迷宮からの脱出



 文化九年十月――夏の風情もそろそろ消え去り、江戸も長雨が続く季節になっていた。

 あいかわらず雨が降り続ける中、貧乏長屋に居を据えた東の元に玄昭医師が尋ねてきていた。

「ようやく腰を落ち着ける事ができたようで何よりです。山崎美成殿も引っ越しの御祝に来る筈だったのですが、どうにも御父上の体の具合が良くなくて今は家を離れられないそうです。私も診させていただいたがもう長くないでしょうな……何しろ歳だ」

「人死にが続きますな……私も平田先生も山崎氏には随分とお世話になってきました。何とも残念です」

 そう言いながら東が差し出した湯呑の中身を飲んで玄昭は一瞬妙な顔をした。茶かと思ったそれは単なる白湯であった。「いやとにかく金がないもので」と東は恥ずかしそうに苦笑した。

「東殿も苦労しておられますな……こう言っては何だが一度大阪に帰るという事は考えてみなかったのですか?」

「私はあくまで平田門人。他の誰の弟子でもありません。師のおそばに居なければ勉学も儘なりませんので」

 東が何か含むところがある口調でそう答えると玄昭は「そうか」と漏らして力無く肩を落とし、そして呟いた。

「彼は果たして蘇るのだろうか」


 八月二十八日に執り行われた織瀬の葬儀は質素なものだった。仏式の最下級のものであった。神葬祭は吉田神道の配下にしか許されていなかったし、そもそも費用が出せなかった。葬儀に参列したのも少数の近親者と弟子だけという寂しいものであった。

 出棺の折、平田家の子供達はひどく泣き喚いていた。「母上をどうしてそんな所に閉じ込めるの。出してあげて」と叫びながら大人達を引っ掻いて回るのを篤胤が涙ながらに押しとどめていた。参列者も涙を禁じ得ない光景であった。

 織瀬の葬儀が終わってからというもの、篤胤はすっかり様子がおかしくなっていた。何を聞いてもぼんやり上の空でおぼつかず、昼も夜も泣いてばかりいた。夜中に大声で叫んで大騒ぎしたり、発作的に堀に飛び込もうとしたのを近所の人々に助け出されるという事件さえあった。

 そのような狂乱状態に陥っていたので当然執筆もまったく進まず、死に物狂いで出版の用意に奔走していた門弟達はここにきてまさかの足止めを食らっていた。

 篤胤の手が完全に止まってもう一カ月が過ぎ、あまりに遅延すればようやく掴んだ出版の機会もこのまま立ち消えかねない情勢であった。


「篤胤殿は今、心の痛手に打ちのめされているのだろう。元々少し不安定なところのある人ではあったが、ここから立ち直れるかは――篤胤殿の言葉を借りるなら神の采配次第でしょう」

「私は平田先生から真の学問の徒の在り方を教わり、生き方を取り戻しました。先生も必ず再起されると信じております」

 東はそう言うとふらりと立ち上がり、雨戸をほんの少しだけ開けて見る。空はどんよりと薄暗く雨足は強くなってきていた。いつ晴れるともわからない天候であった。


                ◆


 いつあがるとも分からない雨音を聞きながら、すっかり衰弱した様子の篤胤が織瀬が長い間臥せっていた寝室に座っていた。

 寝室の床の間には常太郎と織瀬の霊璽が置いてあった。夕方の上に天候も相俟って部屋の中はとても薄暗い。尤もたとえ夏の炎天下でも篤胤にとってはくすんだ景色にしか思えなかった。

 二つの霊璽を眺めながら篤胤は取り留めもなく考え続けていた。

 長男を亡くした時も自分は随分取り乱したが、あの時は織瀬が明るく支えてくれたおかげで立ち直る事ができた。しかしその織瀬ももう居ないのである。

「織瀬……織瀬……嗚呼……」

 篤胤はまた涙ぐみながら袖で涙を拭い、ついでに鼻を啜った。随分憐れっぽい音がズズっと響いた。

 そうしてまた力無く頭をあげると――心底驚いた。

「東君……?!」

 彼の目の前には、いつの間にか東正利が正座していたのである。まるで煙のように現れたかのようだった。篤胤がその事を問おうとしたが、その前に東は深々と頭を下げて礼をしてから静かにこう告げた。

「――苦しんでおられますね」

 その声は声は間違いなく東のものであるのに妙に重々しく感じた。その声に促されるようにして、篤胤は口を開く。

「ああ、苦しい」

 吐き出すような重々しい口調であった。

「我が事ながら随分つらく惨めだ。真の道を追求すればするほど苦界に落ちていくような心持ですよ。母無し子になってしまった千枝子や半兵衛をこれからどうしてやれば良いのか……それに」

 篤胤は一瞬だけ息を呑み、それからまた続ける。

「それに私は学問にかまけるうちに妻まで死なせてしまった。いいや、私の酷使が原因なのだから、私が織瀬を殺したようなものだ……」

 そう口にする篤胤の表情は疼痛に苦しんでいるかのように歪んでいた。断腸という言葉があるが、心の痛みは身体の痛みと同等かそれ以上であった。

「私の学問への希求が、神の道への思いが妻を死なせたのだと思うと、もうとてもではないが学問に打ち込む気になれない。――机に座って筆を執るたびに恐ろしい心地になった。何かが見え、聞きたくない声が聞こえ、不快で堪らない臭いがいつも鼻をついた。君にもいつか話したでしょう。あの牛面人身の坐すラビュリントスの光景だ。――お陰で私はすっかり恐ろしくなってしまった。蜂や蠍に刺されて転げまわる人々や黒煙吹く大地に頭から突き立てられてもがく人々、鉛の服を着せられて吐く息まで重たいと喘ぐ姿、股から二つに引き裂かれて永遠に叫び続ける声……耐え難い臭いと共にそんな情景が四六時中頭の中に見えるのです。よもやあれは死者の世界なのか……」

 暗い寝室の中で篤胤の瞳だけが鈍く輝き続けていた。東は篤胤の話を黙って聞いていたが、やがて口を開くとこう述べる。

「――それは黄泉の国のように思えますな」

「黄泉? ああそうだ。本居大人が説かれた〝夜見よみ〟の光景そのものだ。死者は暗く忌まわしい夜見に囚われ永劫の苦悩に沈むのみ。それは外つ国人が地獄とかインヘルノとか申しているのとも同じ場所かも知れぬ。――だとしたら、だとしたらだ。常太郎は、織瀬は」

 終わりなき苦しみと嘆きの暗黒世界。一切の救いの無い闇。不可知の中にそんな領域が際限なく広がっている事が恐ろしかった。その闇の底に妻や息子が蹲っている光景がもう頭から振り払えなくなっていた。

「――それが本居宣長の説だ」

 その言葉に篤胤ははっとして東の顔を見る。しかし暗がりの中でその表情は分からない。

「しかし平田先生の考えてきた事は違うはず。貴方は世の始まりから霊の行く末まで広く考え抜いてきた筈ではないですか。奥様は本当にあの月のように遠いインヘルノに去ったのか。――その行く末を見極め、愛しいたまを救い上げる事ができるのは、平田篤胤だけなのではありませんか?」

 それだけ告げると東はさらりと立ち上がり、一礼して部屋を退出していく。篤胤はそれを一瞥して見送りもせず(もはや何の関心も無かった)何も言わず呆けたような顔をしながら、たった今言われた言葉について考えていた。

「愛しい霊を……救い上げる……」


 東が路地に出ると一人の少年が向かいの家の軒下に膝を曲げて座っていた。東はニヤリと笑って、自分を待っていたその少年に声をかける。

「――待たせたな寅吉。大事な用があったのでな」

「お師匠様。此処は一体誰の家なんです?」

 立ち上がりながらそう尋ねた少年に対して東は「いずれお主の頼りになる人ぢゃ」とだけ答えると歩き始める。その声は異様に甲高く良く響き、明らかに東の声ではなかった。

 高下駄の音を響かせながら、東ではないその男は少年を連れて去っていった。数日前からずっと降り続いていた雨はいつの間にかすっかりやんでしまっていた。



 ――気が付けばそこは、あの石造りの冷たい通路であった。生臭く不快な臭いが辺りに充ち、空気が打ち震えている。そして目の前にはあの牛頭の怪物が佇んでいた。

 明るい場所から暗がりに飛び込むと何も見えない。だが暗がりを見つめ続けてきた者の目はすっかり慣れて闇をも見通せる。闇の中で耳目も頭も却って冴え、怪物の心音さえ聞こえてくるような気がした。

「……師よ。やはり私は〝安心なき安心〟の中に居る事はできないようです」

 ぼそりとそう口にすると篤胤は怪物と対峙する。それを見た怪物はぎらぎらした目を半月型に歪め、まるで嘲るかのように嗤ってみせた。

 篤胤は吐き出すように続ける。

「だからこそ私は、闇の向こう側を見てみたい。知りたいのです。遍く世界の在り様を解き明かし、人間は何処からきて何処へ行くのかさえ見届けたい。不可知の暗闇に塗り込められた先を、どうしても知りたい。る事こそが私の願い――何も分からないまま恐れ続けるのは、もう耐えられませぬ」

 呻くようにして吐き出される言葉の一つ一つを、牛頭の怪物は可笑しくて堪らぬとでもいう風に身を捩らせて嗤っている。漏れ出すような甲高い笑い声が極めて不快に響く。

 その劈くような声を振り払うようにして篤胤はこう続ける。

「我が国のみならず琉球でも漢土でも朝鮮でも、人を生かしも殺しもする牛の怪物が伝わっている。西洋ではお前はミノタウロスなどと呼ばれているのだろう。お前を捨てて地下に閉じ込めた父親の名を持っているのだったか……」

 その名を篤胤が口にした途端、それまで張り上げていた金切り声のような哄笑がぴたりと止んだ。そうして途端に怪物――ミノタウロスは火のような怒りを見せ、地団太を踏み始めたのである。

「お前は確かに黄泉の国の番人やも知れぬし、地の底から這い出てきては人界に災厄をもたらし続けてきたモノなのかも知れぬ。だが死そのものでは無い筈だ。ミノタウロス、お前は怒りに満ちているのだろう。自分を光の当たらぬ地下に押し込めた世界が憎い。自分の首を斬り落とした英雄が憎い。――そして何より、醜い顔で生まれた自分を見捨てた親が憎い!」

 ミノタウロスの怒声が響き、空気も迷宮も激しく揺れる。そのまま崩壊するようにさえ思えた。

「私にはお前の気持ちがなんとなく分かる。父母は私を可愛がってくれなかった。生まれて来なければ良かったと何度も罵られた。本当につらくて悲しくて、どれだけ経とうが忘れられたものではない。お前と私が何度も相見えるのは似ているからかも知れん。――もしかしたら、何百年か前にお前と出会ったフィレンチェのダンテという男も似ていたのかも知れぬ。いつも義憤と怒りに燃える一方で生まれた時から背負った寂しさから逃れられずにいるような……」

 それだけ述べると篤胤は腰の太刀を抜いて身構え、その刃を怪物に向けた。

 ミノタウロスは湧き上がってくる怒りがいよいよ抑えられなくなったという風な様子で、遂に篤胤に向かって突進してくる。その足で地面を踏み締めるたびに迷宮そのものが大きく揺れ、漏れ出す空気のような甲高い叫声が聞こえた。

 篤胤は刀を握ったまま腰を屈めて身構え、突っ込んでくる怪物の喉元目がけて我武者羅に刀を突き出す。元より子供の頃から筆しか握ってこなかったので武芸は酷く苦手で、咄嗟に思いついた唯一の反撃であった。そしてミノタウロスのあげる雄叫びにつられるようにして篤胤も大声で叫んでいた。

 次の瞬間、突き出した刀にガクリという手応えをたしかに感じた。咄嗟に両眼を閉じていた篤胤は恐る恐る目を開けて辺りを見渡す。眼前に迫っていたミノタウロスは忽然と姿を消していた。篤胤は暗い通路に唯一人、刀を突きだした滑稽な格好のまま立っていた。

 まるで霧か煙のように消え去り、ラビュリントスの空気の中に溶けて消えてしまったような有様であった。

 よく見れば突き出した儘の刀の先端だけから血液のような粘り気のある液体が微かに滴っている。その血を見るとなんともいえぬ嫌悪感を覚え、篤胤は思わず刀を足元に放り棄ててしまった。途端にこの汚濁に満ちた場所の空気そのものが自分の身体に絡みついてくるような感覚を覚え、ひどい嫌悪感を感じた。

 その汚穢に追い立てられるような気持ちになり、篤胤は一刻も早く其処を立ち去りたい気持ちになっていた。しかし彼にはこの暗い通路の前後どちらが出口に通じているのか、そもそも己が何方側から来たのかさえ分からなかったのである。

 ラビュリントスの岩壁は極めて無機質な石造りでどこまでも続いているように見えた。もしかしたら遠い異国の地下にまで通じているのかもしれない。

 ともかく、何の何の手がかりも見いだせなかった。

 その時、篤胤はふっと気が付いた。袖の下に違和感があり、どうも何かがあるようだ。

 不思議に思って袖口から取り出したそれは拳より大きいほどある朱色の糸玉であった。そしてよく見れば、その糸玉からはキラキラとした細い糸が足元に垂れていたのである。

 訝しみながら目を凝らして視線を足元に落とすと、細い糸は地面の上に垂れて通路の奥の暗がりの中へと続いていた。

「何だ、これは……」

 篤胤は怪しんだが、どういうわけかその糸を握っていると不思議な安心感があった。――この糸の先にとにかく何かが在る。それだけは確かだった。

 細い糸を手繰って辿りながら、篤胤はラビュリントスの闇の中をゆっくりと歩き始める。他に縋るべきモノも指針も何一つ無く、糸の伝う先が出口なのか更に深い闇なのかも分からない。ともかく縋るようにして進んで行くだけであった。


 ――今の有様は暗中模索を続けてきた自分の生き様に似ているのではないか。篤胤はそう思った。依る瀬の無い前人未到の闇の中を手探りで歩き続け、遂には掴んだ幸福さえも取り零してしまった。

「私は一体何をしていたのか。何を考えていたのか」

 朱い糸を手繰って歩きながら、篤胤は独り言を吐く。誰も聞いていないだろうが、もしかしたら聞いているのかも知れない。

 亡き人のたまが暗くて遠い夜見(或いは地獄やインヘルノ)に永遠に囚われるという考えが自分にはどうしても承服できなかった。

 本居宣長先生ですらそういう説を説かれたが、自分がかつて確かに「出会った」清々しい光景はとてもそういう説と繋がらなかった。古今の事実とも乖離した机上の説のように思える。そして何より、

「もしも死んで夜見に沈んで終わりだと言うのなら――無意味だ。人間は何のために生まれ、生きるのだろうか? 人生に目的なく無意味ならば、私のように生まれた時からケチがついたような男は何のために生きるのだ」

 ――それに、世界はあんなにも美しく、また奇跡のような出来事が無数に重なり合って成り立っている。自分は顕微鏡で極小の世界を見たし西洋人が証明した極大の天体世界を知ったが、この実感は益々強まるばかりだった。

 考えてみれば地球が成り立った事から人が生まれた事、雨風が吹く事から美味い米が実る事まで、みんながみんな奇跡だ。

 そのような奇跡の積み重なった恵みを戴いて生きる生命が、無為な最期に向かって沈んでいく――或いは霧散して消滅するとか地獄へ落ちるとか――だけなのだとは、篤胤にはどうしても思えなかったのである。

 生命には、人生には意味があるはずだ。生きる事は素晴らしい事で、尊厳と目的が必ずある。

「それを知る事で憂いなく力いっぱい誇らしく生きる事ができる。――人間が皆差別なく持っているたまこそが人の尊厳を証明する。――生は皆尊い。生きる事は素晴らしい。それを証明するには、死後の行方さえも見極めねばならない。――私はあらゆる知識を身に付けて、先人が暗い夜見の中に埋め隠してしまった世界を必ず解明してみせる」

 自らに言い聞かせるように篤胤は喋り続けていた。長い長いラビュリントスを彷徨いながら歩き続けてきた篤胤は、遂に自分を闇の先へと導く一本の糸を見出したのだ。

 やがて篤胤の足が止まる。果てしないと思っていた暗闇に――光が差している。目の前には鉄製の大きな扉が突き当たり、閉じ合わせの隙間から微かに光が差し込んで床に筋を作っていた。そして手繰って来た糸はその隙間を抜け、扉の向こうへとさらに続いていたのである。

 篤胤は一瞬だけたじろいだが、次の瞬間にはもう迷う事無くその鉄の扉を押し開ける。闇の向こうへの好奇心が彼を後押しした。

 鈍い音をあげて開いた扉から眩い光が差し込んで目が眩む。

 溢れ出す光を手で遮り、目を瞬かせながら、それでも篤胤は懸命にその明るい場所を見ようとしていた。

「織瀬! 織瀬!」

 妻の名前を呼び、篤胤は糸を辿りながら光の中を走り続ける。そこに居る気がした。

 亡き人の居る場所は夜見ではない。近しい場所。この世界の何処にでもあるが幽冥ほのかに隔たって見えない場所。そういう場所に居るのではないか。

 霊はこの大地から遠くへ行ってしまうわけではない。暗く寂しい別れなどでは決してない。死は肉体の別れであるが霊の結び付きは途切れない。結び合った霊同士はいつも、いつまでも一緒に居る。たとえ目に見えなくてもずっと傍に。


「――嗚呼! 思った通りだ! これこそが……」


 篤胤はうっすらと微笑み、嬉しそうにそう呟いた。そうしてゆっくりと目を開けた。

 そこは我が家の寝室。雨はいつの間にかすっかりあがっているらしい。篤胤が立ち上がって雨戸を押し開けると、ちょうど雲間から覗いていた夕陽が差し込んでくる。雨に濡れた庭がきらきらと眩しい程に美しかった。世界はどこまでも明るく輝いている。

 一頻り輝く庭を眺めた後、篤胤は嘆息するように息を吐く。それから随分と使っていなかった自分の書斎へと向かっていく。

 そうして長年愛用している文机につくと墨を摺り筆を握り、辺りをぐるりと見渡す。

「もう大丈夫です――見ていて下さい」

 それだけ言うと、彼は長い間滞っていた著作の執筆を再開した。それは織瀬が称賛してくれた『霊能真柱』の原稿であった。


 彼はついに、自分の傍にずっと在ったモノの形を掴みとる事に成功した。

 そうしてラビュリントスを抜け出したのである。

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