>失われた感覚はいずれ戻ってくる。
良かったです!
このままだったらどうしようと思ってました。
それに、色々失ったかもしれませんが、周りに最初とは比べ物にならないくらい人がいて、主人公は失いもしたけど多くのものを手に入れたようにも見えますね☆
作者からの返信
ばびぶさん、こんばんは!
やはりこの物語はずっと不穏で暗い影が付きまとってましたからね、感覚が戻ってくるという、ここだけは大事なのではないかと思いました。
失ったものも多かったけれど得たものもある。でもそんな差し引きの損得をも超えたところに一茶という人間の価値がある……なんかカッコいい言葉ですね。
今書いててそう思いました。本文で使えばよかった……
こんばんは。
とうとうエピローグです。
双子さんの行方が気になる所。
ツボをおさえてますね。
エレインもあやめさんと一緒にお世話をするとは、いい子ですね。
マック、本当に大変だけれど、夫婦って『病める時も』って言うでしょう?
全て含めて受け入れられたらよかったなと私は思うよ。
エマとサラを引き取ったのですね。
偉いな。
まだ三歳のムニャムニャって、何だろう?
面白い表現です。
私も亡くなった叔父の部屋でムニャムニャしていたのかな。
ボタン?
豚汁とは、がんばりましたね。
ええ、エレインの内面に惚れた?
賢者の手から真の声とは、今迄周りが見えたからこそ聞こえなかった言葉なのでしょうね。
ああああああああ!
いい所で、終わっちゃいや!
でも、とても素敵なラストシーンです。
望みがあるんだ。
献身的に生きて来たのだから、報われて欲しい。
一茶、双子の子はどうするの?
あなたのことでしょう。
優しく抱擁するに違いない。
そう、感覚は戻らないと誰が決めたの?
賢者の手は、持ち主を選ぶ。
逆説的に考えてもいい。
賢者の手は、愚か者には渡らないのだ。
さて、本作の素晴らしさにのまれております。
レビューは、ご評価を先に入れてからにいたしますね。
長らくのご執筆お疲れ様でした。
そして、堂々の完結、おめでとうございます。
いすみ 静江
作者からの返信
いすみさん、こんばんは!
そして最後までお読みいただきありがとうございました。
とうとうエピローグでした。
マックはこれまでもそうでしたが、大人になり切れていないところがありましたね。人を気遣う余裕がない人。でもそういう人ならではの良さがあるというのも書きたかったところです。
エレインはなんだか流されるままに生きてきた女の子、みたいな感じですかね。母親になってもそれが抜けない人。でも彼女は一茶との出会いで成長したのではないかなと。
そして一茶もまた他人の気持ちを考えずに自分を傷つける人だったわけです。それは優しさのせいでもあり、その性格的なところから来ていたことかなと。彼もまたこの一件で未来への光を見つけて、本当の意味で歩き出したのかな、と。
自分で書いててなんですが、いすみさんのコメント読みながらそんな風に感じました。
ちょっと変わった感じのエンディングになったと思いますが、この物語にふさわしいカタチになったのかなと。
あらためて沢山の応援コメントと評価をありがとうございました! 返信書くのもすごく楽しんでました!
はじめまして。
横山と申します。
第一印象は「読みやすい!」そして、どんどん次が知りたくなる、早く読みたくなると思ってボクは最後まで一気に読みました。
とても好きです。
この物語を読むことが出来て、幸せな時間を過ごせました。ありがとうございました。
作者からの返信
横山さん、はじめまして!
この度はお読みいただき、さらにさらに嬉しいコメントもいただきありがとうございます!
読みやすいというお言葉はホントうれしいです。というのも読みやすさにはかなり気を使っているモノで(笑)それに一気によんでいただけたというのはなによりの褒め言葉です。ありがとうございます。
この作品では自己犠牲をテーマにしていたのですが、読み手の方それぞれでいろいろな感じ方があると思います。そんな風なきっかけになる作品になっていたらいいな、と思いつつ。
とにもかくにも感謝の気持ちで一杯です!
一茶さんの能力、知られたらそうとう危険だとは思っていましたが、まさかエレインのお母さんが出てくるとは!
金塊を盗ろうとしたことよりも、一茶さんに何度も能力の行使を強要する場面を物凄く残酷に感じました。
感覚を奪うということがどういうことなのか、わかっているはずなのに…
一茶さんも、事前準備も含めて能力使い過ぎですよー(>_<)
強すぎる力のあまりの代償に震えましたが、わずかに残された感覚で感じた幸せと、未来に希望が見えるラストに救われました。
これからは、自分のことももっと大事にしてほしいですね(^-^)
大変興味深く面白い作品でした。
執筆お疲れ様でした!
作者からの返信
黒須さん、こんばんは。
お読みいただきありがとうございました!
ラストでまさかの登場のお母さまでした。もうなにかと容赦のない感じですね。あやめさんも天然な怖さとしたたかさがありましたが、お母様はほとんど犯罪者の怖さでしたね。
一茶の周りって人のことを考えない、自己中心的な人が多く、そう言う人たちが形を変えて一茶を利用し、追いつめていった感がありました。
これって、実生活でも結構あると思うんですよね……
とはいえ、そう言う人たちに対して一茶なりの戦いをしたことに価値があったのかなと。黒須さんのコメントを見てそんな風にも思いました。
とにもかくにも、完読ありがとうございました!
最後まで面白く拝読いたしました。
悲しい終わりな気もしますけど、希望はあるのかもしれませんね。
一茶が可哀想とちょっと思ったのですが、そういう言葉を一茶はかけて欲しくないかもしれませんね。
賢者の手の言葉、時々語りかけて手とともに生きていく。一茶は諦めていないのですよね、きっと。
作者からの返信
そして改めまして、お読みいただきありがとうございました!
返信もれててホントすみません。
今回の一茶の物語、かなりバッドエンドよりの話となりました。というのもこの状況でハッピーエンドはありえないだろうし、一茶が頑張ったことがむしろ否定される気がしまして。
賢者の手の意志、それがこの物語で唯一のファンタジー要素になっていたのが個人的にポイントでした。
他人のために力を使うばかりだった主人公に最後に小さな希望が残って本当に良かったです。
カナダのことわざに「未来の未来は今にある(Future of future is in now.)というのがあるそうですが、未来の可能性を狭くするか広くするかが、今現在の自分にかかっているのかな、なんて思いました。
「賢者の手」が主人公を選んだのは、慎ましくて達観した人間性ゆえに占いでどんな未来を目にしてもその結果に振り回されたりしないと判っていたからなのかもしれませんね。
不思議な味わいのある物語でしたが、最後まで楽しませていただきました。
作者からの返信
完全無欠のハッピーエンドとはなりえない話でした。
それだけになにかしっかりと希望を持てる形が欲しい、というのが現れたエンディングだったと思いました。
この話はなんとなくスムーズにつながり、それを書き留めていった、そんな感覚もありました。
未来の未来は今にある、いい言葉ですね。
この物語のテーマはまさにそれだったな、と思いました。
とにもかくにも、最後までお読みいただきありがとうございました!
ほんと嬉しいです。
よかった・・・。あ~ほっとした・・・。
希望があってよかったぁ~(*'▽'*)♪
作者からの返信
AKARIさん、お読みいただきありがとうございます!
この話は私の作品の中でもちょっと残酷で暗めの話でした。
まぁそうでないと出てこないテーマでもあったんですけどね。
それだけにラストだけは希望に満ちたものにしたかったんです。
感想もいただけてすごくうれしかったです!
こんにちは~^^
完結お疲れさまでした!
少しでも希望が見えるのなら、その光に向かって歩いてみたい。そんな思いを馳せたくなるラストシーンですね。二人の子供がいる一茶の未来。すっかり懐いているムニャムニャな双子ちゃんたちが、ちょうど良いポジションでしょうか。マックの未来が少し切ないものとなりましたが、ここで終幕でもマックとエレインの未来は先に進んでいるわけだし、その未来を変える事だって可能ですもんねっと、先の先まで物語を妄想させる筆づかいには毎回脱帽です☆
ありがとうございました!
作者からの返信
愛宕さん、最後までお読みいただきありがとうございました!
すっかり読まれなくなっていた作品でしたので、すごくうれしいです。
でも個人的には収まり具合や、淡々とした一茶の語り口など、すごく好きな作品でもあるんです。それだけにうれしさもひとしおです。
バッドエンドのような結末ではありますが、双子のムニャムニャも含めてむしろこれから! な感じが出ていたならうれしいです。
こちらこそ楽しいコメントの数々、そしてレビューまで寄せていただきありがとうございました!
嗚呼、読み終わってしまいました。楽しい面白い時間は終わりが来てしまう悲しさを何て表現すればいいか……
バケモノって実際いるのですね。
そう、関川二尋さん。貴方の事です。
今まで見た作品とは比べ物にならないほど、達観した視点で描かれたように思います。私からみた一茶は自己犠牲によって周囲から信頼を得た運の良い英雄。彼は悩み苦しんだ事は確かです。ですが、どこか他人事のような雰囲気が拭えない。実は賢者の手と一体化し始めているのでは?!
なんて妄想が膨らみました。感覚が元通りになった一茶は人間を凌駕する存在になっている気がしました。
素敵な楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。
作者からの返信
お褒めの言葉に照れてしまいますが……
今回はちょっといろいろ含みを持たせたエンディングでした。賢者の手の存在もそう、その後の一茶のこともそう。
ただバッドエンドにだけはしたくなかったし、キャラクターの今後を想像すると、きっとそうならないだろうとも思えました。
ゆうけんさんのように今後を想像していただけると嬉しいですね!
こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございました!
今言ってもあれかと思いますが、言わせてほしい一言。
「執筆お疲れ様でした」
最初はどうにも好きになれなかった主人公が
今は何故か気にいっています。
この構成力はほんと脱帽です。
代償は確かに酷い。でもそれが等価交換だと言うのなら
対価を払い結果を出してチャラになった後に得たもの
(感覚や双子たちとの関係、世話をしてくれる人との繋がり等)
の価値は、神様からのサプライズとしか言いようがないです。
能力の行使+残酷な対価=結果+対価を必要としない結果。
主人公が未来へ踏み出せそうな終り方に、ちょっと目頭が熱くなりました。
作者からの返信
今さらですが、当時は確かにやっと書き上げた、という感じでした。
一茶のことが好きになってもらえてよかったな、と。
それと、今さらながらなのですが、これは「幸福の王子」(なんか鳥に宝石を持っていかれる王子の話だと記憶してます)、の現代版で、完全ではないもののハッピーエンド版のような気がしました。
とにもかくにも最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!
読み終わった瞬間、何とも言えない感情が押し寄せてきました。
――ハッピーエンドという気はしない、ビターエンド、でもない。これは、いったいなんだろう?
しばらく悩んで、気づきました。
――そうか。まだ、終わっていないんだ。
勿論、作品が中途半端に終っているという意味ではありません。この続編を望むとか、そんなことはまったくありません。
ただ、一茶の物語はまだ終わっていないのです。「これから」なのです。だから、ハッピーエンドでも、ビターエンドでもないと感じたのだと思いました。
これは未来への物語。
星座を一巡りしたら、その先には未来があったんです。
最終話、圧倒される展開でした。一茶が、温和で優しい一茶のまま格好良く大活躍でしたね。こういう格好良さも存在するのだと思いました。
エピローグ、物悲しさのなかに、優しい未来がありました。賢者の手からの言葉は、希望。占いとは、希望を与えるためのものなのだと思いました。
まとまってなくてすみません。
長期連載、お疲れ様でした。
良い作品をどうもありがとうございました。
作者からの返信
とても素晴らしい感想をありがとうございます。
一巡りしたら未来があった、その言葉に感動です。
また一茶の見つけにくいカッコよさを褒めていただき、そこもうれしいです!
映画に感動して、涙ボロボロこぼして、鼻水までたらして、抑えられない声はゥググなんてバカみたいな音で・・
こんなタイミングで場内の明かりがパッと付いたら・・
今、そんな状況です、ワタシ。
ヤダ、関川さんに泣かされちゃった、困るんです。
老いたワタシはよく感動の涙を、年寄の涙目とか鼻水なんて言葉で纏められちゃって笑われるんですけど、超高齢者のワタシでもまだ感動する情緒は残っているんです。
甲斐さんという方の作品でも泣かされちゃって、いまだにひきずっているのです。
いい作品を書かれるんですね、みなさんは。凄いです。
関川さんの作品に、また大好きなものが増えました。
そうそう「賢者の手」はコンテストの1次通過されたんですよね。
そうでしょうとも、そうでしょうとも。
だってこんなにも魅了されてしまうんですもの、当然のことでしょう。
絶対に大賞とれますね。 頑張ってくださいね、応援しています。
そうだ、只今感動中でしたけど、これで終わりではないんですね。
最終章はどうなるのでしょう、期待しています。
作者からの返信
とうとうラストですね!
感動していただけたというのはなによりのうれしい言葉です。書き手みょうりに尽きるというやつですね。そして物語を通じてこうして88さんと言葉を交わすことのできた奇跡を感じます。それってすごくうれしい奇跡だよなと。
まして泣かされたなんて書かれるとますますうれしいものです。そして感想を届けてくれたこと、本当にうれしいし、感謝しかありません!