応援コメント

生け贄の山羊―④」への応援コメント

  • うわぁ~! 前話の赤色だけ残ったのは、こう言うことでしたか。それにしても、酷い結果が……。サブタイトルの「生贄の山羊」とは、この事でしたか。無情というか……。更に代償として、体の機能を失わない事を祈ります。

    作者からの返信

    赤い色を残しておいた理由はこれでした。
    自己犠牲と等価交換、どちらも崇高で不文律のように感じますが、果たして本当にそうなのか、というのがテーマの一つになっています。

  • 視覚に障害のある方のことを考えてみました。
    例え全盲でなくっても、色弱だったり見え辛かったりの方は、危険をいっぱい背負って歩かなければならないのだなと思いました。
    なので前話で一茶さんが赤以外は色を失くしたと知り、道路を歩くときは絶対に気をつけてよ、と思っていました。
    その心配が現実になってしまったのですね。かわいそう!!

    作者からの返信

    視覚に障害のある方のことを考えてみました。
    ↑ 88さん、まさにそれです。

    私たちはいろんなことに対して想像力が失われていると思うんです。この物語がそんなきっかけの一つになれば、というのは書いていて意識していたことでした。
    こう、駅で白杖の人が困っているのをみかけたら、とにかく自分も目を閉じてみればいいんです。それがどんなに心細くて怖いことか。そう思えば声をかけることぐらい些細なことに思えると思うんですよね。

    ちょっと脱線しました(笑)

  • 身を削っている感がどんどん増してきたと思ったら……代償が大きすぎて怖いです。

    作者からの返信

    柊さん、こんばんは!
    お読みいただきありがとうございます。

    この話を書いた時に意識していたのは「幸福な王子」でして、自己犠牲をテーマに現代版の寓話にならないかなと思ってました。そこに潜む無邪気な残酷さみたいなものが、出ていればいいなと。

  • なんと残酷な展開……。
    予期していませんでした。

    色々な意味で『当たる占いなんて残酷なだけだ』ですね……。

  • 最後に残った警告色の赤、それすらも見えなくなってしまうなんて。
    ラストの展開に衝撃を受けました。

    作者からの返信

    陽澄さん、こんばんは!
    パートカラー、でしたかね、白黒映画で一色だけがカラーになっているもの。あんな感じを想定しつつ書いておりました。

  • 関川 二尋様

     感覚を失うと言う事は、なんと危険な事なのでしょうか。代償が大き過ぎますね(*_*)

    作者からの返信

    涼月さん、こんばんは。
    当たり前にあるもの、そういうものは失って初めて大きさが分かるものですよね……うーん、深い。

  •  あ、いまさら気づきました(笑)
    「猿の手」ですね。コメントを読んでないので、もしかしたら、どこかに書いてあったかもしれないですね。

    作者からの返信

    雲江さん、こんばんは。
    「猿の手」、例の皮肉たっぷりのあの話ですよね。コメントで指摘されたのは初めてでした。
    しかし確かにそんな雰囲気がありますね。ちょっとダークで説話みたいなところが。

  • こ、これが『生贄』ということなんでしょうか……
    衝撃のシーンでした。

    作者からの返信

    ここが一つのポイントでしたね。
    それは賢者の手が直接作用したものではないだけに、運命の残酷さがあったのかなと。

  • やばいことになりましたね。。色を失ったばかりに、モノクロの血が、きいてます。。

    作者からの返信

    一茶君はどうも悪い方向に引きずられる傾向がありますね。
    もっとも周りによってそうなっていくのがポイントですね。
    そう、人生にはそう言うことが多いんですよ。

  • まさか代償がそんなことになるなんて!
    という、驚きの回でした…。
    (;_;)

    作者からの返信

    ここが章の終わりでしたね。
    ここから転に行くという構成で書いてましたね。転を書くのはいつも難しいな、と思います。

  • 能力の暴走……恐ろしいです。
    そしてたった一つの色を失った結果、車に――。>_<

    作者からの返信

    能力の暴走、この章のハイライトはそこでした。
    ちょっと地味でしたが、結果は悲惨なものになってしまいました。この辺りの筋立ては最初から想定してたものでしたが、なかなかそこに結びつけるのが難しかった思い出がありますね。

  • 色を失ったせいで大変なことに!
    主人公、大丈夫かな??
    心配です。。。

    作者からの返信

    今回は色を失いました。
    これも想像するとすごく寂しいことだと思うんですよね。食べ物だって美味しく見えないでしょうし。
    あとですね、これ以降は色の描写を失くしてく、という作業が地味に大変でした。まだ残ってるかもしれないけど……。

  • なんと、こんな結果になるなんて。
    占いをすることによる感覚の欠乏は覚悟をしているからまだしも、交通事故とは。
    死ななかったとしても後遺症などが厄介です。

    作者からの返信

    一茶は悪いこととかバチが当たるようなことはしてないんですけどね。それでも良いコトのバランスとして不幸が降りかかるわけです。
    でもまぁ多かれ少なかれ、なんかこういうめぐりあわせを感じることがあるものです。

  • こんにちは。
    ニューマシンから初の拝読になります。
    さっしみー。
    時折の食べ物の描写が好きですね。
    不景気、偶々今まさにそうですね。
    市場心理とか、いかにも経済的な用語にほだされています。
    それは、大袈裟だって?
    今回、いつもは目が悪いので、特大文字で読んでいるのですが、趣旨替えか、小さ目の文字で画面構成も目に届きます。
    折り返しの文章がなく、すっきりと読み易くできていると思います。
    執事は、紅茶!
    どういう定義か、よく似合います。
    一茶執事は、どんな服装なのかな?
    例の百貨店で買い尽くした格好でしょうか。
    時の流れが明確に書いてあって、カレンダーができそうです。
    『賢者の手』とタイトルが出ますと引き締まりますね。
    高値狙いか。
    でも、どちらかではなく、どれかの質問ですよね。
    新聞で私が経済に関わったのは、肉牛の欄です。
    夫は、起業して、牛舎を作り黒毛和牛を飼っていましたが、赤身の肉が美味しいからとサシを入れない餌などにして肥育しておりました。
    しかし、勿論A5にはならず、農協の無理な言い分によって潰されました。
    それが、初めて経済と出会ったときです。
    セリにも行きました。
    一茶は、頭もよく回るのでしょう。
    二択の占いの用い方への工夫。
    それは、当初より活用していた新聞ですか。
    数学的ですね。
    対価代償を払うのが、私は一番の心配です。
    目が……!
    マックもあやめさんも好きだったんですね。
    家族愛に近い物を感じます。
    大企業の提携とは、色んなジャンル会社ということでしょうね。
    えーと、カレンダーはほぼ一週間単位で進んでいるということは、曜日は大体固定されているのかな?
    何を突っ込んでいるのやら。
    五千円ですか。
    私の行った所は、母が妄信して、2000円を一人ずつでした。
    言い方って大切ですよね。
    残酷な占い、その手には賢者が纏っているのでしょうか?
    赤が、こんなに鮮烈なラストの場面に繋がるなんて。
    一茶は、不幸体質でしょうか。
    一茶は、そんなに贅沢をしていますか?
    一茶は、メダカを友達にして、理解者あやめさんと飲める友達マックを得た。
    そして、お仕事も。
    けれども、恐ろしい目にあってしまった。
    私は、悔しいっスよ。
    信号は意外とお互いに油断する旗振り人形のようです。
    夫は、家族を失なった経験があります。
    死について、自殺について語るときは、「痛いんだぞ」と諭します。
    一茶は、どんな生活が幸福なのでしょう。
    そんな走馬灯が、いま、めぐっておりませんか――。

    作者からの返信

    いすみさん、こんばんは!
    そしてお読みいただきありがとうございます。
    物語は折り返し地点ですが、まぁ無理のないよう、楽しめる範囲でお読みくださいね!
    画面構成の話、良く気づいてくれました。なるべく一行で収まるように文字数は整えていたりします。
    一茶の能力、二択だけしか使えないモノの応用ですが、実はここがこの物語で書きたかったシーンの一つです。一見不便なものも視点を変えることで有用になる、その機転を描くというのもやってみたかったことの一つです。
    そしてもう一つのテーマが等価交換ですね。失くすことで得られるもの、得たことで失うモノ、これは人生の中でもよくお目にかかる現象ですからね。
    でも本当に等価なのか? というのがテーマですね。
    それだけに、私は悔しいっスよ、の言葉がすごくうれしいですね。一茶のような人は現実世界でも光が当たらないだけに、そこに共感していただけるのは嬉しいのですね。
    書いたかいがあったというものです。

    ということで、いつもありがとうございます!

  • とても大きな代償ですね。
    しかし、この様子だと迂闊に手相占いも出来ないですね。

    作者からの返信

    奥森さん、こんばんは。
    小さいかと思いきや、かなり大きな代償になっております。
    今回のテーマは自己犠牲というのもありまして、そのあたりに噛み合うような設定になってます。

  • 一茶の優しさが自分自身を苦しめる展開が切なくてしかたありません。
    オスカー・ワイルドの「幸福の王子」のように優しい人間ほど他人のために傷ついてしまうのでしょうか。

    作者からの返信

    そう、この話のベースは幸福の王子なんですよ。
    他人のために幸福を願い続け、自分の身をひたすら犠牲にすること、これが今の価値観で美談なのか、阿呆の話になるのか、そんなことも考えてましたね。

  • 油断と慢心。見事なまでに上手く書かれていることに、愛宕もブラックアウトしてしまいそうです☆

    作者からの返信

    まさに油断と慢心ですね。
    上手いコト言ってると思っても、落とし穴はいつでも隠れているものですからね。
    こういうのはちょっと悲しいですね。上に上がっていく、上手くいく感覚だけがずっとあればいいのに、って思いますよね(笑)

  • モノクロームの世界で赤だけが……。

    。゜(゜´Д`゜)゜。
    ああ……どうして。
    なんで……こんなことに。

    作者からの返信

    パートカラー、であってましたでしょうか?
    モノクロームの中に一色だけ色が入るアレです。
    そう言う光景をイメージしてます。

  • なんてこった。色々分かってるくせに無謀な人だ。
    手を合わせず能力が発動した時は恐怖でした((((;゚Д゚)))))))

    作者からの返信

    ちょっとミステリーというかホラー風味ですね。
    なんか嫌な感じがする……あ。やっぱりそうなったか……的な感じの展開ですね。こういう表現はやっぱり難しいですね。いろいろと試行錯誤の連続ですね(笑)

  • 確かに今まで人の役に立てなかったからこその
    行動なのでしょうが、その代償があまりにも痛い。
    赤以外はモノクロームの世界になってから
    その原因となったマックから飲みに誘われた時、
    彼はどんな気持ちだったのか…。

    作者からの返信

    一茶の行動に関しては男性読者の取り方と、女性読者の受け取り方が違うようなんですよね。寄せられたレビューを見て思うようになりました。自己犠牲をヒーロー的とみるか、被害者的、贖罪的とみるか、というような感じですね。もちん真っ二つに分かれるわけではないのですが、後で興味深いなぁと思いました。

  • 最後の瞬間、ああああ!?となってしまいました。
    まだ話数も残ってるのに衝撃の展開です。

    作者からの返信

    こういう展開、一度やってみたかったんですよね
    なんかバッドエンド展開からの…という流れです