第50話 思い出はカレーパンと共に

スパイ小作戦


 三丁目の田中さん家(ち)の夕飯を調べろ!

 なお、このテープは自動的に…………

 巻き戻される。


 えー毎度ばかばかしいお話の続きですが、いつもの恋文町の地下宮殿の食堂ホールにて。黒水晶と真灯蛾サリーはクリスタルチェスをしている。それぞれのコマは、黒石(モリオン)と透明な水晶で出来ていた。そして4KTVでは、

『越後屋~お主も悪よのう……』

『いえいえ、お代官様ほどでは……』

『よいではないかよいではないか』

『あ~れ~~!』

 地上波再放送の時代劇が流されていた。

「また、奴らが何か仕掛けようとしてるみたい」

 サリー女王は細い指でビショップをつまみあげ、クイッと動かした。女王の前髪ぱっつん真下の大きな釣り目が黒水晶を見つめている。

「大丈夫です」

 黒水晶は腕を組んで盤面をじっと見下ろす。

「その自信は一体どこから来るのよ? 確かに、南、東、北と脱出できなかったけど、一向に奴らを捕まえられてないじゃない。負けたら食後のデザートはあんたのおごりだからネ」

 おごりとはいっても、食事を用意するのはいつも蜂人と黒水晶だ。しかしサリーを励ますために、前回特別に提供したロイヤルゼリーのデザートに匹敵するものを提供せよと女王はいっている。すでに、送水口ヘッドが白井雪絵から抽出した分のロイヤルゼリーはない。だから黒水晶は、その代案をひねり出さねばならないのだ。もしそれが不可能なら、白井雪絵そのものを確保するより他はない。

「……ま、最後に勝つのは私ですケド」

 黒水晶は、真っ黒なマニキュアを塗った指先でルークを動かし、女王のナイトを取った。


 案の定ケータイは繋がらない。時夫ん家の近所にある直径百メートルの森の中でさえ、圏外だった。場異様破邪道内で、ケータイが繋がると考える方がおかしいのだろうか。

 電柱に紙コップが上から糸でぶら下がっている。ありすは唐突にそれを手に取り、糸をピンと張った。

「見捨てるわけないでしょ! 全くバカなんだから!!」

 ありすが紙コップに向かって怒鳴った。

『バカってェ……そんな言い方しなくても』

 時夫は「えぇ~~ッ」と叫び、誰かと話しているありすにただただ驚く。いや、相手は石川ウーに決まっているが。雪絵はというと、白い顔を傾げて黙っている。これは白いキョトンだな。

「……ご、ゴメン。傷ついた?」

 何かウーのテンションがやりにくい。……糸電話?

「金時君、ウーの最後の通信手段だよ。もっともウーがその気にならないと、こっちからは使えないけど」

 ありすはコップから耳を離して、時夫に耳打ちした。

 工事現場の看板といい、これがウーの精一杯の科術による連絡手段だったのだろう。確かに糸電話なんて、相手も気づくはずはない。

「凄い。これからはプラチナ・バニーに二階級特進だな」

『勝手に殺すなぁ~! ありすちゃん、あたしだって、敵に捕まったように見せかけて実はスパイしてたんだから。スパイはすっぱい。ジーザス・クライスト・スッパイスターよ』

 ウーはジャックとニックと追いかけっこになり、協力させようとしたのだが、断られたので結局殺した。さらにセンセイ(キラーミン・ガンディーノ)を追って、脱出法を探った。

「スパイですって。……じゃあ何か脱出法分かったんでしょうね」

『それが、電車は残らずギャングに襲撃されて、列車強盗で動かない』

 恋文駅の「ストライ鬼」と同じか……。この西の世界で、ブランコ一味は随分強力らしい。えーとマジでストライ鬼とか定刻軍と戦わせたい訳だが。

『バイクを奪って先生を追いかけてる途中、成田空港を発見したんだけど』

「えっ、本当に?」

 空から行けば、とりあえず東京でなくても……。

『やっぱり砂漠化が進んでる。そこに百年ぶりのバッタの大群が来てさ飛行機や管制塔を食っちゃった』

 佃煮にしても喰いきれぬ。

『そこに奴らの町があった』

「……成田が?」

『うん、そう。成田空港の中に『恵瑠波蘇』(エルパソ)って町があるんだ』

「成田=エルパソだってぇえ?」

 ありすは素っ頓狂な声を出した。

「そう、西部三丁目の事よ。あたしこの町を見張ったのよ。ブランコの有力な部下には、キラーミン先生の他にアンタッチャ・ブルっていう巨漢、『火麺団』を率いてるヒューマンのカス、それとサミュエル・エム・エヌ・ジャクソンっていう黒人がいる」

 確かにスパイだ。なかなかやるな、プラチナ・バニー。

『電車は列車強盗、飛行場は砂漠化。西を抜けるには、どれもこれもダメね』

「でもあんた今捕まってんでしょ」

『大丈夫。安心して!! アタシのケータイ緊急通報システム登録してるから!』

「え? ケータイ繋がんの?」

『切れる前に』

「でも、ケーサツ? 恋文交番の?」

『いや、そこ大丈夫。テキサスレンジャー』

「何それ」

『あたしの元カレが所属してたのよ!』

「はぁ? ウサ男(メン)が?」

『そう。カレはもう居ないけど、ちょうど今テキサスみたいな気候だし……ぴったしかなって』

 今度はテキサスっていう意味論の科術か。

「……で、彼らはどこに? この近く?」

 阿部ンジャーズのような助っ人登場か。ま、確かに阿部ンジャーズは微妙だったが、少しは役に立つかもしれない。

『ううん、アメリカのテキサス』

「ん? テキサスから来るの?」

『そー……だね』

「ダメじゃん!」

 うさぎは昔帰国子女だから、とありすは囁く。

「バカ! やっぱしバカ!!」

 しばしの沈黙。回転根無し草が風と共に去りぬ。

「とにかくキラーミンから手紙を預かった。これからあんたを助けに行くから。あんた、今後も連絡取れるんでしょうね?」

『ウ~ン。わかんないナ』

 それっきり、紙コップは沈黙した。糸電話でしかウーとの連絡がつかない。しかしその糸電話は、今後どこに出現するか知れないのだ。

「とりあえず、成田空港のエルパソにでも行ってみるか」

 時夫の提案に、二人は頷いた。


 ありすの運転する軍用ジープは巨大な夕日が沈む砂漠の西を目指した。やがて元成田空港を見下ろす崖の上から、三丁目・恵瑠波蘇を望む。三丁目はやはり漂流町のことではなかった。三人はそこで荷台からJ隊の野営用テントを降ろして張った。すっかり日が落ちる中、今夜は砂漠で張り込みだ。

「何か食べないか?」

 ちょうどJ隊のジープには、飯ごうセットとアルファ米、それに缶詰が積んであった。小林店長は気が利く。しかし、その量は二人前しかない。

「他にあるのは、ドッグフードだ」

「モー店長、『マッドマックス2』じゃないんだから!」

 もう一人はこれを喰えというのか。八十年代引きずり系だ。ウンベルトA子といい勝負である。

「ややっ、これクッキーの缶だ!」

 ありすが缶のタブを思いっきり引っ張った。すると中のクッキーは勢いよく飛び上がり、坂を転がり落ちていった。

「待てークッキー!」

「あたしだって腹減ったわよ!」

「まさか、みんな意思を持って転がり出したとか?」

「やめて」

 クッキーは暗がりに消え、二人は戻ってきた。

「あたし……結構です。お二人で食べてください」

 雪絵はそういって、夜空を見上げた。

「上を見て」

 時夫も釣られて空を見上げてハッとする。

「うわあ……」

 ありすも笑顔だ。満天の星空。これが本当に千葉の夜空か? まるで上高地から見上げたような天の川。今夜も満月だ。雪絵は月光を浴びてダンスした。バレエのような流れる舞と共に、どんどん白く純化し、輝いていく。彼女は月から直接エネルギーを得ることができる。それが地下の女王サリーにとって、極上のロイヤルゼリーになる訳だが。

「先に休みます。ゆっくりお二人でお食事してください。後で交代のとき、教えてくださいネ」

 雪絵はにっこり笑って、一人テントの中に入った。近頃、ますます雪絵は人間化してきたような気がする。そして、美しくなった。

 ジープには高性能双眼鏡(夜もばっちり見え、フォーカスもかなり鮮明)も装備されている。嗚呼、J隊、万々歳。

「ありす、ここに何かあるぞ?」

 暗くて見えなかったが、五メートル先に小さな不動明王の祠があった。

「不動明王……ここもしかして、元成田山だ!」

 成田空港との位置関係が少しおかしいが、西部の意味論が支配する中、わずかに残ったその形跡。木々もなくまるで火星、いやネバダ砂漠のような、デビルスタワーもどきまで地平線に見えているこの場所で。しかしありすは言った。

「ここは不動明王のパワーが護っているわ。これで一安心ね」

 だが下の町、どっからどう観ても西部の町であることに変わりはない。

「ホントに成田まで来てたのか。て事はとっくに伏木有栖市超えてんじゃないか」

「そう。だのに隣町の漂流町が……ない。これってミステリーよね」

「北の隣町の足留町は、氷結で廃墟になってたけど」

「いいや、それとも違う。……漂流町は移動してる。あたし達隣町に行けないと、恋文町を出たことにはならない」

「名前が悪すぎだろ」

 知多家(しったか)町、土壷町、足留町、そして漂流町。奇名が多い千葉の地名でも、とくに恋文町周辺には変な地名が多い。だがそのお陰で出られないという意味論が働いているじゃーないか。それなら一体、漂流町はどこにある?

「まずは恵瑠波蘇に居るウーを助けるのが先ね。明日の取引に備えて、今夜は寝ずに張り込みよ。でも、夜には行動を起こさない。前の『スネークマンションホテル』みたいな失敗はしたくないし」

 あの時も、ウーが夜中に勝手な行動をしたのだった。

「明日、キラーミンの言うとおりに、あたしは五十万ドルを持って一人で行く。だからその前に情報収集をするの」

 ハートのパンツで? そこばっか気になる。

「また、二人きりだな」

 何度も繰り返すこの状況。東西南北異なる情景。でもオレ達は何度も上京。(……ラップ?)実際、時夫は雪絵と居るよりありすと居る方が長い。

 ビュオオオオ……。さすがに夜は寒い。

「ちょっと冷えてきたね」

「やっぱ冬だもんな。こうなると飯ごうで飯炊くのめんどくさいな」

 炊くのを待って食べるのは小一時間後。でも調理人・石川ウーなら絶対言わないセリフだ。

「お腹がすいたらスニッカ~ズ♪ 成田山と分かったからには、話が早い。ウチのコンビニで何か買って来ましょ」

 そういってありすは一人でジープで立ち去った。不動明王が護ってくれるとは言うものの、残された時夫は少し不安を感じつつ待った。

「お待たせ~。ウチの店の素晴らしいところの一つは、ポイントカードが一切ないって事! 張り込みといったらコレよ!」

 十五分後に戻ってきたありすが手にしたビニール袋には、カレーパンと牛乳。バナナ、アンパン、それに肉まんもあった。……黄金コンビニ「ヘブン」は古城ありすの直営店だ。『半町半街』の漢方も扱ってるらしい。それは恵瑠波蘇の灯りと反対方向に降りた処のすぐ近くにあったという。どこにでもあるな。

「これは辛くないな」

 ホカホカの肉まんをほお張った時夫は言った。

「当然よ」

 ありすもニコニコ食べている。辛いモノの意味論を押しのけるとは、さすがありすのコンビニ・ヘヴンだ。

「なぁ、毎度疑問なんだがウーは本当に敵の回し者じゃないんだよな?」

「君はどう思ってるの?」

「前に、直接彼女に訊いた事があるんだ。そしたらありすにも俺にも誤解されてるって。本心は確かに違うかもしれない。けど、俺は時々その行動が分からなくなる。もしかして、知らず知らずの内に?」

「利用されてるのかもね。いい。ウーは一時期宗教にハマってたこともあるんだ」

 月光に照らされたありすの真顔が隣にあった。

「何それ?」

「ネットだけの宗教で、『サプライズ教団』っていうんだ。唯一の教義がサプライズ演出すること。サプライズもある程度なら、人を喜ばせる。けど、程度を過ぎると迷惑だし、その内恐ろしいものになる。ウーは、コロッと感動して、サプライズ部隊をやらされた。それでウーはあたしにサプライズを仕掛けに来て、そん時あたしに言われて辞めた後も一年くらいは、奴等の仕掛ける突然のサプライズに感動したり、悩まされを行ったり来たりした。それであたしは、科術で連中に、とびきりのサプライズをお見舞いしてやった。……以来、やつらは一切出てこない。君も、女王には気をつけてね。金時君」

(い、一体、何をしやがったんだコイツは!!)

 金沢時夫としては、古城ありすのとびきりのサプライズの方が怖いし、気になるのであった。

「その時教団の指示で、あいつはバニーガールの格好を始めた」

 以来、ウーはバニーガールの格好をしている。……それって未だに洗脳が解けてないって事じゃーないかッ?!

「ところで今さらだが、なんで『ウー』なんだ?」

 そう訊きつつ、時夫も「ウー」と呼んでいる。

「石川卯だからよ」

 ありすは地面に枝で「卯」と描いた。

「本名は卯と描いて『うさぎ』。でも『う』とも読めるでしょ」

「確かに」

 十二支の「卯」は、本来「うさぎ」の意味はなかったが、動物の兎の意味が込められるようになった。

「それで君は?」

「え?」

「君はどんなだったんだ。昔」

 時夫は思い切ってありすに訊いた。

「ひたすら師匠について修行に明け暮れていた。ネズミーランドも小さい頃行ったきりだしなぁ。でも、師匠の作る薬膳ラーメンが最高で。それと、一緒に蔵王で食べた笹団子がやけに美味しかった。あん時は頂上が凄い吹雪いててね。そこを大人たちがビュンビュンスキーで飛ばしてて、大人ってスゴイなぁって思った。温泉がメチャメチャ熱かったけど、転んでできた擦り傷が湯にしみて。でも浴衣がうれしかった。小さい頃テレビで見た『007』は、今見ると壮大なコントみたいだけど、世界をまたにかけて活躍するボンドにあこがれた。後は、学校給食のソフトメンと揚げパンと冷凍みかんが美味かったくらいの記憶しかないな」

 あぁ、「半町半街」の壁に貼られていた蔵王のペナント、あれか。ぜったいゆとりじゃない。

「あまり友達と遊んだ記憶もない。ウーが幼稚園からの唯一の親友」

「そうか……」

「放課後、ずっと師匠について廻った。あたしみたいな、先天的に科術師の能力を持った子はほとんど居なかったのよね。唯一の例外がウー」

 古城ありす。強がりで意地っ張りな彼女の素顔は、その特殊能力の中に隠された極ありふれた少女だ。

「私、小さい頃は虫も触れない子だった。ウーは平気だったけどね。蝶は好きだったけど、蛾が大嫌いだった」

 今では到底考えられない話である。

「だって、蝶と違って蛾は汚かった。それがね……あるとき師匠について廻る内に、たぶん、夜だったのかな。外灯に蛾が集まっていたから。師匠はそれを見せて、わたしを一人にした。私は最初気味が悪かった。ホントに蛾しか集まってなかったから。師匠は言っていた。蝶は日中に、蛾は夜に飛ぶ。それで私は気づいた。これまで忌み嫌ってたけど、蛾がこんなにきれいだったって」

 ありすは微笑んだ。

「それであたし、いつの間にか『蝶声投入』を編み出したんだよ」

 蝶声投入は、蛾も蝶も等しく出現する科術の呪文だ。人に歴史あり。古城ありすにも歴史がある。

「そのG-SHOCKは?」

「ある人に貰ったの」

「師匠?」

「いいえ、別に」

 ありすはゴツい腕時計をさすった。確実に男モノだ。

「さ、あたしの話なんてもういいでしょ。今度は君の話を聞かせて?」

「……あぁ俺か」

「何で恋文町に来たのか、とか。あ、それは前に訊いたっけ?」

「うん、伊都川みさえが死んだからだけど。でも、実は話せば長いんだ」

「時間ならあるわ」

 町の様子は静まり返り、灯りは燈っているが目立った動きはない。

「父は……粘菌福祉事業団に勤めていたんだ」

(………………なんだそれ)

 ありすの牛乳を飲む手が止まった。

「粘菌を観察して世の中に貢献する事業団だよ」

「典型的な天下り専用法人じゃん。意味のない」

「ま、俺だってそう思ったよ。だけど二〇一四年のピーマンショックにより、国に事業を整理され、父は職を失った」

 金時は、ポツリポツリと自分の家族のことを語りはじめた。

「そうなの」

 ピーマンの株価大暴落により、一時世界的不況に陥った。その余波は、ありとあらゆる所に押し寄せたのだ。ムーンライトクッキーが、以前よりちっちゃくなってるつーーの!(いや、それはもっと前からだが)

「うん。最後は社長が七人で、従業員は父親一人だった」

(分からん、その状況……)

「超絶ブラックじゃないのよ」

 ただし、「超絶ブラック」という名の高濃度カカオのチョコがあったら喰ってみたい!

「……いろいろあって、両親は別居したり戻ったりなんて事を繰り返した。いい思い出といえば、俺もGさんが作るラーメンが好きだった。俺には妹がいるが、妹は今でも両親と一緒に暮らしているけど、俺がこうして、みさえの死をきっかけに恋文町に越してきたのも、そういう影響があっての事かもしれない。ま、リアル中二の頃だったしね」

 中二病の勢いのままに、中三のとき、金沢時夫は進学と共に一人暮らしの決断をした。近くに、祖父母が営む店があるという話を何となく覚えていたからだが、実際に行った事はない。幸い、時夫の父はその後定職に就くことができ、現在の金沢家の家計は安定している。

「どうやらキラーミンの姿は見えないわね。へのへのばっか。夜は建物の中に引っ込んでんのか」

 ちょっと話が気まずい方向に行ったためなのか、ありすは話題を戻した。

「もう、寝ていいわよ。後はわたしが見張るから」

「いや、君だって疲れてるだろ。交代しよう」

「……ありがと。あっ」

 ありすはJ隊の高性能双眼鏡を時夫に渡した。

「観て。やつらよ!」

 遂にありすは、へのへのもへじでない面の連中を見つけたらしい。

「巨漢がアンタッチャ・ブルかな。鉄仮面をつけてるのがヒューマンのカスね。それと、もう一人の背の高い黒人がサミュエル・エム・エヌ・ジャクソンか。ブランコはどこにいるのかしら?」

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