エピローグ
ニュートンは、聞き込みをしてまわり、ギャンブルでソントンに負けて金を渡した男を見つけ出していた。不幸を引き起こす
男の後を
ニュートンは通り道を先回りすると男の背後から忍び寄り、頭に銃を突きつけた。
「ちょっと聞きたいことがあるだが、いいかね?」
「誰だ?」
「君は、大金を持ってるそうだが……」
「金目当てか? 持ち金なんてロクにねえよ。手に入れた金だって博打に使ってい待ったし」
「私の知りたいのはその大金をどこで手に入れたかだ」
「まっとうな金だよ」
「まっとうな金なら話せるだろ?」
「預けたんだ。その利子が意外と多くってさ。数週間預けるだけで結構な額が付くんだ。そうだ! アンタにもそいつの事を教えてくれるよ」
「是非、頼むよ」
ニュートンは銃の引き金を戻した。
霧の街のニュートン探偵事務所2 エピローグ 終わり
霧の街のニュートン探偵事務所2- 幸せのコイン - ジップ @zip7894
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます