第283話秋風の

秋風の

   吹きにし日より

          久方の

             あまのかはらに

                    たたぬ日はなし


                    よみ人しらず 古今173


秋風が吹き始めた日から 天の川の河原に立って あなたを待たない日はありません。


七夕伝説の歌。

立秋の日から、織女星は彦星を待ち続ける。


素直にしてこれも美しい歌。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る