どこかも知らない山の中を、誰かわからない友人と、自転車で逃げる。

「僕」は、自分で買った記憶のない自転車で、坂道を下る。
誰かわからない相手から逃げるために。

最後まで読んでも、わからないことばかりなのですが。
読み始めたらノンストップで、説明のしがたい魅力があります。