ラバー・ソウルズ〔take1〕

作者 岩井喬

14

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★★★ Excellent!!!

 10万字で大変よくまとまっていると感じました。
 諸般の事情から引きこもっている大学生男子と、どこかズレた人工知能が一人の悩み苦しむ少女を不器用な二人三脚で救い出すために奔走する。
 起承転結が利いており、登場人物も多すぎず、文章もくどくなく、読む側に苦労させないように物語が仕上がっています。

 この話はこれで完結ですが、あくまで「ケース1」を解決したかのような形で終わっており、今後彼らはまた別のターゲットを救うことになるのだろうな、と読み手に続編を匂わせる後引きにもなっております。
 機会があればまたどこかで俊介とアキ、それに麻耶と会ってみたいものです。

 文庫本一冊くらいの、それもいい話で終わるようなものをちょっと読みたいなといった方に特におすすめです。

★★★ Excellent!!!

大学生の日常から始まる物語です。

AIロボットが届き、心を通わせるだけでなく、二人の人間が関与していくようです。

会話のテンポがいいですね! まだ第一話しか読んでいないのですが、あるある大学生活から始まり、不穏な空気に包まれていきます。

最後のオチ、楽しみにしてます!

次の話に期待して、星3つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

ニート大学生、葉山俊介宅に転がり込んできたのは美少女AI『アキ』。俊介に課せられた任務は、ヤク中どもを束ねるボスを『救う』こと!? しかも相手は女子高生で……っ!?



この手にありがちな人間とAIの思考の対比だけでなく、きっちり人間同士の対話や心の機微が描かれています。
バックボーンをしっかり作り込んでいるので、魅力的なキャラクターができるという好例と言えますね。
また、風景や心情描写が丁寧なので入り込みやすかったです。
主人公の言動行動にやや引っかかる点はありましたが、そこもある意味人間の不器用さを表しているのか? と。
もしも続編があるなら、またアイルビーバックしてほしいですね!