閑話377・『エルフ如きが捨てるナ2』
エルフが食べたいなら食べなァ、エルフが飼うのは禁止。
エルフに生きて欲しい?違うでしょうに、エルフに死んで欲しいでしょ。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
一人っきりの世界で頭を抱えて苦しむキョウ、呪怨は何処までも深く長い。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
『餌だよ』
『きくた、えさじゃない』
『始まりはそこかァ、最初に餌と出会った時に、その餌を愛してしまったからエルフ如きに感情を』
『?』
『矛盾じゃないじゃん』
『??』
『キクタが好きだからキクタと同じ種族を殺したく無いんでしょう』
『あう』
『でもキクタはお腹一杯で笑っているキョウが好き』
『――――――――――――――』
『あいつは同族を笑顔で差し出す、私も同じィ、悩んでいるのは優しいキョウだけ』
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾。
矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾矛盾?
『矛盾じゃないよォ』
『えるふは、きくたとおなじだから、なかよくなれる、かぞくに』
『なれないよ』
『―――』
『キクタだってキョウ捨てたじゃん』
ふふ。
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