第7話
一時間くらいしてからだろうか、ロアが実験室のモニター室に帰ってくるなりマジックミラー越しにモナが悶えている姿と、甘い声が聞こえてくる。
「モナ、ただいま」
「ふ、んあぁ」
「ふふ、すっごくだらしない顔してるよ」
「あ...の」
モナが時折ビクッとしながら俯く。
「...う、うしろ...やって...」
おそらくロアを待つ一時間で射精管理をされているため刺激が与えられていない一部がもどかしくなってしまったのだろう、【うしろ】というのはわざわざ説明しなくてもすぐにわかる事だった。屈辱的な顔をしながらも気が狂いそうな焦らしに耐えられなくなってきたようだ。
「ん?声が聞こえないし...頼む時はそれなりの礼儀が必要だろ?」
「くっ...」
俯いた顔を上げては恥ずかしそうに目線だけ逸らす。
「おしり...ずぼずぼして...」
「敬語じゃないけど可愛いからいいか」
ロアが満足気にレバーを引くと壁から太長いディルドがようしゃなく割り込んでくる。
「あああ!」
あたりの痛さに涙を滲ませては背筋を伸ばす。
しかし媚薬の効果のせいか痛みも薄れ、突き上げてくるディルドに快感を覚える。
「ン、いかせ...て」
「だめ、頼む時は?」
「あ...せ、精子ぴゅっぴゅしたいれすっ」
「よしよし、じゃあいっぱいとってあげるからね」
完全に理性を飛ばしてしまい、口から出た言葉にロアは笑みを浮かべてはまたスイッチを押し、根元に巻きついたアームは外れ、今度は代わりに搾乳器のようなものがペニスに取り付けられ、それを待っていたかのようにモナは達し、白濁を容器の中へと放出させる。
「んあああ...ぁ、はぁ...」
「凄い量...モナはえっちだなぁ」
「...はぁ、う...」
目的はモナの体液最終のためなので全てのスイッチは切られ、搾乳器とディルドも取り外され、モナが顔を火照らせたまま放心状態になる。
ガチャっとモニター室から実験室にロアが入ってきてはモナの両手足を拘束していた長方形をした機械のスイッチを切り、モナをバスタオルのようなもので包み込んだら抱き上げる。
「よく頑張ったね、お風呂入って寝ようか」
そう言いながらまた昨日のようにロアの部屋まで連れていかれ、広いバスルームに連れていかれる。
「ちょっと待ってね」
そう言うとモナを脱衣場の椅子に座らせ、白衣をハンガーにかけてはワイシャツのボタンを外していき、着痩せするタイプなのか一見細身だが胸板などはしっかりと厚く、腹筋も引き締まっていた。
「...一緒に入んのかよ」
「勿論、さっきあんなことされたばかりじゃ自分で動くのは辛いと思って」
そう言いながらカチャカチャとベルトを外し、おそらく先程突っ込まれたディルドよりも立派な物が目に入り、思わず目をそらす。
「...あいつらに犯されたの思い出しちゃったかい?」
「...フン」
そっけない返事にロアが少し眉を下げて笑みを浮かべる。
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