第3話
「風呂沸いたよ。」
『凄いこれ、箱の中に人がいっぱいいる!』
佑の呼びかけが聞こえないほどにテレビに夢中になっている。
「あ~、そうだね!すごいね。お風呂いこっか!」
『は~い。』
残念そうにテレビを後にした雫を脱衣所兼洗面所に連れて行く。
「じゃあ、ここに脱いだ服入れて、乾くまで俺の服で悪いけど貸すから。」
雫は、自分の着ている服を脱ぎだす。
「(服は脱げるんだ。、、、、意外と筋肉ついてるんだな、、、、って何まじまじと男の裸見てんだよ!)じゃ先にあの椅子座ってて。」
『うん!』
邪念を断ち切り
「濡れるから、着替えなくていいか。」
そう言って、雨に濡れたスーツの上着だけを脱いで浴室に入る。
『なあ、それ誘ってる?』
「えっ、雫?」
そこには見た目は同じだが、さっきまでとは確実に何かが違う雫がいた。
『いや、どう考えても誘ってるようにしか見えないんだけど、、、』
「お前雫、、、だよな?」
『今はそうみたいだけど?あー、さっきまでのあれは、別の人格?普段はあっちの人格が俺を名乗ってるけど、本体はこっち。』
「(ん?ちょっと待て、雫があああでこうで、、)」
『で、わかった?』
「わかんないな~、、、、」
『要するに、俺はこっちでいう二重人格?ってやつだよ!』
「ああ、、、、、えっー!そんなこと?でもないけど、それよりなんで今の雫は会話がまともなんだ?」
『馬鹿な俺が事故にあって、記憶なくしたんだろ。それで記憶どころか頭が吹っ飛んだんだな。』
「ということは、今の雫は、名前とかいろいろ分かるんだよな?」
『、、、、はぁ、、、そんなめんどくせえ話しどうでもいいだろ。そんな格好してする話か?』
雫が鼻で笑う
「格好?どこがおかしいんだよ?」
雫は、扉の前に立ち尽くしている佑の顔に近づき
『この肌がスケスケになったシャツ』
佑の首筋からおへそまでをそっとなぞる。
「うっ、、ん、くすぐったい。」
『この透けて丸見えな、かわいい突起』
佑の乳首をつまむ。
「はぁ、、、、!(声が、、、俺なにされてんの?)」
そして、雫は佑の顎をかたてでもちあげる。
『それに、このなんと見言えない表情にかわいい顔、そそるな、、、。』
そう言って、佑の腰に手を回し佑を引き寄せ浅い口付けをする。
「んんっ、、、(こいつの力強すぎだろ、、、、って舌入って、、、、やばい、力は入んなくなって、、、、)」
佑に口付けをしながら雫は、佑のシャツのボタンをはずしてゆく。
最後のボタンをはずし終わると雫が離れ、崩れ落ちるように倒れた。
「雫、、、?!」
佑が我に返り雫を受け止めた。
少しして雫が目を開けた。
『佑?どうしたの?』
「いやなんでもない(言えない!お前とキスしてたなんて、口が裂けても言えない!)」
『ねえ、佑体が熱い。むずむずする~。』
雫の下腹部に付いている生殖器は、勃起し膨らんでいる。
「うわ、、、、(あいつ、なんで、、、面倒なもの残していきやがった、、、)」
そうは言っているが、佑のそれも同じ状況である。
『これどうすればいい?』
「えっと、(そんなひとみでみないでくれー!でも仕方ないよな、、、やり方さえ教えればひとりでできるだろ。)」
「それはな、こうやってさすったり、なでたりして、、、(俺、なに教えてんだろ、、、、)どう?」
『佑、、ダメ!それダメ!変になる』
「大丈夫だからそのまま集中して、、、(さっきより膨らんできた、、、、そろそろかな、、、)」
『んんっ、、、あぁ、、はぁ、、はぁ佑、漏れちゃいそう。だめ、漏らしちゃう!』
「、、、はぁ、、、いいんだよ。そのまま我慢せずに出して。」
『、、、あっ、、、んん、、佑っでる、、、出ちゃう!、、、んん、、あああぁ、、、はぁはぁ、、はぁ、。』
「、、、、、はぁ、、、はぁ、、、どう?スッキリした?(どうしよ、、、俺のも大きくなって、、、雫を洗い終わるころには治まってるかな、、)」
雫のそれは収まったようだが、佑のそれは、スーツのズボンの中で大きくなっていた。
『佑のは、雫が何とかしてあげるね!』
雫が佑を見つめながら言った。
「いや!俺のはいいから‼(まずい、それはちょっと、、、って、、、)」
そうこう言っているうちに雫は佑のズボンのチャックを開けズボンを脱がせている。
「んっ、、、あっ、、、(なんで抵抗しない!?おれ!、、、、しかも、こいつ手つきが慣れて、、、)」
雫がパンツ越しから佑のそれを撫でる。
「あっ、、、んぅ、、、(やばい、撫でられてるだけなのに、、、逝きそう)」
『うふふ、佑気持ちい?脱がすよ~。』
「えっ、、ちょ、、とっまっ、、、、」
雫は慣れた手つきで佑のそれを撫でまわし、口に加えはじめた。
運命の人拾いました 蝶(かわひらこ) @kawahirako
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