第2章

第16話 《惑星ジー》

 それからの記憶を、ライニーカールは失っていた。気づけば空気が厚く匂いは穏やかで、風は肌寒くも心地良い。

 スレツの背中が見えた。スレツは肩をすぼめて寒さに耐えつつハンドルを握り、〈グライダー〉を制御している。〈グライダー〉は翅を停止させ、大気に身を預け緩やかに滑空飛行している。〈グライダー〉が揺れたことで、スレツはライニーカールが目を醒ましたことに気付いた。

「ライニーカール。お疲れさま」

「……?」なにがあったの? と、ライニーカールは無言で首を傾げる。

 スレツは答えるかわりに上を指さした。この時の上とは、確たる重力に基づく上方向だ。つられて空を見ると、そこには大きな藍色の惑星があり、ちょうどその影に青い恒星が沈んで、日食特有の極夜――昼間だが陽が届かず薄明な状態――となった。

「あの星は……《惑星ジー》?」

 大きな影の中、ライニーカールはあえて純粋にとぼけてみた。ライニーカールは先ほどまでの自分の大冒険を忘れたわけではないが、万が一もしかしたら夢かもしれないし、あるいは結局あの亜真空ドームから脱出したあとで逆の気流に乗ってしまい、そのまま〈惑星エフ〉に戻ってしまった可能性もあり得たからだ。

 しかしライニーカール自身、時間の唐突な変化――飛び立った時の〈惑星エフ〉は夜に向かっていたはずだが、今の恒星は上昇に転じている――には気づいていたし、空に見える惑星となじみ深い《惑星ジー》との模様の相違もなんとなく感じとっていた。つまりライニーカールは確たる答えを自分の中に持ちつつも、敢えて、そうは思っていないことを口にしてみたのだ。

「わかってるくせに」

 スレツの見透かした一言がライニーカールの心臓を射抜く。ドクンと血圧が上がり、ライニーカールはスレツの感極まった笑顔を見つめ、そしてもう一度空を見た。

「あの星は、〈惑星エフ〉……」

 スレツは頷いた。

「じゃあここは……」

「僕たち、ついに来たよ」

「《惑星ジー》……」

 未だに事実を受け入れきれていないライニーカールの両手をスレツは持ち上げて握りしめた。

「僕たち、来たんだよ。ついに来たんだよ! ライニーカール! 僕たち、ついに来たんだ! 両惑星で初めて惑星間飛行に成功した! 僕たちは人類で初めて、惑星から惑星に移動したんだ!」

「ここが《惑星ジー》……」

「うん、やっと来れた!」

「やっと来れた……!」

「うん!」

「私たち、ついにたどり着いたのね! ……やったあ!」

 ライニーカールは感極まってスレツに抱きついた。スレツも抱きつき返したが、二人はお互いの温かさで気温の寒さに気付き、くっついて座り直した。

 スレツが不思議そうに言った。「どうして温かい空気は上に昇るのに上空の空気は冷やされてるんだろう」

「空気の密度が薄いからよ」

「うん。それで?」

「説明終わり」

「全然わからない」

「それよりも……」

 スレツの不満を流し、ライニーカールは〈グライダー〉から薄暗闇に沈む世界を一望した。白く点在した雲はまだ遥か下にある。そのさらに下に見える影に沈んだ青は海だろうか。《惑星ジー》は〈惑星エフ〉に比べて海が多い惑星だ。

「大陸はどこ?」

「え?」スレツはライニーカールの声の真剣さに驚いた。さっきまでニコニコ笑顔で高揚していた彼女なのに、表情はもう切り替わって引き締まり、次なる困難を予知でもしているかのように雲の先を見据えている。

「まだ陸っぽいところは見えてないけど……」

 ライニーカールは逆にスレツの楽天ぶりにため息を吐いた。「大陸がないと着地できないでしょ。雲で地上の視界が悪いのは運が悪いことだけど……それでもなんとかして陸地を見つけないと、私たちは海で溺れて人知れず藻屑になっちゃうわよ」

 それを聞いて、スレツは、まだ休めないのかと少しだけ気分が落ちかけた。困難続きでようやくここまで来たのに、次にあるのはまた困難。もう投げ出したいとすら思いかけた。しかしそんな時に、置き去りにしてしまった《ジェヌ》の顔が思い浮かぶ。彼女を放置してしまった責任として、自分はどうしても彼女に会わなければいけない。つまりしばらくは、全力を尽くして生きなくてはならないらしい。

〈グライダー〉は海に浮かぶ構造になっていない。丈夫な合金フレームを使い惑星脱出時の過酷な状況に耐えられるよう設計したからそれも当然だが、もう少しほんのわずかでもこういった状況を想定していればとスレツは後悔した。

「マイマイマイを追いかければ陸にたどり着けないかな」

「あの生き物は陸でも海でも真空中でも生存可能な種なのよ。見てごらんなさい、もうかなりの数が雲の下に移動しているでしょ」

スレツは覗き込んで目を凝らし「本当だ……。さすが、マイマイマイについては詳しいね」

「感心してないで陸を探しなさいよ」

「こんなに暗かったら無理だよ。現在地はわかる?」

「わかるわけないでしょ地図もないのに」

「地図もないの!?」

「急いでたから持ってくるのを忘れたのよ。文句ある!? そもそも海の上じゃ大して役に立たないわよ」

「じゃあ〈グライダー〉の荷物入れには何を詰めたのさ!」

 スレツは操舵席の座面にあるロックを外して座席を持ち上げた。荷物入れには錆びかけた工具などがぎっしり詰め込まれている。

「……なにこれ」

「……途中で故障したらいけないから」

「それも重要だけど! でもそれ以上に必要なものとかあるだろう!? 例えば食料とかさ! お腹がすいたらどうするつもりなんだよ!」

「知らないわよ! 仕方ないじゃない慌ただしかったんだもの! ちゃんと準備ができて然るべきタイミングでの挑戦だったら、当然荷物のチェックリストくらい作っていたわ! 私は遠足が得意なの! でも今回は仕方なかったじゃない! チェックリストを作る暇なんてなかったでしょ! それにあなただって《惑星ジー》に着いてからどんなものが必要かとか全く一切言わなかったじゃない! それを人のせいにしないでよ!」

 言い争っているその間にも、〈グライダー〉は滑空を続けていた。先ほどよりも雲が近く見える。空気も体の中も少しだけ温かくなってきていた。

「とにかく、雲を抜けたら命がけで陸地を探すわよ!」

 ライニーカールとスレツは〈グライダー〉の運転を代わり、ライニーカールの操作で機体が傾き、雲の中へとスライドしていった。水蒸気の霧がひんやりと顔や服に染みついて、そして雲の層を抜ける。一面はやはり三六〇度の海だった。

「海のど真ん中だ……」スレツが絶望を口にする。

 ライニーカールはハンドルを離さなかった。「もう少し飛んで様子を見ましょう」そしてハンドルを捻り、翅を起動させる。

 だが、翅はガチガチと正常でない振動を放ち、しばらくしてハンドルからの命令を一切受け付けなくなってしまった。ライニーカールは翅の付け根を調べてみたが、致命的な異常は見受けられない。これは単純な電力不足――ねじ切れだ。スレツがねじを回そうと突起を両手で捻ってみるが、これが人力でエネルギーを備蓄できるような軽い設計になっていたら苦労はない。射出機にある〈蒸気機関〉の強力な力が無ければ、ねじは巻けないのだ。

「持ってきた工具でなんとかできないの?」

「急いで蒸気機関でも作ろうかしら?」言いながら、ライニーカールは頭を抱えた。

 なにかいい案があるだろうか。なんとか大陸――小さな島でもいい――を発見できれば、そこまで〈グライダー〉がもたなかったとしても最悪泳ぐという選択がある。だが、このままでは〈グライダー〉は沈み自分たちは身一つで漂流することになる。そうなれば生存の確率は絶望的だ。動力が失われ大陸が見つからない以上、より長く飛ぶ以外に生きるための最善の選択はないし、結局はそれも運命の延長に過ぎない。それならいっそ、直滑降に転じて苦しまずに――。

 ライニーカールはハンドルを傾けてしまいたい衝動にかられた。

「光った!」

 スレツが声を上げた。「今、あそこ光った! ほらまた! 見て、ライニーカール!」

 スレツが指をさした先で、群青の空と海の中、時折オレンジ色の光が発せられ、そして静かに消えていく。

「助かった! あれはきっと船だよ!」

 ライニーカールは頷いて舵をその発光体へ向けた。発光体までの滑空には余裕があり、ほどなくして発光体が灯る船のフォルムを肉眼で確認できてからも〈グライダー〉にはまだ十分な高度が残っていた。船は木造の帆船で、〈グライダー〉が三機くらいなら縦に並べて置けそうな大きさだ。船の主柱に掛けられたランプが光っている。

 わくわくしながらスレツは足元の船を見下ろした。「言葉は通じるかな」

 ライニーカールは、「少なくとも今届いている怒号は解読できないわね」と答えながら、近づくことで確認できた船員たちの様子に一つの疑問を抱いた。船員たちはなぜだか船上で慌ただしい。両惑星初の飛行体が突然現れたことに驚いているのであればその説明にもなるかもしれないが、彼らはまだ〈グライダー〉の存在には気づいていない様子だ。

「彼らはまだ私たちに気付いていない。海は穏やか。それなのにどうしてあんなに慌てているのかしら」

「船の操縦が難しいんじゃない? 僕はよく知らないけど港町出身の人からそんなようなことを聞いたことがあるよ」

「本当にそうかしら」

 ライニーカールが怪しんだところで、海の上の船から一つの大きな声が響いた。

「《スィー》!!」

 ……シー? スレツとライニーカールは見合わせて首をかしげたが、〈グライダー〉だけは船員の声の意味を理解したかのように大きく機体を揺らめかせた。風の機嫌が変わったのだ。突然どうしてとライニーカールは辺りを観察し、そして船の進行方向にある海の光の反射角がわずかに変化していることに気付いた。その事象をさらに正確に見極めようと目を凝らし、そして思わずその可能性を口にする。

「大波……」

 口に出すことで、ライニーカールはその事象を正確に確認し確信することができた。音もなく忍び寄ってくる黒く巨大なそれは凶悪で威圧的な、壁のような大波だった。ライニーカールは迫る自然現象の圧倒的な質量に背筋が凍りつく恐怖を感じ、さらに、大波は単なる一枚の波紋ではなく、不規則に突起した無数のピラミッド状の巨大な群れ――その規模は船がミニチュア模型に見えるほどで〈グライダー〉の高度にまで届きそうだ――であることがわかり、そこへ船首を向ける小さな船は今まさに、無数に蠢く悪魔たちと戦い抗おうとしていたのだ。

「ライニーカール、助けなきゃ!」

「どうやってよ!」

 ライニーカールはスレツの意見を押しのけてハンドルを掴み、海から生じた風を利用して少しだけ高度をかせいだ。波はあまりに高く膨れ上がっていて、下手をしたら空にいる自分たちだって巻き込まれかねない。そして二人の眼下に山のような波が到達し、それを待ち受ける船体を高く持ち上げたり鋭いスピードで下らせたり、時に放り投げたりを繰り返した。船は波にもまれながらも懸命な船員の働きでなんとか海面に浮かび続けていたが、ある一つの山波を越えたところで、今までで最大級の波――〈グライダー〉から手を伸ばせば触れられるのではないかと思うほどに、理不尽な大きさを持つ波だ――が船を襲った。船体が一気にスレツたちと等しい高さにまで押し上げられ、制御不能に陥る。船首が傾き、波は悪魔の手のように船体を握りしめ、そして――スレツはその時、船体に必死にしがみついている一人の船員と目が合った。頭に鉢巻を巻いていて、まだ若い青年だ――次の瞬間、船は横転した。船はバラバラに砕かれ、しばらくして投げ出された船員たちが生きて浮かび上がってくる。彼らは仲間同士より集まって共に励まし合っていたが、無情にもその集合体はほどなくして波に破壊され、ついにみなどこかへ消えてしまった。

放心したスレツは、悠然と通り過ぎていく大波を無言で見送った。

 海面はなんの変哲もない穏やかさを取り戻した。波の行く先には雲間から遠ざかる〈惑星エフ〉の空が見える。

「だれも助けてあげられなかった……。《惑星ジー》にこんな現象があるなんて……」スレツの口調は無気力だった。

 ライニーカールは波を見送りながら「たぶん今のは惑星接近による潮汐ね……。確か《惑星ジー》の海は一部赤道に沿って世界を一周しているから、惑星接近のたびに今みたいな自然現象が起きているのよ」

「助けてあげたかったな」

「私もそう思うわ。でも私たちだって助けてほしい側だってことを忘れてない?」

「忘れてないけどさ」

 そう、忘れてはいない。いないが、スレツにとって今の船の沈没場面は人生はじめての衝撃的な厄災の瞬間だった。目の前で何人もの人があっという間に死んでしまったなんて、とても現実のこととは思えない。最後に目が合った彼も、もしかしたらまだうまく波をやり過ごして生きているかもしれない――なぜなら、自分たちだってまだ生きているという事実が、その希望的観測の確たる根拠と思えて仕方ないからだ。

 しかしもし本当に彼らにとってすでに死が不可避で確定的なものであるのだとしたら――あるいはもうすでに死んでいるのだとしたら――それは自分たちにも十分起こり得る、他人事でない事態であるとスレツは気付きかけていた。

〈グライダー〉の高度がいよいよ下がってきた。〈惑星エフ〉が遠のくにつれ低重力現象が弱まり、機体が重く軋む。惑星の影から顔を出した青い恒星が、《惑星ジー》の青い海面を照らした――その熱量によって海から多少の上昇気流が生じたが、重力が影響を増しはじめた中、翅も〈ユーリー機関〉も沈黙した〈グライダー〉にその空気を利用する力は残されていなかった。

「あーあ。せっかく《惑星ジー》に来れたのに」ライニーカールは吹っ切れたように明るい口調で言った。「もう少し《惑星ジー》の地形を勉強しておけばよかったわ。現在地を知るためのほんの少しの手がかりでよかったのよ。例えば《惑星ジー》の海の構造をあの潮汐を見る前に思い出せていたら、どっちの方向なら水平線の少し先にもしかしたら大陸があるかもって最低限の行動を起こすことができたのに」

〈グライダー〉は高度を維持しようとすればスピードが減衰して落下に転じ、その落下スピードを利用してまた少しだけ高度を稼ぐという、不安定なあがきのような動作を繰り返していた。時と共に水面は確実に近づいてくる。

「なんとかならないかな」スレツは知恵を絞り、「〈グライダー〉の翅の綿――マイマイマイ由来の綿――が、もし海に浮かぶなら」

「浮かばないわね」

 ライニーカールは正しく現実を直視していた。スレツはそんなライニーカールの調子に肩を竦める。「なんだかあっけなく覚悟を決めてるね」

「今の波を見たでしょ。立派な構造の船だったのにそれを大破させたのよ。なのにどうして、こんな状態の私たちがまだ生きていけるなんて思えるの? 死ぬ時は死ぬのよ。認めたくないけどね」そしてライニーカールは笑顔を見せる。「もとより覚悟はしていたでしょ?」

 スレツは迷いながら頷いた。「そうだけど……」

「これは命がけの挑戦だったのよ。だけどその価値は十分にあったはずだわ」ライニーカールは過去を振り返りながら「本当にもう少しだったけどね。本当に、準備万端で飛び出せなかったことが悔しいわ。でも、〈惑星エフ〉を飛び出す最後、あの時は街のみんなに見送ってもらうことができてよかった。みんなには今まですごく迷惑をかけていたから」

「ねぇライニーカール。まだ考える時間があるんだから、諦めずになにか考えようよ」

 ライニーカールはスレツの目を見て思わずすぐに逸らし、海面と〈グライダー〉との距離を確認して皮肉じみた笑みを作った。

「あなたが思っている以上に時間なんてないわよ」

 スレツも油断をすれば、覚悟を受け入れてしまいそうになる。しかしそのたびに力をくれるのは、胸に記憶した《ジェヌ》の笑顔だ。

「時間がない……その通りだと思う。時間なんてないよ。言っちゃえば時間なんてある時の方が稀であって、普通ならいつだって無いんだよ。ならさ、今だって思い出を思い出してる時間はないよね。そんなのは時間がある稀な状態の時にでもしていればいい」スレツの言葉はライニーカールにとって不意打ちのようだった。スレツは続ける。「ねぇライニーカール。僕たちは事実として〈惑星エフ〉から脱出するっていうすごいことをやってのけた――それも命からがらね。だけどそんなの、今の僕たちにとってはすでに過去のことなんだよ。昔や過去の自分なんて他人みたいなもんなんだ。だから、大切なのは〝今この瞬間の僕たち自身〟が、〝これからなにをするか〟ってことじゃないかな。つまり、僕たちはまた挑戦するんだよ。〝飛び立つ〟って決めた時と同じようにね。……だから、僕たちは早くなんとかしないといけないんだ」

 ライニーカールはスレツの言葉を聞いて空を一瞥し、なにかに呆れてみた。

 スレツにはそれが彼女なりの抗う覚悟――行動を起こすための儀式だとわかっていた。ライニーカールは手早く〈グライダー〉の基幹部分のふたを開け、内部構造からあらゆる可能性を模索する。ねじ巻き式の動力は残されていないから、もう〈モーター〉を動かすことはできない。とはいえ。

「〈モーター〉さえ動けば何とかなるかもしれない……」機体はすでに重力で重いが、諦めないというならできることはそれしかない。ねじを人の手で回せるよう新たなギミックを作り出すには精巧なギアと頑強な構造体が必要になるが、考える方向としては間違っていないハズだ。ライニーカールは模索のコツを掴んだ気がして、根拠のない自信に拳を握りしめた。とにかく〈モーター〉を回転させればいい。そうすれば、少なくとも翅は使える。

 ライニーカールは〈モーター〉周囲の構造を弄りはじめ、ねじ式動力と連結していたギアを引っ張り破壊して分解し、その部品と工具とを合わせてペダル状の構造物を急造した。

「足こぎ式だけど、大した延命措置じゃないわよ!」

 ライニーカールは〈グライダー〉のフレームを両手で握って体を固定し、新たに生み出したツギハギのペダルに力いっぱい体重を込めた。その動力は数少ないいくつかのギアを経て〈モーター〉を回転させ、すると力なくも翅がわずかに上下に振動を開始した。

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