非常にゾッとする物語です!そして場面転換が非常に巧みで素晴らしいです!お薦めの逸品です!
最後まで読んだ後、速攻でタグを確認してしまいました(笑)。日常の何気ない風景がいつの間にか非日常に取って代わられる〈得体の知れない〉恐怖、そして主人公が感じた違和感の〈確固たる〉理由……この二要素の絶妙なバランスに、自分はジョジョを思い浮かべました。あっちも当初は〈ロマンホラー!〉なんて銘打ってましたから! ジョジョリオンのサスペンス感覚がそのまま文章になったような、そんな印象です。本当にどんなジャンルも書けるんですねえ……羨ましいです!
こういうタイプの話は書けないのですごいなあと感服するばかりです。
何とも言えない後味の悪さに加えて、この解答。知れば背筋がゾッとすること請け合いです。知らなくても十分に怖い……
何回も読み直しました。しかし、意味が分からなくてもラストシーンで十分怖かったです。 謎解きも含めると何度も読み返してしまいます。
意味がわかると、もっと怖い!!ついでに、主人公を襲った怪異の理不尽さがなんとも言えない後味の悪さです。(ネタバレになるので、ごめんなさい、これ以上は無理です)
描写や表現がイメージしやすく、短い物語の中で想像力を刺激される作品です。
主人公の女の子の描写が丁寧だったので、朝寝坊した時とか確かにこんな感じだなぁと自然と物語に入り込むことができました。主人公に共感しているほど、ラストにゾワっとするはずです。
ネタばれになるで書きませんけど……。ほんとうに理解したとき、ぞっとします。