第24話寂しさの極み

あはれあはれ

思へばかなし

つひの果て

しのぶべき人

たれとなき身を


ほんとうに


ほんとうに


思うだけでも哀しい


私が死んだとて


しのぶ人など


誰もいない



※詠んだ時期は、不明



本当にそうなのか、誰もいなかったのかは、わからない。

しかし、式子内親王自身は、そう想い。この歌を詠まれた。

その時期は、寂しさの極みに陥っていたのであろうか。


現代も、そう想い孤独な死を迎える人がいます。

せめて一声かけられれば、その運命も変わるかもしれない。


ただ、なかなか、簡単には解決できない。


この寂しさの極みの歌に、どう対処するべきであろうか。


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