知らない世界の入口。その数は無限とも言えるし、まだ見ぬ好奇心の数とも言えるだろう。知らないことを知ろうとする知識欲がなくならない限り、無知の知を力に変えて私たちは目の前の可能性に挑み続ける。私たちは知の旅人なのだから。
知らない、ということは無い、ということと同じなのかもしれない。どんな素敵な制度でも使われなければ意味も価値もないのだから。小説でもない、エッセイでもない、強いていえば広告なのだろうけれど、決して商業目的ではない。とても良い試みだと思います。私もいつかやってみたいな(笑) 保護犬制度とか、里親カフェとかいろいろレビューしてみたいネタはあります。
繊細な文章の中に、小生の「知らない世界の入り口」がありました。その一つ一つが、小さく震えているような感覚を受けます。そしてその小さな振動が、読者の心を揺さぶります。一つ一つが短く、短い時間で読めますが、読んだ後、深い余韻があります。
使用される言葉が、丁寧で上品です。文には、書く人の個性が現れます。今後も期待します。