同じ班のあの子

そこから片想いをする事約4ヶ月、僕に神様が二度微笑んだ。中学生最大で最強の行事修学旅行。あの子と僕は同じ班になりそしてそこから修学旅行までの3ヶ月間隣の席になった。こんな夢のような話があるか!僕は毎日が楽しくて楽しくてしょうがなかった。「ねえ!どこ行きたい?」「うーんとね、水族館とかかなあ?」「じゃあそこもいこっか!」こんな彼女との会話のようなことができる日々が毎日続くのだ。もう楽しくて、嬉しくて、ほんとにしょうがなかった。しかしある日、ある事件がおきた。「なんか男子の行きたい場所ばっかだよね」「こんなのあんまり楽しくない」「でもさ、俺は確認したよね。どこか行きたいとこないかとも聞いたしさ。」「意味わかんない。マジでありえない。」「じゃあどうすればいいわけ?」「そういうことじゃなくてさ。」「じゃあどういうことなわけ?」よくある喧嘩だ。男女の違いで起こってしまういざこざ。それはどちらともわかっていた。でもどちらも気が強く引くに引けなかった。それをきにすこしあの子と溝が生まれてしまった。「この前はごめん。俺言い過ぎた。」「あたしの方こそごめん。」こんな普通の謝罪では二人の溝と気まずさは埋まらなかった。それはいきなり距離が縮まってしまったからなんだと自分にいいきかせどうにか溝を埋めようと、お互いに歩みよりどうにか元のように戻った。そして修学旅行旅行に向かっていったのである。

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一年半と1週間の恋物語 うーたん!! @u---tan

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