異なもの ①
私は 先月の連休に、旅行へ行ってきました。その事は 別の作品
『マーマレードの瓶の蓋』の 「旅たび」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882256113/episodes/1177354054882637247
こちらで 書かせて頂いています。
この旅行は ショッピングセンターで買い物をしたら、応募券がもらえて 出してみたら、優待料金で参加できますよというハガキが届いて。
旦那様に 尋ねたら「行こうか」という事になって。だけど 私は、年明けから ずっと塞ぎ込んでいて、かと言って キャンセルする気も起らないという状態。せっかくだし、気分転換になるだろうから 行ってみよう!っと、奮起したのに。
出発前日から 地元では雪が降り始めて、当日朝 がっつり雪が積もって
『これでも決行されるの??』
と 不安気に集合場所へ行ったというツアー旅行です。
地元よりも 南の方へ向い、途中からは 雪も無くなって。現地は 背中に浴びる陽で、暑いと思った程 天気が良くって、心のモヤモヤが 消えて、来て良かったなと思いました。
それから10日程後に、いつもお世話になっている お店へ行き、店主にお土産を渡すと。
「最近
と言われた。
『いや そうでもないと思うけど?』
「この前 別のお客さんにも、連休にココ行ったって お土産もらったんですよ」
『あぁ~ じゃぁその人も、このツアーで一緒に行ってた人じゃない?』
と言うと
「いえ そのお客さんは、家族と 自分の車で行かれたんですよ」
『あ!
「何か大きい車で行ったって言ってましたよ」
『そうそ!黒い大きいバン』
「色はわかりませんけど、今度 お客さん来たら、聞いておきますよ」
『いやぁ だって、何で ココで
「なら そうかもしれませんね」
―――――
それから 3週間後、またお店へ行くと
「この前言ってた 黒いバン。やっぱりお客さんのでした」
『でしょぉ~』
「向こうも 何でこんな所で、
『私も思ったもん』
何だか不思議な話です。
連休だったから 行楽地で出くわすのはある事かもしれません。だけど そんなにメジャーな所でも無い感じ。距離にして ココから350キロちょい、東京駅からなら 名古屋駅へ行ける位離れた所での話。
それも あんなに地元では雪が降ってて、決行されるかも危ぶまれた様な日。そのお客さんも 宿を取ってあったから、何が何でも行かれたんだとは思いますけど。
それと 私がその車を見たというのも、偶然な感じで。
私は窓際席に座っていて、先に説明した通り。とても天気が良い日だったから 私側の席の殆どが、カーテンを引いていて あまり外を見る人も無かったと思います。
山の細い道を 大型観光バスが、ウネウネ走って。対向車が譲っていたみたいで
『こんな狭い道を すごいなぁ~』
と カーテンをチラっとめくって見てみたら、その対向車線の車が
『
と言って、旦那様も 覗き込んで見たけど、通り過ぎた後だから 確認しようがなかった、でも 確かにそうだった。
あの時 わざわざ見たっていう、私の行動も 不思議だったなぁ~
まぁ このお店へ、私が行く事になった経緯だって 不思議だから。
『カクヨム』へ登録したのは、その話を書きたいと思ったからだし。
まだ書けて無いけどw
とにかく 不思議な事が起こるお店です。
―――――
異なもの ② へ続く
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