夜の卵という共通したテーマを基に、さまざまな視点で描かれます。現代ドラマ風な語り調子に唐突にやってくるバイオレンスな局面には他作品にはない”エグさ”があります。残虐な箇所も多く苦手な方にはおすすめしづらいところがありますが、人間のエゴイスティックな側面を巧みに描写された力作です。