とうとう

 その矢先

私の文章は 読者の方々からは、読みにくと思われます

との、ご指摘を頂けたのです。


 うっッ!!

来るべき時が 来たか と思いました。


 反面 そう言われても… 

自分が書きたいと思う形で 書けないと、益々 書けない

という思いもありました。


 どうしたものか・・・


 なので 東京の彼氏さんに、即座に 相談したんです。

多分 私に直す気持ちが無い事も わかった上で、別に

読みにくくないと言ってくれたし、気にしなくてイイとも

言って下さいました。


 にしても…

ご指摘下さった方へは どうお返事したものか

親切に お教え下さった訳だから、何か お返事をしないと…

っと思って。改めて 私の事を知らない方は、どうお思いなのか

知りたくて、S氏に 尋ねさせてもらった訳です。


 そうしたら 作法があるだなんて、、、


 『あぁ やっぱり、私は このサイトに居てはイケナイんだな』

と思いました。


 その気持ちを そのまま、S氏へ 伝えたんです。

もう 退会しようと思って。

 本当に そう思ったんです。

だって、ずっと 文字に触れてこなかった人間が

文字の世界の 技を競おうとしている場に入ってきた訳だから

お門違いも 甚だしい話で、しきたりみたいなのも 知らない者が

居てはマズいです。

 S氏に対しても、とんてもない 無礼をはたらいたんだな と

知らないとは 怖い事で、大変 申し訳無いと思いました。


 S氏は

「記法を破れるのがネット小説の魅力とも言える」

「自分がいいと思うものを、自分がいいと思った形で表現できる数少ない手段」

「あくまでも、出版物としての正しさを解いたまで」

と おっしゃって下さり

「言ったような事を全て守る必要も全くありません」

と、退会するのを 止めて下さったんです。


 が…

その時には もう既に、気落ちしていて その文字も入ってこなかったんです。



 その後 sちゃんへ、こういう事があった と報告。

sちゃんは 無理に続ける事は、勧めてはなかったです。

それでも 1読者として、楽しみにはしていたんだと

言ってくれて、気持ち続けくれればぁ位の 話し方です。

 それより S氏が、自分の発言で 一人の書き手の筆を折る事に

なってしまった ショックは計り知れないだろうという事を

教えて下さって。


 ですよねぇ

それは 私も気になっていて、S氏には 何の関わりも無い話で

本当に たまたまの出会い頭の事故に過ぎません。

 これまた ご親切に、お教え下さったのに その気持ちに応えられない

自分の未熟さなだけなのに、もしかして ご自分を責めたりしてたら

申し訳ないと思って。

 どんだけ 人に迷惑かければ、済むんだ?っと思って

情けなくなりました。


 これ以上 迷惑かけない為に、多少なりとも お教え下さった事を

守って 書いていければ、それに越したことはないです。

 折角 知らない世界にやってきて、それで 自分の向上になればと

来たはずじゃないのか?やれないと 決めつけては、何の 勉強にも

ならないとも思って。


 最低限守るべき事が書いてある、サイトを見たり。

校正頂けた文を 何度も読み直したりして。

 すぐに アレコレ全部守って書くというのは、無理でも

ホンのちょっとでも、心がけて 書いていければ良いかな?

っと思って。


 先ずは S氏へお詫びの気持ちと、ホンのちょっとずつになりますが

心に留めて書いていく様にしたいという 思いを伝えさせてもらいました。

 S氏からは 続きを書いてもらえれば嬉しい旨と、前回言った事など

気にせず書けばよいと、励ましの言葉が頂けました。


 その後に ご指摘を頂戴した方へ向けて、返事をさせて

頂きました。お陰様で 勉強になり、少しずつでも 心掛けて

書いていく様にしたいと思います。と…


 一応、空白無しで 句読点の打ち方にだけは、気を付けて

書いたつもりです。だけど 気にしてだと、下書きを 手書きで

やらないと、頭がまとまらない位 思った様に書けなかったのも

事実です。


 更に その後、S氏へも。

あちら様へ レスさせてもらい。

 気にしなくて良いと お言葉を頂けたけれども

このままでいたら いずれ、また起こる事だと思うので

とりあえず 今まで書いてある分に関しては、但し書きを

入れておくという 対応させてもらおうと思うと、報告。


 S氏からは またまた、力強く 後押しして下さる

お言葉を頂けて、何とか やっていこうと思いました。



 が、、、


 そのわりと すぐに、ご指摘下さった方から 

ルールを守って書いたとしても、書き手の個性が損なわれる事はなく

限られるからこそハッキリと個性が出るくらいです。

エゴで書くのと 読んでもらうのでは違う 

との、レスがあるのに 気付きました。


 うわぁ~~~ん もうダメだぁ


 おっしゃる事は 当然の事です。わかります!

そういう事なんだなよなぁ~ 

 限られた中であっても、自分というのを出せる

それこそが 一流であり、作家という事なんですものね。


 自分勝手に書いて、人に読ませる事。

エゴ以外の何ものでもないですよ。

 ただでさえ 公に出来ない様な事を書いていて

気分を害している方も おられるでしょうに

その上 不快にさせるなんて。。。


 おっしゃる通りです。



 けど 素直に受け入れるのは、もう無理です。



 思わず S氏へ、泣きのメッセージをしてしまいました。


 S氏も ちょっと興奮されたみたいで

「本当に小説の作法が全て守らなければならないものだとすれば

世の中に携帯小説など存在してばいけない事になります。」

と、携帯小説が 小説の作法を犯しているモノが多い事。それでも

1ジャンルとして 市場を獲得している事。作法を気にしていない層が

一定以上 存在する事。気にする層も 多くいる事。

 それらを踏まえて、確実に守らなければならないことではない事を

おっしゃって下さり、参考までに 作法がある事を伝えても

押し付けるつもりはない事も、付け加えて。

 私には 折れないでほしいと、味方でいて下さると。


 ありがたいーーー!

ありがた過ぎます。 こんな何も知らない ペーペーな奴に

そこまで お気持ちを表わして下さったんですもの。

幸せ者です。




 でも…

うまく立ち直れる 気がしませんでした。



 やっぱ そもそもから、間違っているんだしなぁ~

書かなかったからと言って、何か どうかなる訳でもないしなぁ


 どうしようかと思い


 こういう 困った時に頼るのは、sちゃん。

sちゃんは 私がわかる言葉で、話してくれますし

いつも 公平な意見を出してくれます。


「小説でも 物づくりでも そうだと思いますけど

その人の頭の中にあるモノを、外に出さないと 誰にもわからない」

「その出し方が どうであれ、それを見たい人がいるかもしれない

そう思うから、やれるんであって。自己満の世界で 人がどう言おうと

自分がイイと思った形で出すのが良いと思いますよ」

「ちょっとぐらい 横柄な位が、丁度いいと思います」

と話して下さいました。


 そっか そうだな!っと思って。

再び やっていける気持ちをもてました。

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