ところどころに垣間見える、現代的な知識。極めて僅かな転生要素。もしこれらがなければ、コンテストに応募しているこの作品に、私は第一話を読んだ時点で星を入れていただろう。確信を持つには、ある程度読み進める必要があった。そうして、先へ先へと読み進むうちに、私がこの作品が、間違いなく傑作であると断言できるに至った。ともかく面白い。主人公カインが動けば、それは暴風となって世界を引っ掻き回すのだ。カクヨムでは類を見ない作品である。ぜひ、貴方もお目通しを!
野蛮な気分、スカッとしたい時におすすめ!あと、わりと哲学的。
ロバート・E・ハワード好きならお薦めの一品です。