夢1

家族、友人にお祝いをしてもらい良い誕生日だった

けど、今日のこと‥不思議だった‥


布団に入り1日のことを思い返す



誕生日に不思議体験してラッキーってことにしておこう‥

あぁ‥お腹痛い‥


************


「ほーのかちゃん」

「ほのかさん」

「ホノカ」


「‥え、だれ?あ、夢か」


今日は不思議なことが起こったからか夢がとてもファンシーだ

カラフルなマシュマロの観覧車に月と星のモチーフのブランコ

雲のようなよくわからないものが宙に浮いてる

そして目の前には3人の男の人‥しかもイケメン


「ねぇ!大丈夫?ぼーっとしてるけど!?」

最初に話かけてきたのは元気系の男の人

なんかチャラっぽい


「仕方ありませんよ‥順をおって説明しましょう」

と、黒髪のまじめそーな男の人‥なんか変態くさい


「じゃあ説明するね。穂花。」


‥あ、ドストライク



私がなにかを言う前に男達は話しを進めた



「これは夢。でもただの夢じゃない。キミの願いが叶うかも知れない夢」


「あはは。夢が叶う夢ってダジャレみたい!」


「真剣に話してるんです。茶化さないでください」



色々つっこみどころ満載だけど‥

とりあえず夢だからいいか‥


「‥願いを叶えるためにはどうしたらいいの?」



私が問うと変態くさい男がにやりと笑った


「さすが穂花です。順応性がありますね!説明は私がします‥まずこれは夢です。夢でケガをしたといって現実でケガをしていることはありません。そして私達はこの夢に関わってる際ルールを守らなければなりません」


「はーい!ルールってなんですか?」



「穂花。私の名前は‥‥です」



あれ?



「もう一回」



「名前は‥‥です」



名前の部分が聞こえない


「そう。このようなルールがあるので自分で見つけてみてください。でも名前がわからないとこれから不便ですよね‥そうだ!仮の名前をつけましょう!!」



これからなんて夢なんだからないのに‥この男すっっごく楽しそうだ



「さぁ、私達に名前をつけてください」



やはり変態だ‥



「‥貴方から‥黒と、元気と、白でいいんじゃない?」


適当に私は名前をつける

ペットにつける名前より適当‥



「私が黒ですね!では、よろしくお願いしますね!」


これでいいのか‥


「で、つづき。」

と、白がいう


「そうですね。ではこちらへ。」


そう言いブランコの隣のドアに誘導される。

ドアを開くとそこは役所のようになっていた。



「ここで受付をするんだよ!」

元気がペンと紙をさしだす


紙には名前、住所、誕生日、願いを書く欄とルート選択と言う項目があった


ルート選択にはA.B.Cしかない。

私は適当にAのルートを選択し、受付のお姉さんに紙を渡す


「はい。受付完了いたしました」


受付のお姉さんは笑っているのはわかるが‥何故か仮面を被っていた

よく見ると私達以外みんな仮面をかぶっている


不思議だ‥


時計にふと、目をやると朝と書いてある

針も数字もない


「おもしろいよねー!夢だからかな。時計見ても数字ないんだもんね。まぁ、夜か朝かわかれば充分だよね!」


元気がニコニコ時計を見る


この人の笑顔ってなんか胡散臭いな‥

てゆーか‥朝?朝!?起きなきゃ!



*********



目が覚め、時計を見ると朝8時だった

‥私の体内時計すごいな‥



なんだろう。寝た気がしない。

二度寝をしたいけど‥仕事に間に合わない‥



仕事いこ‥

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みつけてよ。 @yumesakura

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