傲慢不遜で金髪ツインテール!(執事もいるぞ!)な超テンプレートお嬢様が『最強の剣』を求めて武器屋にやってきた!
一方、武器屋の店主(でも超強いぞ!)は「そんなものねぇ」とお嬢様を一蹴・・・しようと思ったら、なんやかんやあって彼女に剣術を指南することに!?
お嬢様はなぜ『最強の剣』が欲しかったのか、そして実は武器屋の店主が超強かった理由とは・・・・・・。
「強い武器を持つだけでは、その人自身が強くなるわけじゃない」
──なんだか現実社会の色々な事にも適用できそうな金言を放つ武器屋店主と、意外と素直でかわいいところもあるお嬢様の冴え渡るボケとツッコミの応酬にあなたも惹き込まれてはっ!?
(編集者ピックアップ/文=カクヨム編集 mnmr)
第9話まで読ませて戴きました。
さっそくですが、9話までで「ステータス」と称してのキャラの設定が大変親切で、読者がスタスタと歩いて、各キャラと話しているような、そんなリアルでヴァーチャルな感覚を味わっています。
異世界ファンタジーは数多くありますが、
ここまで異世界に入り込んで各キャラを感じられる物語は珍しいし、世界観に入れて貰えたのと、RPGってこんな感じ! の共感が嬉しいです。
さて、ストーリーですが、大変シンプル。最強の武器を探すお嬢様。お薦めは今のところは第六話。お嬢様が最強!でございます。店主と執事の掛け合いもコミカルですっと入って来ます。
是非ともこの楽しいファンタジー、味わってみてください♬
共感しながら読める。これはとても嬉しくて、楽しい。
これからも先をちょくちょく読ませて戴きますね。
パンツは通さないかな、いや、通してるかな。
うぅん。このレビューに偽りありではないだろうか。
そんなことを考えながらも、レビューの文言にどうしても「パンツ」と入れたくなってしまう。
それくらい、全身全霊全力全開勝負パンツな作品。
って、んなわけない。
しっかりとした描写が特徴的なファンタジー作品です。
パンツもしっかり描写してるがな!!
主人公のお嬢様が、最強の剣の噂を元に街の店主の元を訪れたのを発端に、剣の手ほどき戦闘の手ほどきを受け、ついには前人未到のダンジョンへと挑む。
大筋の流れは王道なそれですが、お嬢様の成長を通して語られる、剣の扱い方のいろはや、戦闘のTIPSなどが実に丁寧に書かれている。
想像と書いておられますが、すくなくとも刀の描写や先の先の話については、私も資料で読んだことがありますので、何かしら調べて書いておられるのでしょう。
これを分かりやすい形に落とし込める筆力は、書き手として実にうらやましい限りです。
最後にやってくる、店主の正体と過去。
そしてお嬢様の淡い恋心の行方は。
最強の剣を求めて始まる王道ファンタジー。
冬休みで、面白い小説を求めているかたは、是非読んでみてはいかがでしょうか。
最強の剣をくれ!と言うお嬢様に、武器防具屋の店主が最強の剣なんて無いからと、剣術の心得のないお嬢様に合った剣を与えるため店主が基本的な剣術指南をするお話。
入店早々に我がままを言い出す客に剣術まで教えてくれる物凄く親切な店主なのですが、この店主ただ者じゃありません。
先の先、後の先、居合など西洋剣術と言うより日本の剣術に詳しいそぶりを見せていて、馴染みの客が来た際には調子を見る為に文字道理、刃を合わせない”鎬を削る”打ち合いをするなど、一体どういう経緯でこの戦闘スタイルを身に着けたのか・・・店主さん過去が凄く気になります。
そしてこの作品のもう一つの見どころは、お嬢様の今回のお召し物が細かく毎回書かれている事!そう、服やアクセサリーは女の武器なのです