閑話676・『なにわらってんねん』

えるふをおそうとえるふはよろこぶ。


にんげんを、みみまるをおそうといやがる。


ふしぎ、ほとんどおなじいきものなのに、さべつしないでほしい。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


みみまるもよろこんでおれにくわれろ。


「おいてみるとわかる」


えるふのくびは、かおはよろこんでる。


にんげんのくびは、かおはよろこんでない。


「さべつだ」


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで、おれをさべつしないで。


えるふとおなじになるまでくってやる。


わらえるまでくってやる。


「わらえ」


わらってない。


えるふはわらう。


なんでにんげんはわらわらないのに。


「なにわらってんだおまえ」


おまえ。

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