんで高さを確認し、足のすくみを楽しんだ。いつもなら空高くを飛んでいる鳥の群れが足よりも遥か下を飛んで通り過ぎていく。

 見晴らしは最高だ。

 足元のミニチュアのような港、大丹市の全貌、ややせり出した雲の影響で水平線は見えないがそれでも開けた広い海は《スィー》のため海面が少しずつ上昇をはじめている。

 スレツは気持ちのいい解放感をもって望遠鏡の設置に取り掛かった。この望遠鏡はスレツが持つ望遠鏡に比べ、本体の鏡筒がやや太い構造で寸胴になっている。これは龍介曰く《反射望遠鏡》であるとのことだった。原理としては、対物レンズから取り込んだ光を鏡筒の中で反射させて別の鏡に光を集約し、それを接眼レンズに集めるというものだ。それについてライニーカールの意見は「すごいアイデアね」であり、スレツの望遠鏡のようなレンズをまっすぐ並べただけの望遠鏡に比べ遥かに大きな倍率を実現し、より遠くまで観察することができるという。

「この望遠鏡の発明者はどういう人なの?」

 ライニーカールの質問――を訳したスレツの言葉――に龍介は不思議そうな顔をした。

『発明者……? このタイプの望遠鏡はある時、どこかの高校生が生み出したそうだ。そしてそれに目を付けた望遠鏡製作会社が生産を開始したのさ』

「その高校生は今どこに?」

『さぁ? もう大人になっているはずだから、きっとどこかで自分の仕事をしているだろうな』

「あなたたちの言う仕事って一体なんなのよ。天才を無駄遣いしてるわ」ライニーカールは肩を竦めた。

 スレツは設置し終えた望遠鏡に羅針天盤という薄い皿状の座標算出装置をセットする。説明書にある通り、数値をⅢで固定した。そして天盤が反射する光の印をこれも説明書通りの数値に落とし込む。スレツは望遠鏡から飛び出した銀色のねじのつまみを回してみた。望遠鏡の頭はそれに合わせて視野を左右に振り、その軌道はまさしくこれから〈惑星エフ〉が通過する空の道を繰り返し示している。

「できたよ」スレツはしゃがんだまま背後のライニーカールへ向けて続けた。「あとは〈惑星エフ〉が現れるのを待つだけだね。観察座標の周辺地図は持ってる?」

「ここにあるわ」

 スレツはライニーカールから地図を受け取って開き、向きが逆だと思いひっくり返したとき、目の片隅にマイマイマイの群れを発見した。綿をいっぱいに広げ、そのうち半数が鳥のくちばしに突っつかれ無表情で海へと降下していく。同時に、雲の隙間から音もなく〈惑星エフ〉が現れた。

 スレツは反射的に海面を睨みつけて《スィー》を確認すると、思わず船員への合図を叫びそうになった。港の船が激しく上下しながら海面に持ち上げられ、海はスレツたちがいる高架橋の半分ほどにまで上昇し、さらに沖では高架橋と同じかそれ以上の波が左から右へと動物の集団移動のように――ただしその速度はスローモーションでのっそりと――通り過ぎていく。

「ライニーカール、観察をはじめよう!」

 スレツはライニーカールに地図を預け、望遠鏡のつまみを回して指定座標を探した。〈惑星エフ〉のおよそ九割をまだこちら側の雲が隠していたが、うっすらとその全体を捉えることはできる。雲が拡散し〈惑星エフ〉がよく見えるようになるまで、そんなに時間はかからなかった。つまみを弄りつつレンズを覗き込むと、スレツは龍介と初めて会ったときと同じ不可解な違和感に襲われる。

 レンズの先に見える〈惑星エフ〉の雨上がりの緑の大地、水たまりが残る土色の路地、人口が集中した白煙を上げる街、そこから少しだけ離れた場所にある鉱山地帯――。

 スレツの横で地図をじっと見つめていたライニーカールも、スレツとほぼ同時に同じ確信を得て、二人は顔を見合わせた。

「ウソでしょ……!?」ライニーカールはスレツと交代して望遠鏡を覗きこむ。

 代わりにスレツは地図を確認した。「間違いないよ……」

 そして再び二人は顔を見合わせて、次いで肉眼で〈惑星エフ〉を見上げる。

「今回の観察座標は、エルラミドだ……!」

 脳が興奮物質を吐き出した影響で指先の感覚が痺れて薄れていき、伴ってスレツの心臓は力強く高鳴った。強い高揚感、胸から送り出される大きな血流を感じながら、スレツはエルラミドの空気の匂いを思い出した。あの懐かしい風景が、今、望遠鏡の先にある。

 望遠鏡を覗いていたライニーカールは、「鉱山から二本の鉄柱が街の中心部に向かって伸びているはずよ、確認して!」と細かい調整をスレツに託す。

「確認できた! 鉄柱が二本並行に地面に寝かせられてて、その上に……、あれは〈蒸気機関〉……!?」

 そしてついにスレツは、そのレンズで、密かに予期していた、その場にもっとも相応しい人物の姿を捉えた。

「ジジジク!」

 スレツは過呼吸を起こしそうになるほど呼吸を乱し、少しだけむせこんだ。ライニーカールが冷静を装ってレンズを覗き込む。

「……でしょうね。彼以外にいないわ」

「ライニーカール! ジジジクだ! 今回の実験の主催はジジジクだったんだよ!」

「ほかにも何人か見知った頭が見えるわよ」

 ライニーカールに言われてスレツはまたレンズを覗く。ジジジクは黒光りする豪快かつ頑強そうな乗り物に搭乗し、その横で何人かの頭がジジジクに声をかけていた。

「ルダさんと、あれはミトヒさん……? それに錬素局の人もいる……。あれ、あの禿げ頭の人はだれだろう」

「私のおじいちゃんよ、たぶん」

「ユーリー!?」

「まさかおじいちゃんがエルラミドにいるなんてさすがにびっくりしたわ。なにせあの人、統治王国から追放を受けていたからね……。たった一ヶ月そこらで〈惑星エフ〉になにがあったのかしら」ライニーカールは愛おしそうにまたレンズを覗き込む。しかしすぐに舌打ちをした。「だめね、この視点からだと禿げ頭しか見えやしないわ。とりあえず本命の観察を続けましょう。とはいえジジジクがこれから何をしようとしているか、もうなんとなく予想はできたけどね」

 スレツはライニーカールにその答えを聞こうとしたが、口に出す寸前で衝動的にそれを取りやめた。

 自分の目で確認したい。

 この目で、ジジジクがこれから何をするのか見届けたいのだ。今なら、龍介が自分たちに対して質問をしてこなかったライニーカールなりの理屈になんとなく納得できそうだった。

 倍率を調整して観察座標の視認範囲を広げると、ジジジクたちの周囲に統治王国の集団やエルラミドの人々が押し寄せて見学している様子が確認できた。赤を基調としたマントの集団があり、その中心に金色の王冠を被る頭が見える。まさかそれが国王だなんてことがあれば、ジジジクはなにかとてつもなく大変なことをしでかそうとしているということだし、なによりその規模が国を挙げての壮大な取り組みであることは一見して明白だ。

 スレツはその主要人物が自分と共に同じ時間を分かち合った仲間であることをこの上なく誇らしく思い、とにかく大きく自慢してやりたかった。

(今、どちらの惑星からも注目されているあの彼は、僕の友達なんだぞ!)

 そのジジジクが手を掲げると、〈蒸気機関〉から水蒸気が勢いよく放出される。その音がこちらにまで届かないもどかしさをスレツは感じながらも、沸き立つ観衆の心境に同調したつもりになった。みなが手を振り、リズミカルに繰り返される拳の合図はおそらくカウントダウンだ。スレツはその数字を奇跡的な直感で読み取り、現場の人々と同じ興奮をもって声を上げた。

「3!」

「2!」

「1!」

「……!」

 一回のカウントのズレを挟んで〈蒸気機関車〉は動き出した。

 平行に並べられた二本の鉄柱レールの上を、巨大な乗り物が緩やかに加速していく。隣で馬が並走していたが、やがて〈蒸気機関車〉は煙の線を引きながらそれを置き去りにし、さらに加速を続け、街の大通りを抜けた。早くも恒星が〈惑星エフ〉の日なたの面積を段々と狭めていく。〈蒸気機関車〉はエルラミド街の郊外にまで伸びたレールの切れ目で停車し、ジジジクの到着を待っていた観衆は〈蒸気機関車〉からおりた彼のために道を開ける。その場所は、見間違えることなんてない、スレツが《ジェヌ》と交信を測っていたあの観察地点だ。

「こっちからあっちは、こう見えていたんだ……」

 ジジジクの歩く先にはこれまた一見してわかったスレツ愛用の望遠鏡が設置されており、ジジジクはポケットから懐中時計を確認すると、望遠鏡のつまみを弄って微調整をして、レンズを覗きこんだ。

 その光景にスレツは興奮する一方で、同じくらい強烈な虚しさを感じた。

 自分はしっかりとジジジクを捉えることができているのに、ジジジクがセッティングした望遠鏡はおそらく《ジェヌ》の座標を捉えている。スレツは〝ここにいるよ〟と手を振ったり叫んだりしてなんとかジジジクに自分の居場所を伝えたいと思ったが、そんな実験の結果など目に見えている。――と、ジジジクは望遠鏡から目を外し、《惑星ジーこちら》全体を見上げて手を振って、そしてメッセージボードを掲げた。


〝スレツ、ライニーカール! 君たちのおかげで実現した! ありがとう!! でも早く元気な顔を見せてくれないと、おれもそっちへ行けないよ! (ちなみに《ジェヌ》は――)〟


 スレツが読みかけた所で、恒星はジジジクたち〈惑星エフ〉を影の中へと誘った。望遠鏡の中の世界が濃い青色になり、人影はまだ何とか輪郭だけなら確認できるが、メッセージボードは完全に読めなくなった。

「あぁ! まだ全部読めてないのに! 〝ちなみに《ジェヌ》は――〟なんなのさ!」

 突然姿を消した自分がまた現れるのを待っててくれているのか? それともジジジクと良い関係なのか? それとももうそこにはいないとか……。

 スレツはメッセージをすべて読みきれなかったことを、地団駄を踏んで悔しがった。ジジジクもジジジクだ。停車した〈蒸気機関車〉から望遠鏡までの道をのんびり歩きすぎなんだ。スレツは深呼吸して自分を落ち着かせた。

 ともあれあっという間のⅠメモリだった。潮位はいつの間にか穏やかに下降をはじめていて、高架橋からロープで固定された船たちはどれも無事に停泊を続けている。

 スレツはライニーカールと一緒に望遠鏡を片付けて、《惑星ジー》にも影が達した頃に観測所へと戻った。

 観測所の中は大賑わいだった。その中心には龍介がいて、各地から集まってくる報告書を楽しそうに読み漁っている。

『それにしてもすごい発明だったね! 二本の鉄柱の上をなにかの機械が煙をあげて、馬もなしに、それも馬よりも早く動いていたぞ!』龍介は報告書の束をバサリと机へと投げ出し、『だがあれは一体どういった仕組みの発明なんだろう? これだけの観測者がいたのに誰もわからなかったのかい? あの発明品があれば、おそらく一度に大量の物資を陸上で運搬することができる――それも海上とは違い《スィー》のリスクなしにだ。いいかみんな、私たちはなんとしても今日見たあの発明を解析し再現するぞ!』

 観測所内ににこやかな声を響かせて、龍介はさらに報告書をまとめていく。

 スレツとライニーカールも観察内容を翔子へと伝え報告書に落としてもらい、それを龍介へと手渡した。

『おお、〈異陸〉出身の二人!』龍介は両手を広げて二人を歓迎する。『こちらから見る自分たちの惑星の姿はどうだった? ホームシックになっちゃったかな?』

「それよりこれは何の騒ぎ?」ライニーカールは煩わしそうに観測所内の剣幕を振り返って一瞥する。「ここで忙しそうに鉛筆を走らせている人たちはなにをしているの?」

『君たちも見ただろう、鉄の板の上を走る機械をだ。私たちはこれからその発明内容を観測情報から解析して推測し、同じものを再現しようとしているんだよ』

「そう……。案外くだらないことをしているのね」

『そっか。案外くだら……ええ!?』素直に訳しかけたスレツは慌てて言葉を止め、思わず小声で言った。「そんなこと伝えられないよ」

 だが、ライニーカールは相変わらず堂々としている。「別にこれはあなたの発言じゃないんだから、気にしないで伝えなさいよ。あんな地面を這う発明を後追いで生み出すよりも、今度はこっちがあっちを驚かせられるような発明品を生み出せるよう必死になるべきだってね」

 スレツは仕方なくしどろもどろに遠回しに、龍介へライニーカールの言葉を伝えた。

 龍介は笑顔を崩さなかった。『ははは、まるで私たちの取り組みがくだらないとでも言いたげな意見だね』

 ライニーカールは実際にそう言っていたのだが、さて今度はどうライニーカールに戻そうかスレツが考えていると、龍介は続けた。『君たちはあの発明の答えを知っているのかい?』

 訳しやすいとスレツはホッとした。

 ライニーカールは答えた。「知ってるわよ。〈蒸気機関〉。あの実験の主役は私たちの友人だもの。すばらしい友人よ。でもあなたたちは彼のその発明にとても驚いているようだけど、一つ大切なことを忘れていることに気づいているかしら。それは、私たちが今ここにいるということ。これがどういうことかわかる?」

〈惑星エフ〉では毎日のように発明に取り組んでいた彼女だ。機械弄りから離れて一ヶ月、ライニーカールはジジジクの実験を目撃したことで、いよいよ腕が疼きだしたのだろう。なにより彼女は負けず嫌いなのだ。

 スレツは訳しながら、ライニーカールの心の底で燃えはじめた強い炎を感じていた。

「〈蒸気機関〉の仕組みなんて後で好きなだけ講義してあげるわ。だから今はそれよりも私の話を聞きなさい。いい? これから私たちは――つまりあなたたちは――真剣に〈惑星エフ〉と《惑星ジー》の真の星間交流の可能性を模索するの。新しい文化をたまには《惑星ジー》の側からもたらすのよ――スレツ、あそこの間抜けな人たちの手作業をやめさせて。そしてこう伝えてやって。みんなの力で〈惑星エフ〉の人たちを驚かせてやりましょうってね! 別にこっちの星の、真似をすることで文明を進化させるこれまでの手法を否定したいわけじゃないわ。だけどそれじゃあこちらの変化を楽しみに観察している〈惑星エフ〉の人たちを退屈させてしまうでしょ。だから今日みんなが〈惑星エフ〉のジジジクの発明を見たことで感じた興奮を、今度はあっちの人たちに届けてあげるのよ!」

 スレツがライニーカールの最後の言葉を訳したとき、それまでがやがや言葉と書類が行き来していた観測所内は動きを鎮め、スレツの言葉とライニーカールの熱意ボディ・ランゲージに集中していた。

 龍介が笑顔ながら重そうに口を開いた。『私たちは今までも〈惑星エフ〉の発明に倣って《惑星ジー》という世界を変えてきているのだけどね。君はそれじゃダメだというのかい』

「勘違いしないでほしいわ。繰り返すけど、私はあなたたちの伝統的発展文化を否定するつもりはないの。ただ、それだと私たちの故郷で暮らす人にとって、《惑星ジー》はつまらない世界なのよ。つまり、あなたたちが盛り上がっている今日この場所のようなことが〈惑星エフ〉では起こらないの」

『それの何が問題なのか私にはわからない』

「じゃあどうして私がこんな主張をしていると思う?」

『質問の意味がわからないな。なにより僕たちは、その必要性を感じていないんだ』

「それはつまりあなたたちは今のこの状況に何らかの課題を感じていないということよ。あなたたちはまだ、自分が〝わからない〟と口に出したことを恥じる価値観を持てていないんだわ。無知を武器にして振りかざすこと――これはとても簡単に手に入る強力な武器よ。〝意味がわからない〟。これだけで誰でも簡単に人を虐げることができるからね。だけど――それの何がいけないとすら言うのであれば、私はあなたたちの説得を諦めざるを得ないわ。そうなったらもうあなたたちの世代が淘汰され民族性そのものが成熟するのを待つしかない。こちらから開かない扉を閉ざされるということだからね」

 こちらから開かない扉――。スレツはライニーカールに同調しながら龍介たちに言葉を伝えた。こちらから開かない扉を自然と開かせるような、そんな伝説の紋章のような言葉がもしあったとしたら、どんなに世界は知恵に恵まれるだろうと。そんな理想を想い描きながら。

『……わかった』龍介は口を開く。『君の言うことはよく認識できた。真の意味で理解できたかはわからないけど、少なくとも君の意見を聞いてみようという気にはなったよ。〈異陸〉の真似ばかりしているんじゃなく、たまには自分たちで道を切り開いてみたらどうだと、君が言うのはそういうことだろう? 何をしたらいいのか、どんな視点で臨めばいいのか僕には見当もつかないが、そうであっても進むこと……それこそが道を切り開くということなんだろう』

 そして龍介は周囲を見回して、無言で周囲の同意を求める。みな異論はないようだった。

『話を聞かせてくれないかな? 君が持っている君のヴィジョンをこの場で聞かせてほしい』

 ライニーカールは意気揚々と語りはじめた。

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