異次元を渡り歩き、あらゆる世界を侵略する怪人軍団。その圧倒的な武力は、平和な日常もそこにあった幸せも、全て土足で踏み荒らしていく。理不尽、という言葉を象徴するかの如く。 そして――その理不尽から親友達を守るため、立ち上がった少年は。人ならざる姿へと目醒め、人智を超えた戦いの海へと漕ぎ出すのだった。 壮大なスケールで描き出される、カクヨムヒーロー大戦参加作。臨場感溢れる戦闘描写は、必見です。
主人公の少年、伴は間が悪い。勝たなくていいじゃんけんにだけ勝ってしまう。道を歩いてて、気をつけても毎回転んでしまう。なんというか『ずれて』いるのだ。持っている力を上手く使っても、ずれてしまう。丁度、マークシートの答案が全問正解で一段ずつずれているように。そんな時、どうするのか…どうにもならない。しかし、そのずれが噛み合うとしたら…それは運命が彼を必要としたとも言えるし、彼に運命が微笑んだとも言える。謎の敵に地球が襲われた時…彼の狂った歯車が噛み合う!オススメです!
本当に異次元から侵略者がやってきて、日常を破壊するとしたらこのような感じではと思いました。これもニュートラルが導いたのか?壊された日常、分かれた運命と新たな出会いがどう進んでいくのかが気になる作品です。