応援コメント

第20話父後白河院の死」への応援コメント

  • 後白河の霊が乗り移ったと自称する、橘兼仲夫妻の
    妖言事件に巻き込まれ、式子内親王が洛外追放されかけた
    ことは有名ですが、父の死によりさっそく迫害され出した
    式子が気の毒です。まさかそのストレスで乳がん発症?
    ところで弟(?)の以仁王の非業の死について
    式子はどう思っていたのでしょうか。
    馬場あき子氏によれば、事件以後の時鳥の夏歌に
    以仁王の死を悼むゆえの暗さがあるとのことです。
    本当にそんなに仲良かったのでしょうか。
    守覚法親王よりは近しい存在だったでしょうが。

    作者からの返信

    かつがれて挙兵、以仁王の非業の最期以降、世間は恐ろしいほどの速度で、変わっていきます。
    飢饉や戦乱の中、自らの無力感も感じていたのかもしれません。
    以仁王の死に様も、心を痛めたはず。
    様々な人が様々に書いていますが、実際にどれほど親密であったのかは、不明。
    ただ、皇族とはいえ、修羅がうごめく娑婆の河の流れに、翻弄されるだけの実態、なかなか辛い事が多かったものと察しています。