「こんなもの将来何の役に立つの?」なんて思いながら、時計とにらめっこして過ごした退屈な時間。
でも、どこかで役に立つものですね。国語や道徳はもちろん、専門職につかなくても理科の知識は思わぬところで「おお!」なんて思うことがあるし、数学の解を導く手法は日常生活で応用が利くし、社会の知識は社会学なんて学問があるように、社会生活を営む上で無くてはならないものですし――そして、こんな風に当時の授業になぞらえて自分を見つめ直したり心の中を誰かに伝えることができるし。文章にすると気づくことってあります。しかも大事なことに。