第2話 研鑽

次の日、アキレスは教団に来ました。司書が出迎えてくれました

「よく来た。今日からここで学んでもらう。まず、ここの中心となる図書館に案内しよう。」

そして、アキレスは大きな図書館に通されました。

司書は言いました。

「ここには、2000年3000年と受け継がれてきた問題集が残されている。まず君はここでしっかり問題に取り組むことだ。真面目に取り組むうちに教団にも評価され、新しい道が開かれるであろう。」

「ここは、私が管理している。もし何か困ったことがあれば、相談しなさい。」


それからアキレスは毎日、教団に通い、問題を解き続けました。数の計算と割合、比率、そしてそこから導かれる宇宙の調和と数の神秘を少しずつ知っていくのでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る