概要
1月の伊豆、季節はずれの海沿い。そして、真っ赤なレンタカー。
つめたい潮風にその身を任せるのは、ろくな夢も持たずにただ信号に従って進んでいくだけの、大学生たち。笑い合える時間の多いことだけが、唯一の取り柄。笑い合える時間が当たり前のように確立された、所謂「青春終盤期」。
ようやくそこに自分を置けたことを幸せに思いつつ、どこかやるせない気持ちを抱えたままの主人公は、同じ海沿いの景色の中に、いつかの自分を置いていたことに気づく。
頼りないドライバーがハンドルを切る、カーブの先にあるものは…?
つめたい潮風にその身を任せるのは、ろくな夢も持たずにただ信号に従って進んでいくだけの、大学生たち。笑い合える時間の多いことだけが、唯一の取り柄。笑い合える時間が当たり前のように確立された、所謂「青春終盤期」。
ようやくそこに自分を置けたことを幸せに思いつつ、どこかやるせない気持ちを抱えたままの主人公は、同じ海沿いの景色の中に、いつかの自分を置いていたことに気づく。
頼りないドライバーがハンドルを切る、カーブの先にあるものは…?
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