第3話
つい最近十年に一度あるかないかと言われた寒波が来ていたのが嘘の様に、暖かくもう春と言っても良いのではないかと思わせる、2月下旬の月曜の朝だった。
オフィスに来る途中にある「ドトール」で買ったブレンドのSサイズとジャーマンドッグを、テイクアウト用の袋から出そうとした時に後から声が掛かった。
「小笠原さん、2番お電話です」庶務の嶋村ゆうこだ。
雄介はオフィスにかけられた時計を見た。8時12分、まだ始業まではかなりあるが、朝早くかけて来るクライアントは少なからずいる。
「え!どちら様から?」と嶋村に振ると、高卒で入社してまだ一年経っていない、幼い顔が困り顔をつくっている。
「ちぃ、またか!」雄介にしては珍しく舌打ちをして電話に出た。
「もしもし…」
「あ、雄介か?」
「親父、何かあれば会社じゃなくて俺の携帯に電話してくれって何度も言っているだろ!」いけないと思いつつ、強い口調になってしまう雄介。
「で、どうしたの?」
「いや、母さんのおむつがもう少しで無くなるから帰りに…」
途中で遮り「朝、その話はしただろ?俺が会社の帰りに買ってくからって!まだその話をして2時間も経っていないぐらいだぜ親父」イラついた。
「そうやったかいな…」と父が言うか言わないかで、ガチャンと切ってしまってから、切り方が悪かったかなと反省する雄介だった。
雄介は振り返って嶋村に手で「ごめんな」の合図を送った。
嶋村ゆうこは、雄介に同情するようにまた困り顔をつくるだけだった。
このところ雄介の父の様子が少しおかしい。この様なとんちんかんな電話をよくかけて来るようになったし、家でも会話がかみ合わない事が増えてきていた。
雄介はケアマネージャーの菅野に相談しないといけないかな?思い始めていた。
「おーい読み会始めるぞ」と課長の里 穣から声がかかった。読み会とは毎週月曜日に今週の営業において、クロージングをかける社名と受注の角度を報告する会議だ。
角度とは、クロージングをかけておそらく受注出来そうならA、半々の見込みでB、正直ネタがないが苦し紛れでクロージングをかける先をCと報告する。
各営業マンがバッティングしていないかの確認も兼ねているし、今週の売り上げ予測を立てて課長が部長に報告する。
雄介はこの会議で、一週間で角度Aの会社を5社報告して周りをざわつかせた。
この週だけで言うと、全国トップレベルの営業状態で里からも特別に声がかかった。
「雄介、絶好調!」と少しからかったトーンだが、悪い気はしない。
「仕事は良いですけどね…」と苦笑いして会議室を出る雄介の後ろ姿を里は見送りながら、小声で「親がなぁ」と天を仰いだ。
「この間の話なんだけど、俺の課に良い対象者がいる」
「ほんとうか?誰だい」
「小笠原係長だよ。いま彼は親がボケてきて困っている。母親は相当進んでいるらしい」
「小笠原?お前のところのホープじゃないか!いいのか?」
話しているのは神戸営業1課、課長の里 穣と東京本社総務部総務課、課長の小林 信(こばやし しん)だ。
2日前-里のデスクの内線が鳴った。
「はい。神戸営業1課、里です」
「お疲れ様です。小林です、ひさしぶり」
「え?えらい又珍しい人から電話だね」里は少しフザケタ口調で言った。
「そう虐めるな。ご無沙汰して悪かったよ」向こうで頭をかいているのがわかる。
里と小林は同期で、平社員の頃は東京新宿支店で一緒に営業課員として働いていた。ウマが合った二人は、ライバルであり戦友でもあった。お互いが交互に新宿営業2課のトップセールスを取りあっていた。よく二人で飲み明かしたものだった。
お互い何度か転勤を繰り返したが、メールではたまに連絡する仲だった。ただ、小林が総務畑の方に進んで人間関係があまり重ならなくなったのと、結婚を機に小林は見事にマイホームパパに変身した為、別に仲は悪くなっていないが疎遠になっていた。
「いや、冗談冗談。家庭第一がいいよ」里が笑った。里はまだ独身だ。
「いやしかし、今日は何だい?」里が続けた。
「ああ、実はお願いがあってな」
小林の話はこうだった。最近、電報の社員の過労自殺の件で上が働き方改革に本気で取り組みだした。(いや本音で言うと取り組まざるを得ない)
とは言え現状当社は電報と変わらない労働環境だ。そこで、まず今ある有給などの制度をどんどん利用してもらい、会社が本気だと言う事を社内・外に伝えると言う。そのプロジェクトの責任者に小林は選ばれてしまった。
ただ、正直有給に手をつけるのはしんどい。いま大幅に社員の有給取得率が上がると、現場の人手不足が悪化するし生産性も下がる。
そこで、特別休暇制度の中で男性の育児休暇・介護休暇を各支店で数人取得してもらい、それを社内報に載せて全社員に、会社は労働環境改善に取り組んでいるよ!とアピールしたいらしい。新卒採用に良い影響が出る様に、プレスリリースも考えているようだ。
ただ上には誰にでもこちらから働きかけて、休暇をとらせるのも引っ掛かりがあるらしい。
会社の業績にあまり影響が出ない人材をピックアップして、とらせて欲しいらしい。
里はその話を聞いて吹き出した。「つまり、作り話じゃん!」とわらった。
「そう言うなよ。休暇は本当にとってもらうのだから作り話はひどいよ」小林の困り顔が見える。
「まぁ、話は分かった。心当たりがないわけではない」
「ほんとうか?助かる」安堵のため息が伝わった。
その後、しばらく近況報告などをお互いして電話を切った。
その二日後に里から小林にかけた電話だ。
「ああ確かに小笠原はうちのホープだ。戦線離脱は痛い」
「なら、どうして?」
「お前には悪いが、上の意向ばかり聞いてはいられない。社会が労働環境に目を向けている今はある意味チャンスだ。本当に困っている人間に休暇をとってもらう。少なくともうちの課ではな」
小林は苦笑いしつつ「しばらく会っていなかったから、お前の性格を忘れていたよ。絵を描くのは嫌いだったもんな。そう真っ直ぐ来られると、切り返す言葉がないよ」
電話ごしだが、会話を通じて二人のシンパシーは重なり話は決まった。
小会議室で3人の男が揃っていた。
神戸営業1課、課長の里 穣と同係長、小笠原 雄介に東京本社総務部総務課、課長の小林 信だ。
「いったい何なんです?東京からわざわざ総務課長が来られての話って」と、雄介がイラつきを隠さず言った。
「そう、警戒するな。人事とか変な話じゃない」と苦笑いしながら里が雄介を落ち着かせるような口調で「悪い話じゃないから、まぁちゃんと聞け」と言った。
「いや、別に警戒とかしてませんよ」と言いつつ、上司二人に対しての口のききかたを心中で反省する雄介がいた。
「俺は今の君のご両親の状態をすごく心配している。意味、わかるよね?」
「ええ、もちろんです。課長にもある程度の事はお話していますし」
「うん。会社ではマイナスにとられるかもしれないので、隠す人間もいる中で俺にちゃんと話してくれている事には、今更ながら感謝しているよ」
里が続ける。「そこで、俺にも手伝えることがあるんじゃないかと、ずっと考えていたところに、小林課長からある話をもらったんだよ」
「あ、ここからはわたしが説明しましょう」と小林が会話に入ったきた。
小林の話はこうだった。
会社として、国の雇用保険の財源で賄える「育児休業制度」と「介護休業制度」については、早くから社内制度としても整備をしているが周知が弱いのと、社内評価が下がるのでは?との疑念からなかなか利用率が上がっていない現状がある。
先の電報の過労死問題を受け、上層部も働き方改革に取り組み出したところだ。新たな当社独自の制度も検討中だが、早くからある国の制度に則った制度さへ稼働していないようでは、到底先には進めない。
そこで、各支社・支店・営業所の現場にヒアリングをかけて、実は制度を利用出来るのに、利用していない者はいないかリストアップをしていた。そこで、里課長から君の事を聞いて今日はお邪魔させてもらったと小林は説明した。
「つまり、両親の介護の為に長期休暇をとれと言う事ですか?」と雄介は冷静に質問した。
「ああ、そうだ。実はおれの従妹が雄介と似たような状況になった事がある。もう数年前だがな」と一口珈琲を口に運んでから里が続ける。
「その時、仕事の事を気にするあまり対応が後手後手にまわり、大変苦労をしているのを覚えているんだ。今のうちに休んでしっかり体制を整えた方がいい」と言う里の目に真剣みを感じ取る雄介だった。
その後、制度の詳しい内容・取得の手順などを小林から説明を受け、もし休業するなら仕事関係の引継ぎをどうするかも、想定として里と雄介は話した。
その上で「ちょっと、ケアマネジャーと相談してから返事をさせて頂きます」とこの場の会話を打ち切った雄介は、最後に家庭環境への気配りをしてくれた上司二人にお礼を言って、会議室を後にした。
雄介はJR三宮駅前の行きつけの喫茶店「にしむら」にいた。ちょっと酸味が勝っているここのブレンドを飲みながら、ゆっくりと考えを巡らせていた。
直属の上司である里、東京から来た総務課長の小林と介護休職の話し合いをしてから3週間が経っていた。結局、雄介は介護休職をとる道を選んだ。
雄介のクライアントはしばらくの間、里が担当する事となった。
「え!課長が担当をされるのですか?」と雄介は思わず大きな声を出した。2週間前の小会議室だ。
「ああ、それが一番いいだろう。おれは雄介が帰って来る前提でこの話を小林と進めた」
「はい。ありがとうございます」
「その時、雄介のクライアントを他の営業各人に振ってしまっていれば、部長は別の営業所への人事も考えかねないからね」と言ってウインクをしてみせた。
里は日本人の、この世代には珍しくウインクとか投げキッスとかを平気でする、ラテン系の男だが、雄介は照れくさくてその仕草を直視出来ない。
「しかし、課長がわたしのためにプレイングマネージャーになるのは、ちょっと気が引けますね」雄介は本気で言った。
雄介のクライアントは大口が多く、課を切り盛りしながら管理するにはかなりの負担になるはずだ。
「なぁに、おれの手にかかれば課と雄介のクライアント様のお守りなんて小指だよ!」と軽口をたたいた。小指とは里がよく使う簡単と言う意味だ。
ただあながち冗談ではない。里が係長時代に作った神戸第一営業課の個人年間売り上げ最高記録は今も破られていないのである。
「まぁ雄介は介護体制をつくる事に集中して、早く帰って来てくれたらそれで良いんだ」と里は雄介の肩を強く叩いた。
そんなやり取りを思い出しながら、お気に入りの珈琲を口に運ぶ雄介のスマホがふるえた。画面を見ると姉のさゆりからだ。苗字は明石に変わっている。
「めずらしいな」とひとりごちした雄介が電話に出ると甲高い声が聞こえてきた。
「あんた!突然に仕事を辞めたらしいやないの!どうするのよ」と、久しぶりに話す弟に挨拶の愛想もなく、話始めるさゆりに姉らしいなと思い苦笑した。
理由はわかっている。父から話が曲がって姉の耳に入ったのだろう。苦笑いを続けながら、雄介は事の流れの説明を始めた。
季節は春から梅雨に進んでいた。
雄介は、最近のケアマネージャーや特別養護老人ホームの事務方との話し合いを思い出しながら、洗濯物を取り込んでいた。
雨の合間の晴れ間がこんなにありがたいものとは、本気で家事に取り組み出した雄介は初めて感じた感情だった。
打てる手は全て打った感がある。
後は絶望的な、200人待ちと言う特別養護老人ホームの待ち人数の現実があるだけだった。
「あと、一か月ぐらいなんとかプレイングマネージャーで頑張るよ」と電話の向こうで話す、雄介の直属上司である里の言葉がありがたいが重たかった。
雄介に与えられた「介護休職制度」の期限は93日間だった。これは法定で決められた日数だが、体力のある会社は独自でもっと長い制度があるところもあるが、雄介の会社はこの法定に沿った制度をとっている。
雄介の中で、ある言葉が現実味を帯びて来ていた。
「介護退職」…介護休職に入るだんでは頭の片隅にもなかったが、母の入所が進まないのに加え、父の認知症の進み具合が更に状況を厳しくしていた。
ケアマネージャーの菅野が言うには、次の認定で要介護度は1から2に上がるだろうとの事だ。父は身体が動くので身体的な事ではなく、つまり頭の具合が相当進んでの要介護度UPとなる。
そう言えば、最近父と話していても途中で話が合わなくなる。菅野が言うには初めの方の話は途中で忘れるらしい。
菅野の言葉で、今でも頭に残っているものがある。
「息子さん、認知症の忘れるは忘却ではありません。昔のミュージックテープで新しい曲を入れるようなものです。つまり消去です」
この説明はすごく腑に落ちた。すとんと頭の中に入り理解出来た。
「今さっき話した事だろう」とか「いや、5分前に食べ終わったばかりやろ」とか…ずっとイライラして父と接していたが、忘れるのじゃなくて「その過去の話や事柄自体が無かったものになる」のだ。
父には、話した過去が無いのだから「同じ話」をまたする。父には、食べた過去が無いのだから「食事はまだか?」とまた言うのだ。
しかし、身内と言うのは不思議だ。病気だから仕方がないと雄介も理解しているはずなのに、同じことを言われると心底腹が立つのだ。
これが自分のストレスになっている事を理解しながら、コントロール出来ない雄介がいた。
「残念だよ、雄介…」里は言った。続く言葉は出てこない。里の右手には雄介が出した退職願が握られていたが、封筒は開けられていなかった。
中身は会社の雛型に沿った「一身上の都合により…」と始まる文章であることは分かっているし、何よりその一身上の都合がどんな内容か里は知っていたので、読む必要もない。たんなる形式上のものだった。
場所は会社の会議室だ。二人の前に置かれている珈琲はとうに冷めていた。
「雄介、失礼な事を聞くようだが専業介護になって生活は成り立つのか?」
「しばらくは両親の貯えと、少ないながらも年金がありますので…」
「そうか、それなら良いんだが…で、どうなの?お母さんが施設に入れる見込みは」
「見込みと言うか…200人待ちですから」雄介は力なく笑った。
「200人!」里は絶句した。
雄介は今までの感謝の気持ちを里に伝え、会議室を後にした。
後ろから声がかかった。「何かあったら、電話して来いよ!」里の性格からして、社交辞令ではないだろう…雄介は振り向き軽く頭を下げ、踵をかえした。
オフィスビルを出ると、強い風に打たれ思いのほか冷たく感じた。季節はもう秋を迎えていた。
「さて、くよくよしてもしょうがない!今日は憂さ晴らしに飲んで帰るか!」雄介はわざと大きな声をだして、自分に言い聞かせるように歩を進め目の前の横断歩道を渡った。
小料理屋派の雄介だが、これからのお金のことを考えると立ち飲み屋の選択になった。神戸はけっこう立ち飲み屋が多い。特に最近、若者・OL対象にオシャレで価格も一般の飲み屋より高い立ち飲み屋が多く出来ている。
それがまたよく流行っているが、雄介は立って飲むのに他の店より高いと言うのを、理解出来ないでいた。
「久しぶりの立ち飲みなら、とことん立ち飲みらしいのがいいな…」誰に聞かせる事もなく、ひとりごちした雄介の足は元町に向かっていた。
「石原商店」…ただの酒屋だ。雄介はどうせならと「角打ち」と、シャレ込んだ。店内はとってつけた様なカウンターと、ビールの空き箱を逆さに重ねて板を置いたテーブルがあるだけで、床にはゴミがいっぱい転がっていた。客層は全員おじさんだ。
角打ちの良いところは、飲めるお酒の多いところだ。そらそうだ、酒屋なのだから。
雄介が店内に入ると、「いらっしゃい」と愛想が良いとは言えないが、こなれた声が心地良かった。
「瓶ビールとポテトサラダで…」
「あいよ!」と、手慣れた手つきで大瓶の栓を抜きコップを頭にかぶせて、雄介の前に置いた。ほどなく出てきたポテトサラダを見て、少し雄介は驚いた。
「おやじさん、ポテトサラダ業務用じゃないんだね」
「あんなもの、不味くてお客に出されへんわ」
雄介はしばらくここを根城と決めた。
雄介が会社を辞めてから、一か月が経っていた。
まず、雄介が手を付けたのは、我が家のお金の算段だ。先の読みが浅いと言えばそれまでだが、今まで年齢的に比較しても年収は多い方だったが、貯えはほぼ無いと言っていい状態だった。
誰かが言っていた。人生には上り坂もあれば下り坂もある。だが、もう一つ気をつけないといけない坂があると…「まさか!?」と言う坂だと。
何のごろ合わせだよ!と鼻で笑って流したのを覚えている。同僚とスナックで飲んでいた時の話しだったと思う。
しかし、その「まさか」は雄介の身に起こった。両親のW介護から追い詰められての、介護退職。しかも貯えが無いと来る。言い方は下品だが、あのおしっこに消えたお金を少しは、まさかの為に置いておくんだった。
ただ、雄介は起こってしまった事をながく引きずる方ではなかった。ここから、どうするか?意識はすでにそこにあった。
雄介は、母の貯え・父の貯え、そして僅かばかりだが自分の貯えを一つの口座に纏めた。そして、両親と雄介の支払い関係の引き落としも、その口座にまとめた。
「ふ~、これで一元管理が出来る」…小声で言って自分で納得した。ため息が出るのも納得が出来る。両親のお金を動かすのに一苦労したからだ。
特に寝たきりの母のお金を下ろすのに、自分は息子です…と運転免許証を出すぐらいでは下ろせない。まぁ、考えてみれば当然のことだ。
区役所に行って、住民票や戸籍謄本、印鑑証明に介護関係の書類を揃えて、銀行の窓口で個別相談だ。お堅い銀行になると、裁判所で成年後見人の手続きをとってくれと言い出す。
母の預金額など、そんな時間的・費用的パワーをかけるだけの額ではない。雄介は苦笑しながら、銀行員の話を聞いていた。ただ、ケアマネージャーが間に入ったりしてくれて、個別に銀行と書面を交わす事で最終的には話がついた。
ほんとうに、めんどくさい数週間だった。思わず出た雄介のため息が、心からその労を洗い流す。ため息は幸せが逃げると言うが、精神医学ではストレス解消の効果があると、誰かが言っていたのを雄介は思い出した。
雄介がため息をついた場所は、最近根城にしている酒屋の石原商店だ。今日もくたびれたサラリーマンで満員だ。
石原商店のおやじが言った。「雄介、今日はなんかいい顔してるな」
雄介は、苦笑いをしながらビールを追加した。すでに、石原商店では「雄介」と呼び捨てにされるほどの常連になっていた。
第三話 完。
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