閑話281・『ペロリ』

唾液臭くなっている親狐が転がっている、俺は子狐の姿でそれを見下ろす。


ついつい夢中になってしまった、ぺロペロしてしまった、ロリをペロペロ、ペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリ。


ペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリ。


ペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリ。


ペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリ。


ペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリ。


ペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリペロリ。


ペロリ、ロリ、ペド、ペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリ。


「はっ!?」


「―――――――――」


何時の間にかまた灰色狐を舐めていた、びくんびくん、痙攣しております、ちなみに灰色狐も変化して狐の姿なので大丈夫、何が大丈夫なのか自分でもわからんが。


目の前で獣が痙攣しているのを見ているとムラムラする、そしてペロペロする、いかん、これ以上のペロペロは灰色狐の命にかかわる。


「唾液くさっ」


「うぅ、キョウ」


「ん?おお、まだ生きているか、俺のペロペロに耐えるとは流石だな」


「……」


「ロリで」


「………うう」


「ペドで」


「………ううううう」


「ペロりがいのある母親よ」


「や、やめ」


ペロリ、ロリ、ペド、ペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリ。


ペロリ、ロリ、ペド、ペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリ。


ペロリ、ロリ、ペド、ペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリ。


ペロリ、ロリ、ペド、ペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリ。


ペロリ、ロリ、ペド、ペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリペドロリ。


「はっ!?」


「―――――――――――」


「し、死んでる」


恐るべし、ペロリ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る