短い話なのに、ズドンとのし掛かってくる重み。残酷さ、悲しさ、虚しさ、卑劣さ。主人公はただ、トラックを運転しただけ。それだけで、彼は一生の苦しみを背負うかもしれない。トラックの積荷に運ばれたもの。ものと言っていいのか、なんて呼べばいいのか。私にはわからない。悲しい事実は、変わらない。凄い作品が読めて、嬉しいです。ありがとうございます。
短い文章の中に、とても深い内容が詰まっています。悲しくても怖くても忘れてはいけないこと。今は知ることが大切。
彼は言われるがままにトラックを運転するドライバー。荷物の事など知った事ではないと己に言い聞かせる彼の行き先と、運んだものの正体は。 私はその結末と、己の無知に衝撃を受けました。 サクッと読める分量なので、是非。