これはあれですよね、「ハッピーターンの魔法の粉」的な。でもハッピーターンよりタチ悪いですね。あっちは依存性が強いだけだけど、こっちは見えちゃいけないもの見えてるし。煙草と麻薬みたいな関係
高知県の魅力を紹介するための街コン作品で、最初の十行ぐらいはちゃんとその雰囲気を醸しだしているのですが、速攻でそういうのもうどうでも良くなります。いや、芋けんぴは高知県の名産物だから紹介してるっちゃしてるんだけど、なんというか「あくまで高知県の附属物として紹介された芋けんぴが物語を乗っ取ることで高知県の方がどうでも良くなった」感じです。
短い作品なのでまずは読んで下さい。読み終わった後に「これ何県の街コン作品だっけ?」と思ったなら、貴方はもう芋けんぴの女神に取りつかれています。イモ・マリア様はいつも貴方のすぐ傍に……アーメン