閑話546・『けぷ地獄』

エルフを飼う、飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う飼う。


飼って育てて生態を見て理解したい、どうして俺の餌なのか、どうして俺はお前たちが主食なのか。


なのに飼いたいより食べたいが勝手しまう、消えてしまう、何時の間にやら消えてしまう。


飼いたい、解体して食べたい♪ん?


「もぐもぐもぐ」


『そんなに一気に口に入れない、お下品』


「もぐもぐもぐ」


『もう』


「もぐもぐもぐ、けぷ」


『もっとお下品だよォ』


「?」


『食べな食べな』


「??」


『沢山食べなァ』


「けぷぷ」


『お口は閉じようねェ、女の子だもん』


「わ、わからん」


『わかろうね』


「うぅ」


エルフの死骸を食べながら幸せな時間を過ごしていたら説教された、何故だぜ。


わけがわからないので黙り込んで食事をする。


叱られたく無いぜ。


「うぅ、もぐもぐ」


『―――――――』


「もぐもぐもぐ」


『―――――――』


「もぐ」


『―――――――』


「けぷ」


『ねえ』


「ひっ」


叱られた。

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